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風邪をひいてしまった。
で、
「欧州で漢方は手に入りにくいから、ハーブだよね。じゃエルダーフラワーのコーディアールよねぇ」
と思い立ち、アイリッシュ&スカンジナビアの食料品店へ。
エルダーフラワーのコーディアルとは、要するに花のエキス。
水で薄めてジュースみたいにして飲む。
普段から飲んでいても老化防止になるし、風邪の引き始めにいいよ〜とロンドンにいたころ、英国人の友人に教えてもらった。
ロンドンだと大抵のスーパーで売っていたように思うけれど、なぜかブリュッセルではあまり見ない。
なので、アイリッシュ&スカンジナビアの食料品店に行くことにしたのだ。
この店は、アパートの上の階にすむデンマーク人のTちゃんから教えてもらった。
うちから歩いて15分ぐらい。アイリッシュパブが何件か並ぶ、英語が大手を振っている通りだ。
さて、お店にはアイリッシュなまりの英語を話すおじさん。
一見、無愛想だけれど、実はなかなかに親切だ。
ない品は次に来るとちゃんと入れていてくれたりする。
まずエルダーフラワーのコーディアルをゲット。
スウェーデン産かな。ビンが可愛い。
で、この店に来たら、やっぱりバターよね〜。
何を隠そう、私は無類のバター好き。
子供のころはお歳暮でもらった小岩井のバターの1ビンを嘗め尽くし、母に叱られたことがある。
(そう、ただ何もつけずに、なめた)
ときどき、雪印のバターも、親に知れないようにそっとナイフで切って、そのまま食べてたし。
炊きたてのご飯にのせて食べていて、やっぱり親に止められたことも。
おやつにバター。
さすがに年齢があがると太るのが気になるので、それはやめたが、バター好きは変わらない。
で、日本で気に入っていたのが、広島アンデルセンで扱っていたデンマークのバター「Lurpak」。
アンデルセンというと、リトルマーメイドや青山のアンデルセンを思い浮かべる人が多いと思うけれど、この会社、実は私の出身・広島が本社(タカキベーカリー)。
社長さんが昭和30年代に欧州を視察してダニッシュペストリーに感銘を受け、早くからデンマークのお菓子やペストリーを販売してくれたおかげで、私たち広島っ子はパンやバターにはちょいと口がこえている。
くだんのLurpakは程よい塩加減、クリーミーさ、どれをとってもGOODである。
アンデルセンで今でも扱っているかもしれないので、見つけたらぜひ、お試しあれ。
一方、残念ながらブリュッセルのバターは今ひとつである。
クリーミーさ、コク、どれをとっても足りないの。
で、このスカンジナビアの店でおじさんに
「美味しいバター、ありますか」
といったら、おじさんの目が一瞬、きらーん!と光り
「これを試してごらん」
といって勧められたのが、上のスウェーデン(と思う)のバター。
これが! すごく美味しい!
世界のバター好きの心をわしづかみにする味わい、柔らかな舌触り。
ううむ・・・これはスゴイ。
まったりとしてコクがあり、それでいて少しもしつこくない・・・っ(←古いな)。
デンマークのバター、そしてスウェーデンのバターのこの実力。
一緒に買ったヨーグルトもかなり美味しかったし。
どうやら北欧近辺は乳製品がうまいらしい。
やるな、北欧の牛。
レジで
「おじさん、これ、めっちゃ美味しいよ! これぞ私の求めていたバターだよ!」
って言ったら、おじさん、すごく満足げに
「そうだろう、そうだろう、みんなそういうんだ」
とにやりと笑った。
美味しい・・・でも美味しさあまって1週間で1パック、食べてしまった。
うぬぅ。今はこのバターをいかに食べ過ぎないようにするか、が私の課題なのだった。
追記:風邪は1週間近くかけてようやく治りました。ご心配いただいてありがとうございました。
写真1枚目:スウェーデンのバターとエルダーフラワーのコーディアール
2枚目:おすすめデンマークバター
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