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毎週水曜日は山の上の博物館の休館日です。
16日の休館日にアンティークオルゴールのメンテナンスを行いました。
週に一度はからくり人形とオルゴールのゼンマイを全て開放しています。オルゴールも人間と同じで、常にゼンマイを巻いたままでは調子が悪くなってしまうのです。
でもそれだけではオルゴールの疲れを取り除く事ができません。そこで、一年間に6回ほど大阪にあるアンティークオルゴール修復会社「榎屋」のN氏が来てくれるのです。
博物館に収蔵しているオルゴールは皆100歳以上。
最長老は150歳です。
生まれたのはちょうど、日本にペリーがやって来た頃になります。
「なんだか関節がいたい・・・キシキシ音がなる・・・」
「一週間くらい前からずっと寒気と吐き気がするの。」
「ピヨヨヨ ピヨヨヨ ビヨヨヨ ブヨヨ ブヨ ブヨ あれれ??」
「何もする気がおきない、疲れちゃった。」
N氏はそんなオルゴール達の様々な不調の一切を診てくれるのです。
オルゴール達にとってはお医者さまといったところでしょうか。
ずっと以前から倉庫に眠っていた紙腔琴があります。
紙腔琴は明治17年(1884)に戸田欽堂(1850-1890)によって発明されました。
戸田欽堂は幕末の大垣藩主戸田氏正の側室の子として生まれましたが、明治維新後アメリカに留学しキリスト教の伝道と自由民権運動に奔走します。日本最初の政治小説「情海波瀾」は欽堂によるものです。
欽堂とその仲間によって設立された楽器店「十字屋」(現在も銀座にあります)。
そこで作られたのがこの紙腔琴なのです。
箱の中にはフイゴが入っていて、巻物状になった穴の空いた曲譜を通して演奏します。
永い眠りから覚めた紙腔琴・・・
恐る恐る蓋を開けるとフイゴの痛みが酷く、どうやら新しいものに取り替えなければならないようです。
N氏曰く、革は何でも良く、アイロンで型を付けれるんですよ。との事。
さて、明日から修復に取り掛かるとしましょう。
私はお医者さまになれるかな?
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すごい技術者の方ですね。後継者はいらっしゃるのですか?技術分野で、よく技術が継承されていかない話しを聴きますので、もったいなく心配です。副館長が継承者???
2007/5/22(火) 午前 7:21 [ bear2006bear ]
私は、鳴り物博物館を主催している及川と申します。紙腔琴と紙調琴とは違う品物です。当館には、実物が両方ともあります。
2009/9/29(火) 午後 5:50 [ uhi*34*3200* ]
及川さん、はじめまして。
とても勉強になりました、ありがとうございます。
紙調琴にも興味がありますので、
機会がありましたら鳴り物博物館へも是非伺いたいと思います。
2009/9/29(火) 午後 6:09 [ BRINAIL ]
当館では、ホームページを開いております。「鳴り物博物館」でヒットしますので、お時間が取れるときにでもご覧ください。
2009/9/30(水) 午後 4:28 [ uhi*34*3200* ]
及川さん、こんにちは。
先ほどホームページを拝見しました。
伺える機会がありましたら、縄文時代の楽器を
是非拝見させていただきたいです。
2009/10/3(土) 午後 2:11 [ BRINAIL ]
鳴り物博物館近い・・・。友達、東久留米市だし、誘っていって見よーかなー。銀座十字屋、創設者の欽堂は先祖ですけど、紙調琴知りませんでした(笑)戸田氏栄の子孫でありますけど、
2011/7/20(水) 午後 9:05 [ 奈々 ]