アブソリュートに呼び出しをくらいました。
『とにかく、SXVの具合を見に来てごらん』と。。。
取り敢えず、こんな状態
モタードマシン最高の、エンジンの降ろしやすさで知られるSXVですが、見事に骨と足だけになっていました。
レースユースでは、15時間の走行でオーバーホール推奨のエンジンを、ほぼ1万キロ使い込みました。
エンジンオイルはかなり頻繁に変えていましたし、ギアオイルもそれなりに変えていました。
ただ、おそらくSXV450としては、日本一、いやもしかしたら世界一長い時間酷使されてしまったエンジンかもしれません。
さすがに色々なオイルシールからオイルが滲みだしてはいましたし、パワーも落ちて来ていましたが、快調にここまで走っていました。
納車前に日本でリビルドされていたとは言え、SXV450のエンジンはここまで使っても大丈夫だったということです。
550のお陰で、SXV=壊れるという悲しい評価になってしまい、排ガス規制も有って日本に入って来なくなってしまいましたが、SXV450はとても丈夫なマシンだという事を証明出来ました。
大げさな事を言っていると思われるかもしれませんが、これからご覧する写真を見れば、その凄さが判ります。
というか、こんなになっても回っていたんだなということです。
因に、こんなになってしまった主な原因は、他の人に比べてクラッチを多用する僕が、ジムカーナという競技専用で使っていたということです。
普通に乗っていたり、サーキットゴッコをしていたら、ここまで酷くはならなかったのではないでしょうか?
では、解剖写真をご覧下さい。
カブリまくりのリアシリンダヘッドはこんなかんじ
上が前、下が後のピストン
圧縮が上がりそうな程に盛られています
クラッチのスラッジでギトギトのギアボックス
クラッチのスラッジで固着寸前のベアリング
左のドナーエンジンのものと比べて下さい
スナップリングの溝みたいなものが3本入っていますが
硬化したオーリングに削られちゃったみたいです
クランクは、思った程酷い状態ではないですが
新品があるので変える予定です
2日灯油につけ込まれたギアボックスの中身
ギアはこのまま使うと少し心配な状態なので
ドナーエンジンのモノに交換することになりました
と、普通では考えられない状態のエンジンでしたが、ドナーエンジンのお陰でなんとか良い状態に戻せそうです。
ただ、ベアリングとオイルシールを全取っ替えなので、金額がドーンと跳ね上がりそうですが。。。
因に、VTR250のそこそこの中古車が1台買えそうな感じですかねぇ。
マフラーの中で仕切りが外れてガランガラン言っていました
アイドリングでお尻の下から『ビンビンビン』という音がしていた原因はこれだったんですね
お金の問題はさておき、ギリギリ開幕には間に合いそうですが、今度からは、もっともっとマメにオイル交換してやらなきゃいけないなと思いました。