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ルネサスの生き残り戦略,ここまで来たか....(溜め息)
1/31の上場大手の第3四半期の決算,
ルネサス最終赤字 570 億円(2012/2/1 日経新聞)
経営危機に瀕していたルネサスはついにかつての競合と提携することを発表しました.
ちなみに,小生が大学を卒業したときの半導体大手5社は
= 日立,東芝,三菱,NEC,富士通
準大手
= 沖電気,ローム,
これに家電大手
= 松下(今のパナ),三洋,シャープ,ソニー
実に11社が競合として争っていたわけです.
ちなみに世界一に輝いていた NEC は半導体を今は完全に切り離しています.
現状は,
ルネサステクノロジ = 日立+三菱 (DRAM以外)
エルピーダ = NEC+日立+三菱 (DRAMに特化)
これがこれから変わるのは
ルネサスエレクトロニクス = ルネサステクノロジ+NEC-EL
→ ここに 富士通+パナソニック(松下+三洋) が加わると言うことです.
結果的に,今回の再編は6社連合と言っても良いくらいです.
(三洋電機の半導体はオン・セミコンダクター社の子会社に売却,約330億円)
準大手は沖電気がロームに買われ1社消えています.
買ったロームは赤字に陥っているおまけ付きです.
11社 → 5社にまで絞られたわけです.
ここまで来るとは,本当に凄いですよね!
さて,今回出来る新会社ですが,
今更ながら設計(ファブレス)と製造(ファウンドリー)を分けるそうで,
それぞれ専門会社として運営する方向で調整を進めているとのこと.
ただ,これは残念ながら米国,台湾の2番煎じとなります.
でも,やらないよりは寿命は縮まらずに済むかもしれません?
産業革新機構が半導体設計の専門会社を設立し,
3社のシステムLSI事業を統合したうえで
産業革新機構は米グローバル・ファウンドリーズ社と共同出資で
半導体受託生産会社(ファウンドリー)を国内に設立するそうです.
噂では,ルネサスの国内工場の一部を移管する案のほか,
DRAMメーカーのエルピーダメモリの広島工場(元NEC工場)を
買い取ってシステムLSIの製造拠点に転用する案もあるそうです?
日本の半導体メーカーは設計と生産を一体展開(これを垂直統合型という),
昔はこれが強みと言われていましたが,昨今は弱みとなり,
世界的には先端の回路設計と多額の設備が必要になる製造が
それぞれ専門会社化しているのが主流となっています.
今回の事業統合で3社連合が競争力を持てるか?
その結果は直ぐにでも現れると思いますが,
ダメな場合の次の再編は無いかもしれませんね?
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