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最上新庄和算の旅

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先日新庄を訪問したのは,ほかでもない,新庄藩士にして関流和算家の安島直円(あじまなおのぶ)の顕彰碑を見るためでした。
その顕彰碑がどこにあるかもちゃんと調べず,いきあたりばったりに戸沢藩主の墓地などを探してみたのですが,なかなか見つけられませんでした。

いったん市中に戻り,「ふるさと歴史センター」を訪れて職員の方に訊ねたところ,あちこちを調べていただき,もうひとつの戸沢藩の墓地である桂岳寺にあることが分かりました。
ふるさと歴史センターの方々に感謝です。

さて,安島は終生江戸詰の新庄藩士でしたが,関流を学び免許皆伝を受けて,四代目の宗統(四伝)となった人物でした。
業績としては,弧背術などによる円理二次綴術の発見,一般の二項級数展開による綴術,傍斜(二円間の共通斜線)術,対数表の作成などがあるそうです。*
う〜む,内容はまったくわかりませんね。
*「山形の和算」編集委員会,山形の和算,山形県和算研究会,平成8年

山形の和算家としては,会田安明が著名ですが,安島もそれに次ぐ独創的な和算家となります。
そのことを忘れず,立派な顕彰碑を建てた方々がいるとは,何とも山形は素晴らしい土地柄だと思いました。

写真上:安島直円の顕彰碑(新庄市,桂岳寺近郊)
写真中:顕彰碑付近から見た新庄の景観
写真下:ふるさと歴史センターにあった複製算額

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