きょうの返却本 (ダライ・ラマ)
|
2012. 2. 9.(木)
借りた本の返却で図書館に行ったら
1階で 「東北ふるさとCMフェスティバル」 というのを開催していました。
各県の「ふるさとCM大賞」の東北地区の発表会らしい。
チラリと覗いて 3階の図書室へ…。
エスカレーターの踊り場からは 楽屋口の風景が見られるのですが
司会の渡辺徹さんや お姉さん達の様子が ガラス越しに見えましたよ…。
--------------------------------------------------------------------------------
きょうの返却本
↓
ダニエル・ゴールマン
ダライ・ラマ 「なぜ人は破壊的な感情を持つのか」 (株)アーティストハウス ・ (株)角川書店 2003年 破壊的感情を制御し心安らかに生きるという事は人類永劫のテーマである。
宗教と科学とは対立するものと捉えられがちだが、そのような固定観念を棄て
人間が幸せになるために何が必要かを見出すためのセッションの詳細な記録。 ---------- 感じた事 まとめ ----------
ダライ・ラマの自宅で5日間に渡り催された科学者達と法王の討論をまとめたもの。
単にその様子を記録した訳では無く ダライ・ラマや科学者一人ひとりの 過去の業績なども織り込まれており 素人の私でもわかりやすく感じた。
まるで自分が傍聴席に座って 討論の流れを見ているよう…。
科学の発展で 物質的豊かさや医学的な進歩など その恩恵を受けながらも
現代科学は「心」を置き去りにしてしまった。 そして 2011年3月11日 …。 3月12日から立て続けに起きた原発事故 …。
まさに今 私たちはその反撃を食らい 人間不信に陥り 生命の危機も感じている。
個々の不満や怒りは 自分自身で解決出来ないものかと考える前に 何かターゲットを見つけ 自分以外のモノに責任転嫁する行動で 満足しようとしているようにさえ思えてしまう…。
反省し建設的な考えをする事を忘れてしまった所もある。
破壊的感情の暴走が 不特定多数の人々に苦難を与え
次第に全地球的規模で「心」が崩壊していくのではないか… と
危惧している私にとって とても興味深く参考になる読み物だった。
瞑想の実験で脳の分野の働きがわかるという最初の話は
すぐにでも真似出来そう…。
「前頭前野」の「右」が活発に活動し極端な人は
臨床的躁鬱か不安症を患う傾向で
不安を訴える鬱状態では 高レベルな活性化が見られるらしい。 「前頭前野」の「左」が活発になるという事は 気分を高揚させ機嫌が良くなる傾向で
『あわれみ』の(他人の幸福を望む)行為・感情の時 幸福の状態を作り出すらしい。
過去の記憶から楽しい出来事を思い出すとか 面白い映画や 心温まる映画を見た時
「前頭前野」の 比率では「左」が活発になっているらしい。 チベット仏教の高僧でありながら科学に興味を持ち
宗教(東洋的哲学)と科学の目指す目的(「真実とは何か」を探求する)が 同じであるという考えから
西洋哲学・東洋哲学と 科学の実証性を結びつけ
良い事は認めようとする試みに対し
特定宗教の信者では無い私は ダライ・ラマの姿勢に共感する。
↑
以上は 私の個人的な意見ですので 興味のある方はご自分で確かめてみてくださ〜い
------------------------------------------------------------
《 会議参加者 》
ダライ・ラマ
チベット仏教の精神的指導者 1989年ノーベル平和賞受賞 西洋科学についての造詣が非常に深い
ダニエル・ゴールマン
作家 ジャーナリスト
今回の会議を企画し、司会進行を務める 著書「EQ―こころの知能指数」は世界的ベストセラー
オーエン・フラナガン
哲学者 デューク大学哲学科長
心理学と神経生物学の教授も務める 変わり種の哲学者 マチウ・リカール
チベット僧 フランス生まれ
ヒマラヤ旅行をきっかけに僧侶となる ダライ・ラマの仏語通訳も務める ポール・エクマン
心理学者 顔の感情表現の世界的権威 カリフォルニア医科大学人間相互関係研究所所長 リチャード・ディヴィッドソン
神経科学者 脳と感情の関係を研究 ウィスコンシン大学マディソン校の情動神経科学研究所所長 ジーン・ツァイ
心理学者 ミネソタ大学心理学部助教授 文化と感情の相互作用を研究 マーク・グリーンバーグ
心理学者 ペンシルヴァニア州立大学人間発達促進予防研究センター所長 社会的感情学習プログラムの開発者 フランシスコ・ヴァレラ
神経科学者 「心と生命会議」創設メンバー パリ国立科学研究センター研究長 認知と意識の生物学上の構造を研究 アチャン・マハソムチャイ・クラサチット
タイ高僧
特別ゲスト
マハチュラロンコーン仏教大学で仏教と比較宗教学を教える アラン・ウォレス
仏教学者
今回の会議の共同企画者・通訳者 第1回「心と生命会議」より参加 インドとスイスの僧院で修行を積む トゥプテン・ジンパ
チベット僧 ダライ・ラマの海外旅行にかならず随行する首席英訳者 チベット古典研究所所長 ---------------------------------------------------------------
amazon レビュー
↓
|
トラックバック
トラックバック先の記事
- トラックバック先の記事がありません。