気ままよろず日記

花粉の飛散はそろそろおさまるかな?

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2007年4月5日

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若山炭鉱・共同浴場跡

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若山炭鉱は下関市と宇部市の中間地点の山陽小野田市の海沿いにあった。
正式には若山産業梶鉱業所という名前で、1953(昭和28)年から1969(昭和44)年まで操業していたそうだ。

炭鉱跡のある岬は操業時に出たボタで整えられ、現在はゴルフ場として使用されているので、
ここのゴルフ場を利用すれば何かしらの遺構が見つけられるかもしれない。
だが、今回はそんな用意もしていなかったしゴルフ場の営業も終わっていたので、当初からの目的、
ここで働いていた鉱夫やその家族が使用していたとされる共同浴場の跡を探す。
しかし、共同浴場は残っていたとしても、それを利用していた人々が住む炭鉱住宅は撤去されたのか、
長年の風雨によって崩壊したのか、その周囲には殆ど見当たらない。
最盛期には、かなり判り辛いと思うが下の写真手前の草叢にも多くの炭鉱住宅が建っていたらしい。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_23?20070402022333
海沿いにその共同浴場の残骸があるそうなのだが・・・なかなか見つからない。
時は既に夕刻、陽もだいぶ傾いてきている。それでも場所だけは・・・と海沿いを探し回ったが、
それらしきものには一切お目にかかれず、もう諦めようかと思った頃、
そのゴルフ場の脇から海沿いへ下っていく細い道を見つけた。
そこを降りて行くと、六洲望見楼という旅館が建っていた。
「こんなところで商売なりたつのかな?」という心配をよそに、結構お客さんは入っている様子。
そこは波打ち際にほど近く、防波堤で囲われていおり、その向こうは砂浜で小さな入り江になっている。
後でよく見ると、それは砂ではなく、おびただしい貝殻でできた“貝殻浜”だったのだが。
その入り江の先に探していたコンクリートの構造物はあった。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_20?20070402022333
このような海沿いなので、上屋は台風で流されてしまったのか、それとも自然崩壊して流されてしまったのか・・・
いずれにしても上屋の残骸は殆ど無く、基礎や浴槽のコンクリート部分を残すのみ。
手前の浴槽は、基礎が崩壊してしまったのか、或いは沈下してしまったのか、大きく傾いている。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_22?20070402022333
奥のものは多くの柱で支えられ、こちらはまだ水平を保っていた。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_21?20070402022333
当時の炭鉱住宅に風呂は無く、共同浴場が設けられていたそうだが、
それにしても、こんな海沿いによく造ったものだ。
今日もそうだったように、風呂に入りながらこの見事な夕焼けを眺めさせたかったのだろうか?
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_24?20070402022333
それにしても、この様に浴槽を高く上げた理由は何なのたろう?
崩壊している方も、かつては隣の浴槽のように柱で高い位置に造られていたのだろうか?
考えられるのは、波打ち際故、潮の干満や高波を避けるためなのだろうが、
そうすると床はどのような構造だったのだろう?木か鉄骨で組んでいたのだろうか?
まさか梯子か階段で登って浴槽に・・・なんて、遊園地のプールみたいな施設ではないような気がするが・・・

ところで、ここへ降りてくる前に下の写真の様なタンクを見つけた。
後にネットで調べたところこれも炭鉱施設の一部とのこと。
これは先ほどの浴槽の位置からすると、その背後の崖の真上にあたる。
もしかしたら、この浴槽への給湯タンクだろうか・・・と言うのは、自分の想像に過ぎないのだが。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_19?20070402022333
・・・とひと通り見終わったところで、かなり薄暗くなってきたので、今日の探索は終わり。
天気が良かったせいか、美しい夕日とこの廃墟が妙に対照的で、
それがかつての繁栄を思い起こさせるように、なんとも寂しげだった。

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小野田線・長門本山駅/雀田駅

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JR小野田線は宇部線の居能(いのう)駅から分離し、山陽本線の小野田駅まで行くローカル線。
更に途中駅の雀田駅から分岐して、長門本山駅のまでの間に通称“本山支線”という、
雀田駅を含めてもたった3駅、距離にして2.3kmの支線がある。
その終点、長門本山駅を訪ねてみた。
終点と言うからには有人の駅で、線路も少なくとも2本ぐらいはあると思っていたが、
あるのは1本の線路と、それに付随するホーム、それにトイレだけ。
車止めの先は直ぐ海だ。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_13?20070402022333
それでも昔は炭鉱があったために、ここから海沿いへ引込線が延びていたそうだが、今となっては跡形も無い。
あまりに簡素な終着駅・・・時刻表を見て、それも頷けた。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_12?20070402022333
この本数でも、沿線住民にとっては廃止されるよりもあった方がマシなのだろうか?
因みにバスの便もあるようだが・・・
それでも、夕刻のこの時間、発車の時刻が迫ってくると、10人ほどの乗客が集まってきた。
中には、単にこの路線を乗りにきただけの、鉄道ファンと思しき若者の姿も2,3人見える。

以前、この駅の近くにも炭鉱の坑口が残されていると聞いていたが、
下調べもせぬまま思いつきで来てしまった為、見つからなかった。
しかし、近くの岬の突端には藪に覆われた煉瓦造の建物の残骸が。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_14?20070402022333
今まで見てきた炭鉱跡でもこのような建物が遺されていることがあったが、
それから考えると、恐らく変電所の建物なのだろう。
ならば、その近くには坑道が・・・そう考えたが、もう1ヶ所行きたいところがあったため今回は断念。
先述の坑口と共に良く下調べをしてから、改めて来ることにしよう。

ここから戻る途中、雀田駅にも寄ってみた。
ここは小野田線と本山支線の分岐点で、ホームも平面的にはV字型をしており、
その股の部分に駅舎がある、変わった配置だ。
下の写真では、駅舎の左側に小野田線、右側に本山支線の線路がある。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_15?20070402022333
更に、ホームから見たところ。線路配置は上記と同じ。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_17?20070402022333
今度は先ほどとは逆に、左側に本山支線、右側に小野田線の線路が見える。
     http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_18?20070402022333
小野田線の本線にしても、やはり運行本数は少なかった・・・
             http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/90/d9/c_xantia_01/folder/1356327/img_1356327_47411409_16?20070402022333

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