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すみません。かなり前に観た「マチルダ」ミュージカルのレポです。会場は以前「シカゴ」をやっていたケンブリッジ劇場。ROHの近くですね。ミュー専門店のドレスサークルから歩いて5秒。
さて、これは皆さんもご存知のように、イギリスの大人気児童文学者故ロアルド ダールさん(叙勲されそうになったけど、Sirの称号を断った方です)の名作「マチルダ」が元になってます。作詞作曲は、知る人ぞ知る(私は最近まで知らなかった)、オーストラリア産のコメディアン/シンガーソングライター/ピアニストであるティム ミンチンさん。若い方ですが、いつも顔にアイラインを引いて、裸足でピアノ弾いてます。髪はがドレッドロック(って、あ、どうでもいい?)。
「マチルダ」のストーリーは、本を一冊も読まない両親に育てられた(いや、育児放棄している)天才少女マチルダの、本やお話しの世界との出会いと、恩人の小学校の先生との関わり。そしてその小学校の恐怖の校長先生(プラスアルファ)が関わってくるお話です。説明するの難しい、、。キャストは子供半分大人半分。主役のマチルダ(4人交代)はじめ主要な子供役は本当の子供ですが、その他の学校の児童は大人が演じます。
とにかく子役マチルダの実力には目と耳を疑います。10歳位の子供がどうやったらこんなに全編唄って踊りまくれる?演技もバッチリ。ちょっと信じられないですよ。
そのほか特筆すべきは、恐怖の校長先生ミス トランチボル。これは女性なのですが、男性俳優が演じてます。若くて背の高い役者さんですが、ほーーーーーんとに凄いです。まず、声が到底女性にしか聞こえませんし、演技が物凄い。よくここまで恐怖の女性校長を男性が演じられるものです。男性だからこそか?でも本当に巨大な女性にしか見えません(元円盤投げのオリンピック選手という設定)。実に残酷で恐ろしい人なの。しかもやたら体柔軟だし、跳び箱7段とび(何段だったか忘れたけど)とかも軽々とこなします。もうこの人が出ると舞台がパーーーっと(恐怖で)明るくなります。見応えありまくり!
が、逆にマチルダの両親役は漫画化され過ぎていて、シラケルーー。これ変えて欲しい。
で、全体の感想ですか、実は期待していたほどではなかったです(かなり期待してましたから)。といっても、原因は作品自体の出来ではなく、私個人的にあんまり好みではなかったからです。理由は:子供が主役だから。わーー当たり前なのに、御免なさい!!レミゼとかでガブ君が上手かった足りすると「もっと!」聞きたいと思うのですが、全編子供達の歌と踊りが延々と続くと、「もうええわ」と思ってしまいました。上手いんですけどね。
あと、ミンチン氏の曲作り。ラジヲで聞いたコメディプロムがかなり”天才??”的だったので、期待しておりましたが、残念、如何せんノンネイティブの耳には、早口過ぎた。歌詞が半分位しか聞き取れん。これはレベッカケインさんも「聞き取れん」とツイートしてた位ですから、相当早口です。
それと席。いつもながら一番安い席で見ましたが、ケンブリッジ劇場の一番安い席はちょっと、、、、これありですか?20£であれしか見えないってのは問題では?それ普通?非常に遠いんですよ。まあ、20ポンドの席はどこも遠いか。HMも20ポンドのバルコニー席の遠さは「他人事」ですしね。
やっぱり私は小さいフリンジ劇場が好きだなあ。円高の日本からわざわざ来る方々には一番良い席で見てもらいたいけど、毎週何回も観劇に行く私としては、席の値段が納得の行く劇場しか行きたくないですね。そして大劇場ではその折り合いが難しいです。←それも一重に我が家が貧乏すぎるためですが、、。
というわけで、私はマチルダはリピートはしないだろうなあ。でも原作がお好きな方は是非どうぞ!
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