オリンパス 社内会議で虚偽説明 指南役、前会長と結託か
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オリンパスの損失隠し事件で、
指南役とされるコンサルタント会社社長、横尾宣政容疑者(金融商品取引法違反容疑で逮捕)が
オリンパスの社内会議に出席し、損失隠しに利用する国内企業3社の買収実現のため、
3社の企業価値を過大に評価する虚偽の説明をしていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。
横尾容疑者は以前から相談を受けていた前監査役、山田秀雄容疑者らに3社を紹介。 前会長の菊川剛容疑者は買収の際、他の役員の反論を押さえ込んでいたという。
東京地検特捜部と警視庁捜査2課は、菊川容疑者らが横尾容疑者と結託し、 3社の実態を把握していない当時の経営陣に買収を追認させたとみている。
関係者によると、横尾容疑者は平成18年、山田容疑者に3社を紹介した後、 菊川容疑者が委員長を務める事業投資委員会に出席。
3社の将来的な業績見通しを過大に説明し、事業を拡大できるなどと出資を提案した。
3社への出資が始まり、買収が決まるまでの間も山田容疑者らが横尾容疑者の説明に沿って、 3社の事業が順調であることを社内に説明していた。
その結果、20年2月の取締役会で、3社の売り上げが計約54億円にすぎなかったのに 4年後には885億円に急成長するという事業計画が提示された。
一部の役員から異論が出たが、菊川容疑者がいいですかと反論を封じ、
600億円余りの買収が決定したという。
捜査関係者によると、オリンパス側から横尾容疑者側に支払われた報酬は少なくとも50億円以上で、 他の2人の指南役の分も合わせると、報酬は百数十億円に及ぶとみられる。 |
