グルメへの道
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ご近所イタリアンに食事に行ってカルパッチョを頼んだらお店の人が
「トリュフをおつけしましょうか」
と仰った。
あぁ、そういえばマルシェにもトリュフが売ってたっけ。
ジビエ、トリュフ、ムール貝、生牡蠣、マロンあたりが旬となりまする。
で、先ほどのサジェスチョンにK1君が「うぃ!しるぶぷれ」と即答してやってきたのがこちら。
うえにのってる、ひらひらした奴がトリュフね。
正直・・・ううむ・・・・同じ、キノコにお金を出すんなら
マツタケのほうがいいような。
美味しいよねぇ、マツタケ。
土瓶蒸しとか出てきたら、私はきっと泣く。
でも、この日は前菜で出てきたイタリア産水牛のモッツァレラのほうがトリュフより私は感動した。
クリーミーでコクがあって。ワインがすすむのなんの。
ミラノで食べたときも美味しかったもんなー。
残念なことに、私は自分はグルメではない、と思う。
坊ちゃん育ちのうちの父は結構なグルメで私が大学生以降、いろいろいいお店に連れて行ってくれたのだが、父の努力のかいなく、私が執着するのは、トリュフとか、ふかひれとか、ツバメの巣とかじゃなくて、↑みたいなどがんとしたチーズとか、水餃子とか、そういう庶民の味なのだ。
でもベルギー人は、グルメだよなぁって思う。
少し前の話なのだが、「トリュフノワール」というレストランで、フロマージュ(チーズ)とポルト酒の会に参加した。
ポルト酒は昔、ポルトガルに住んでいたK1君の趣味なのだ。
仕切っていたのは、ロブという高級スーパーと、コリュリートという安売りスーパーの両方でワインのコーディネートをしているセバスチャンさん(という名前だったと思う。もちろんこのレストランのワインコーディネートも彼がやっている)。
10人足らずの小さな会で、オールフランス語(しかも特殊な単語多し)なのでK1君はよくても私にはかなり厳しいものがあったのだが・・・。
こういう年代もののポルトががんがん出てくる。人生で飲んだ最高にうまいポルトだった!
このセバスチャンさんが選んだフロマージとの組み合わせがすごかった! (手前の皿ね)
彼がこのポルトにはこれ!と1つずつ選んだものなんだけどね、
コーディネートされたフロマージュとポルトを食べると、口の中で味が変わる
お互いを引き立てあうというか、違う味になるというか。
あわせる、っていうんじゃないんだなー。
いままで結構、デギュスタシオン(試飲会っていうのかな?)には行ったけど、今回の彼のコーディネートは群を抜いてたと思ふ。
さすがプロ!というか、
「チャングム、あなたには味を描く才能があるわ!」 おにゃらおーにゃらありれよー♪
って感じでしょうか。
で、さらに驚いたのが、参加者の質問への答え。
あえて1つあげるなら、腐るぎりぎりまで吊るしておいたジビエ、(の後)でしょうか」
・・・ジビエって、シカとかイノシシとか、ウサギとか、キジとか、そういう肉よね?
それを猟をして、さばいてから、天井から吊り下げ、腐るぎりぎりまで熟成させるんだそうな。
うーむ。
グルメってそこまでやるのね。
恐るべし。
基本、肉があまり得意ではない魚派の私には厳しいし、グルメの道は私の胃にも財布にも優しくないのでとっとと諦めて、私は健康食への道を歩こうと決心。
で、暇なとき、ぱらぱらと読んでるのがこの本。
ジャーナリストのポラン氏が世に氾濫する食べ物の情報を見て
「じゃー、おらは一体、何を食べればいいんだよー!」
と考え、悩んだ記憶に基づいてまとめた、シンプルなルール本です。
「牛乳をそそいで牛乳の色が変わるシリアルは避けろ」
「4本足より2本足、2本足より1本足を食べよ」
(4本は牛とか豚、2本は鶏、1本はキノコ)
「ひいばーちゃんが食べ物と認識していなかったものは、食べるなかれ」
「パッケージを見てあまりにたくさん原材料が並んでいる食品は、よくない。
(それだけ加工されまくっているということ)」
などとシンプルに食べ物に関する法則を説いています。
この年になると、グルメより、見た目より、健康のほうに気を使っちゃうもんなんだよなー。
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