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今宵はA. Le Coq's Imperial Extra Double Stout(ア・ル・コックズ・インペリアル・エキストラ・ダブル・スタウト 2001;イギリス/東サセックス)を飲みました。330mL、アルコール度数9.0%、原材料;麦芽、ホップ。初期比重1.099。IBU 50。
インペリアル・ロシアン・スタウト(※)。ボトル・コンディション(瓶内醗酵・瓶内熟成)されています。
ブランデーのような香りが強い。干し葡萄のような香りが非常に豊かです。微炭酸。味は、焦がした樹木のしっかりした苦味が一貫して印象的。酸味も若干あります。この苦酸っぱい味わいの中に、干し葡萄のような甘みが入り混じっています。後口は炭のような味が舌に残ります。体が飲んでいるうちに熱くなってくる麦酒。これは好きな人にはたまらないでしょうね・・・。
A. Le Coq とは、ベルギー生まれのAlbert Le Coqのこと。19世紀にイギリスに渡り、インペリアルスタウトを醸造したことで知られ、1900年代には、ロマノフ朝皇帝ニコライ2世にこのスタウトを醸造するよう招聘されました。1912年には現在のエストニアに位置するリヴォニア(Livonia)に移住し、タルトゥ醸造所を作ったことで知られています。(5年後のロシア革命を機に、1921年、ボリシェヴィキにより、あえなく国有化されるに至ったのだが・・・)
このロシア・ロマノフ朝末期に愛された伝説のエールを現代に甦らせたのはHarvey's & Son(ハーヴェイ&サン)。同社の歴史は1794年にまで遡ることができ、現代まで7世代にわたって家族経営されている老舗醸造所です。なお、ハーヴェイ&サンは、ワインのインポーターとしての側面もあることを付け加えておきたいと思います。
ハーヴェイ&サンHP
http://www.harveys.org.uk/
※インペリアル・(ロシアン)スタウト
帝政ロシア時代に体を暖める為に飲まれていた、高アルコール度数のスタウト。元々、バーレイワインと呼ばれるアルコール度数の高いエールの一種であり、特にイギリスからバルト海方面に1780年頃から輸出されたものを指す。ロシアの女帝エカテリーナ2世が心酔したことが有名。代表的な銘柄は、18世紀に盛んに作られた「バークレー&パーキンス・インペリアル・スタウト」で、これは、1990年代までジョン・スミス醸造所が「インペリアル・ロシアン・スタウト」という名で作り続けていた。
No.416_Courage Russian Imperial Stout
http://blogs.yahoo.co.jp/brillat_savarin_1/24380204.html
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微炭酸で干しぶどうのような味って惹かれますね。ロシアなど寒い地域では、体を温めるアルコール度数の高いお酒が好まれますね。
2007/2/12(月) 午前 8:28 [ bam*e6*0729 ]
bamseさん、この麦酒は本当に体の温まるものです。中々苦々しい味わいですが…。
2007/2/12(月) 午後 5:14 [ brillat savarin ]
へ〜こういったビールもあるんですね。所変わればですか。いくら寒い国とは言え、夏は暑いからその時はどんなビールを飲むんだろうか?って想像しちゃいましたよ。
2007/2/13(火) 午前 7:08
ジンさん、これはどちらかというと伝統的な品ではありますが、スタンダードではなく、もはや珍品の部類です。ロシアの売れ筋はやはりバルティカシリーズで、私たちと同様、ラガービールが好まれているようです(下記、No.0052を御参照ください)。 http://blogs.yahoo.co.jp/brillat_savarin_1/1764899.html
2007/2/13(火) 午後 7:28 [ brillat savarin ]