Bontakaのブログ / from Duesseldorf

'09年7月11日開設。宜しくお願いします。【お友達もコバマズ大募集中!】

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8月25日(土) 第1回、脱原発アクション・デー デュッセルドルフhttp://blogs.yahoo.co.jp/bontaka1/23610652.html )  仙台からデュッセルドルフに避難中の方のスピーチです。
 
ドイツ語版は次のページに掲載します。
「日本から避難してきた理由」
 
私達は、福島第一原発から100kmに位置する仙台という街で、無農薬食材を使用するレストランの経営をしていました。良いお客様がたくさんいらっしゃってくださり、経営も順調だったのですが、3.11の震災で全てが変わってしまいました。地震での破損被害はあったものの、津波の被災からは逃れられましたが、スタッフの中には実家が流されたり、実家が放射能汚染の避難区域ぎりぎりの所だったりと、震災の爪痕がごく身近で現れていました。しかし、地震や津波による被害の物理的な復旧については、時間の経過と共に良い方向に解決されていくものと思います
問題は福島第一原発の本当の状況と放射能汚染でした。震災のショックにより、仕事にならず、レストランのスタッフも実家に帰るなどしてばらばらになってしまいました。食材の調達にも明るい兆しはありません。
 
私達は悩みました。当時の事を今振り返ると、まず朝一番で風向きをチェックし、線量を測り、日々安全な水や食料を必死に探し求め、出来るところは除染をし、放射能をなんとか避ける方法を模索し、とにかく子どもを被曝させないように、細心の注意をはらって生活していました。昨年の夏、37度の蒸し暑さの中で、窓も開けられず、エアコンもかけられずにいた事を思い出します。私達にとっては、その行動は親として誰もがすることだと思っていましたが、周りを見渡すと、「国が安全だって言うんだから大丈夫」「そんなこと気にしてたら何もできなくなるし食べられなくなる」「人間いつか死ぬんだしそれまでの人生、楽しまないと」などと投げやりな無責任な声が聞こえました。
 
住む場所を選べない子供を守る事が、親である私達の最優先課題であると確信している私達にとって、日本で安全に健康に子供を育てることは、私達にはもう限界だと判断し、海外に避難する決意をしたのでした。以前からドイツには惹かれるものがあったのと、東北で毎日のように余震が続く時だったということもあり、娘を守るためなら一からやり直す覚悟で、道は開けると強く信じて、すでに脱原発宣言をしたこのドイツにやって来たのでした。
日本に残ることを決めた人達から、もし、日本の食べ物が全て汚染されたら、ドイツから送って欲しいとも言われました。それだけ当時は本当に切羽詰まった状況でした。
 
今、ここで普通にマスクもしないで外に出られること、思いっきり深呼吸が出来ること、安全な野菜を食べられること、多くの方々に助けられたこと、ドイツの方々の優しさと笑顔に癒されたこと、そして今、ここでこうして立って居られること、私達にとって毎日が感謝の連続です。本当にありがとうございます。

私は、東北に残してきた親兄弟と仲間達に、そしてかつての私達のように日本で安心して普通の生活が出来ないで困っている人々に対して、何かしなければと常に思っています。日本国民の70%以上が望む脱原発、このドイツからの声が届くことを心から願います。そしてこの声がいずれ、より大きくなって日本や世界に響き渡り、脱原発の大きな流れになってほしいと思っています。原発廃止は人々の願いであり、地球の願いです。
今ここで原発を全て廃炉にしたとしても長い間冷却処理をしなければなりません。使用済み燃料からも放射能が出続けます。核廃棄物の保管場所も決まっていません。現場で働く作業員も次々に被曝していきます。再稼働などと言って54基もの原発から出る放射能汚染水を、また懲りずに海に流すつもりなのでしょうか?また、日本には再び大きな地震が来るという研究機関の予想もあります。自然エネルギーの研究もどんどん進んで実用が可能なところまで来ています。原発はいらないのです。
これからこの地球で生きていく子供達に対して、私達が出来ることは、原発をまずこの地球からなくすことではないでしょうか?今回の福島の事故を教訓にして、安全なエネルギーにシフトするという方向転換が出来なかったら、子供達に本当に申し訳ないです。
 
3.11は何を意味しているのでしょう。私達は子供の子供の子供のことまでも考えていかなければなりません。原発がある限り、被爆労働者と空気と水と土壌の汚染、放射性廃棄物の処理、そして核兵器を生み出すなど、いろいろな問題が続きます。隠されてきた闇が明るみに出た今、みんなで生き方を変えて生きていきましょう!それぞれの力を美しい地球の再生のために使っていきませんか!よろしくおねがいします。

 
私たちは活動を続けていきます。秋には日本脱原発を訴えるデモ行進
デュッセルドルフ計画中です。
 
ご一緒に次の一歩を踏み出してみませんか!

 
Atomkraftfreies Japan ̶ SAYONARA GENPATSU Düsseldorf
発起人:藤井 隼人・フックス 真理子・Bontaka
sayonaragenpatsu@hotmail.com

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