ゴールデンウィークの前半,日本秘湯を守る会の会員宿山形県米沢市の 「姥湯温泉枡形屋」に行ってきました。
ここは,冬季休業であるため,4月下旬から11月上旬の営業期間となっています。
今シーズンのオープンが前日と聞き,今日で2日目ということでした。
人気のある宿なので,空いていてよかったです。
姥湯温泉は,吾妻山麓の秘境の一軒宿で,秘湯中の秘湯でしょうね。昔は舗装されておらず,かなり狭い道で車の車体をすりすり上っていったそうですが,今では舗装されているので,普通の乗用車でも行けそうでした。ただし,道が狭く急坂がありますので,運転に自信のない方はたいへんかもしれませんね。電車で行って,お迎えを頼む手もあります。
米沢の秘湯の宿は6軒あり,いずれも吾妻山麓の北側に位置し,開湯が100年前からなんと五色温泉の1300年前というのもあります。姥湯温泉では,450年前の室町時代後期創業ですから,よく長く持ちこたえたものだと感心しています。現在の当主で十七代目だそうです。
駐車場から徒歩で向かい,途中吊り橋を渡ります。人が歩くと揺れますね。写真を撮るときは揺れが収まるのを待ってから撮りました。
山の麓に枡形屋の建物が見えてきました。平成16年から17年にかけて二棟を主に木造に新築されたそうです。山深い豪雪に耐えられる建物になりました。
枡形屋の玄関や内部です。廊下は清潔感がある明るい感じです。突き当たりが温泉で,右が内湯,左から露天風呂に行きます。
写真右中央に露天風呂(混浴)があります。左写真は,女性用の露天風呂となります。時間割で入れ替え制となっています。
これがお目当ての露天風呂です。
昨年の大雨で3つある露天風呂のうち,2つが流され,1つ(混浴)を作り直したのがこれです。今は露天風呂が2つになっています。
ここの露天風呂は,渓谷に作られておりここからの眺めが素晴らしいです。奇岩怪岩に三方を囲まれ,別世界にいる感じです。山の尾根にはコメツガ・ブナ・ダケカンバなどの原生林となっており,斜面にはまだ残雪が残っていました。
温泉は,単純酸性硫黄泉でとてもいいですね。温まります。
源泉が6本あるうち,1本を引いているそうです。後の5本は川の中でしょうね。なんか勿体ない感じです。
内湯は宿泊者専用です。あまり広くはありませんが,これもなかなかいいですよ。露天風呂の目当ての人が多いので,ゆっくり漬かるのもいいですよ。
また,ここの浴槽の温泉で頭を洗いました。秘境ですからこれは当然でしょうね。
温泉の泉質:単純酸性硫黄泉
泉温(源泉):51℃
自家源泉かけ流し
姥湯温泉枡形屋に到着後,先ずは一杯ですね。ここに来る前に立ち寄った東光の酒蔵で,純米吟醸の生酒を購入しました。
東光を飲むのに用意した物といえば,昨年の12月,東光の頒布会で頂いた干支ラベルのお猪口とブログ友の布さんから頂いた東光の刺繍入りコースターです。いつもよりお酒が美味しくなりました。
夕食は米沢牛の陶板焼きに鯉のあらい,鯉の甘煮,季節の山菜などたくさん並びました。飲み物はビールの後,富九鶴の無濾過生純米吟醸です。地元のお酒で料理を堪能いたしました。
朝食は温泉卵,焼鮭,納豆,サラダ,海苔など山奥でも十分満足致しました。
この露天風呂があまりにも印象だったので,翌日絵手紙を描いてみました。
こんなのでいいのかと思うようでありますが,これしか描けないので仕方のないことです。
もう少し上手く描けたらと思う次第です。
チェックアウトの時間には,9時から日帰り入浴を楽しむ人がすでに40〜50人ぐらいいました。驚きで人出です。道がよくなっているので来やすくなったということでしょうね。
そして,みんなあの露天風呂が目当てなんですね。若い女性の人もいましたが混浴の方に行くのでしょうか。
こちらは,また別の温泉に出発です。
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