右脳主婦のロンドン舞台鑑賞記録

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日本滞在 文楽編

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今月の国立劇場小劇場の文楽は3部制です。

「花鏡四季寿」(踊り)
「嬢景清八嶋日記」

「おさん茂兵衛 大経師昔暦」

「曽根崎心中」


このうちの3部の「曽根崎心中」だけが完売でチケット取れてなかったんです。だから1,2部だけ見るつもりで当日ボックスオフィスにチケットを取りに行きました。それでだめもとで「3部のチケット完売ですよね?」と聞いてみたら、「パイプ席でしたら御取り出来ます」との信じられない返事。もちろん即決しました(お会いする予定を変えてくださったjさま感謝)。当日はキャンセル席を求めて朝早くから長い列ができていたのだそうです。だからきっとキャンセル待ちが完売した後の措置だったのかもしれません。詳しくは不明です。でもとにかく、いつもは車椅子用に15センチ位高くなっている最高部端っこのすみに左右3つづつパイプ椅子が出てました!それを入手できたのですから、これは神様に感謝いたします。と、いうわけで、その日は朝の11時から夜の8時半までずっと文楽を見てました。はははは。本望じゃ。

今月の上演作のうち、曽根崎以外は初見でした。どれもよかったです。ところどころ居眠りを致しましたが、それでも太夫さんの語りはちゃんと聞こえてたような気がするなあ。このごろ私お人形よりも義太夫に注意が向いてます。もちろん嵌った当初はお人形のみ集中でした。皆そういって学んでいくのですよ、きっと。上級になると三味線の音色の良し悪しまでわかるようになるんだろうか?私にはその日は来ないような気も致しますが。なにしろ音楽耳ないので。80代の住大夫さんのお元気な姿を拝見して、ちょっと涙出てしまいました。

さて、『曽根崎心中』のお人形の遣い手は、吉田蓑助(人間国宝)と桐竹勘十郎の師弟コンビ。蓑助さんは先ごろ文化功労者にも選ばれたそうです(それって何?)。その受賞記念が4月の大阪での『妹背山〜』の通し公演です。

いつものことながら、この作品の最後の心中シーン。絵的に非常に非常に美しくて、日本の美学に毎回涙します。今回も見れてよかった!!

今日は蓑助さんの闘病生活(脳卒中)を綴ったドキュメンタリー本『花舞台へ帰ってきた』を読みながら寝ることに致します。ああああ、文楽ってホントーにいいもんですね。

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