ばっちぃの戯言

月一更新ですが見捨てないでください(´∇`)

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♪グルーブ♪

★グルーブという言葉は、音楽の三要素のうちのひとつ「リズム」に関しての言葉である

★日本語だと「ノリ」が一番近いだろう

★grooveをinfoseek英和辞典で引いてみると…

━━ n. (木・金属に彫った)細いみぞ; (レコードの)針みぞ; わだち; 常道, きまり, 慣習; 適任; 絶好調.

・in the groove 〔俗〕 最高調で[の]; 最新式の; 実にうまく演奏する[された].

━━ v. みぞを作る[になる]; 〔俗〕 大いに楽しむ.

★「ノリ」どころか音楽的な意味合いはあまりない

★慣用句の「in the groove」にその片鱗があるくらいか?

★じつは、「レコードの溝」の英訳を調べていて、「groove」だと知り、このエッセイを書こうと思い立ったのである

★グルーブはリズムを一拍で考えた場合、「ハネる」「ハネない」の二通りがある

★擬音で表現するとチキチキとチッキチッキだ

★チキチキはイーブンと呼ばれ、チッキチッキはスウィングとかシャッフルやハネなどと呼ばれている

★グルーブは簡単に言うとこれだけなのだが、チッキチッキの方は「キ」のタイミングが無限にある

★そして更に、それに対して他の楽器がどのようなタイミングで演奏するかで、全体としてのグルーブが出来上がる

★ドラム一人でも、シンバルに対してスネアーを微妙に遅らせたり、バスドラを早めに踏んだりして、
グルーブを作り出したりもする

★先日スティーブ・ガッドのドラミングを、エリック・クラプトンのDVDで観る機会があったのだが、
スローなナンバーでのスネアーの叩くタイミングの遅さに、改めて感心した

★「百聞は一見にしかず」とはよく言ったものだ

★映像だけで観ると、あまりにズレていて、逆に「こいつってヘタ?」と思ってしまうかもしれない(^-^;A

★「プレイしているときは、共演者の目は見ても、手元は見ない方がいい」と言うことがあるが、
それは視覚によってリズムを惑わされてしまうからなのだ

★ジャズの場合、シンバルレガートというものがある

★シンバルの擬音で一小節を表現するとチーンチッキチーンチッキだ

★楽譜嫌いの人のために図式化すると

●○○●○●●○○●○●

の黒丸のところでシンバルを叩くのだ

★ところがドラマーには、「どんなテンポでも一拍を3つに分解して叩く人」と、
「速いテンポでは2つ割り気味、遅いテンポでは4つ割り気味に叩く人」がいる

★後者を図式化すると

≪速いテンポ≫
●○●●●○●●

≪遅いテンポ≫
●○○○●○○●●○○○●○○●

※実際にそうだというのではなくあくまでも「気味」である

★何故、そうゆうことになるかと言うと、

●○○●○●●○○●○●
−−−−−↑−−−−−↑

「↑」のところをそれぞれ『2の裏』『4の裏』として捉えるのではなく、
『3の前打音』『次の小節の1の前打音』として捉えているからだ

★「前打音」とは↓の、音符の前に付いている装飾音と同じで、テンポにはあまり左右されない

     イメージ 1

★だから、速いテンポだとタイミングが前寄りになり、遅いテンポだと後寄りになるのだ

★前打音付きの一拍を◎として図式化すると


ということになる

★擬音で表現すると、前打音からッキチーンチッキチンチッ(キ)である

★先に説明した「3つ割りタイプ」と比べて、どっちが楽だろう?

●○○●○●●○○●○●

★1・2・3・4…と拍のタイミングをしっかり取れるのは、「前打音タイプ」である

★「3つ割りタイプ」は細かく捉えている分、難易度が高い

★楽して上手くなろうという人は「前打音タイプ」

★だから、若いときから活躍しているジャズドラマーには、このタイプが多いような気がする

★一拍を一つで考える前打音タイプの方が、リズムが揺れにくいため、重宝されるかららしい

★しかし、フォービート以外が苦手になってしまうという欠点もある

★ヘタというのではなく、「3つ割りタイプ」の人のほうが数字で割り切っているため、
イーブンの「2つ割り」「4つ割り」が上手いということだ

★イーブンとハネ(フォービート)を並行させて上達させ、
その能力が偏らないように維持することは、
ドラムだけではなく他の楽器を操るばっちぃたちにもたいへんな作業である(^-^;A

★バンドのグルーブに関しては、おのおのの楽器の位置関係の問題であるから、
一人に対して「お前は、グルーブが悪い」などと言ってしまえる問題ではない

★若い頃のバンドの解散原因に多いが、そこら辺がまだ無知なのだろう

★歳を重ねてくると、自分と一緒に演ってグルーブを出せる人を選んで演奏するようになってくる

★また、組み合わせで「このドラムとは合わないなぁ」と思っていてもベースが代わったらしっくり来るなんてこともある

★つまり全体の相性の問題なので、それが判っていれば、
バンドが解散して再編成をするとき自分だけ誘われなくてもそんなに気にはならないものだ

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