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ルネサスエレクトロニクスが危ない!
1/31は上場大手の第3四半期の決算,
(小生の会社も1/31が決算,黒字確保です!)
厳しい経済環境下,大手の赤字決算が目を引きます.
ルネサス最終赤字 570 億円(2012/2/1 日経新聞)!
ルネサスは日立と三菱のシステムLSIビジネスを統合した会社で
母体は日立製作所が過半数,話題になった震災時の自動車用マイコン不足は
ほとんどが日立製作所からの流れからです.
それほどまでに自動車産業に必要不可欠な部品を作っているのですが,
ず〜と赤字続きです.
2010年からはNECエレクトロニクスもジョイント,
かつての日の丸半導体大手5社の内の3社が一つになったわけですが,
ず〜と赤字続きです.
(売り上げは伸びず,赤字ばかりが膨らむ構図...)
今期の赤字予想が570 億円(前期は1,150億円の赤字,従来予想も赤字で400億円)
2011/04 – 12 期の最終損益は444億円の赤字(前期は588億円の赤字)
なぜこれほどまでに赤字が続いているのに潰れないかは不思議ですが,
それにしても積み上げた累積赤字はいったいいかほどになっているのか,
考えるだけでも怖くなります.
半導体部品関連は完全なデフレスパイラルと,
その中での競争の激化で,大手でもほとんど儲けが出ない事業環境です.
今日の日経新聞ではTDKも赤字決算,似たような分野はかなりの企業が苦しんでいます.
業績悪化の背景には,そもそもLSIの需要がない,
(震災後立ち上げても,ラインの稼働率はたかだか70%)
パワー半導体も需要低迷,タイの洪水で自動車の生産量が落ちたなど,
理由はいっぱい挙げられていますが,減益ながらも黒字を確保出来ている企業もあることから,
赤字の原因全てを市況の悪化には出来ないと思います.
モノづくり力で競争に負けているとしか言いようがない?
ルネサスはこの日同じく,市況の悪化する薄型テレビやPCの大画面液晶のパネルを
駆動させるIC事業から撤退することを発表しました.
今日の日経新聞では更に
『シャープ5割減産 堺工場 液晶パネル,テレビ不振で』
2009年稼働の新鋭工場はパナソニック同様造るモノが無く休止状況に追い込まれました.
亀山工場はスマートフォン向け中小型液晶用に転換すべく,工場を改装中,
もはやシャープもテレビでは儲けが出せないとの判断を下しました.
つまり日本の電機産業大手は総崩れ状態です.
エルピーダが傾き,ルネサスもこけたら,次は東芝と言うことになりますが,
これで日本の半導体製造大手が無くなることになります.
(対して,Intel は増産で工場を新設します,この違いは両極ですね?)
近い将来そうなるであろう事は誰の目から見ても容易に予想でき,
仮に日本の製造業から半導体がなくなるであろう事態が現実化すれば,
それは大変悲しい未来ではありますね.
国策で支援されている SAMSUNG 相手にビジネスで勝つ為には,
かなり大胆な施策が必要だと思いますよね!
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