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   ***STORY***            2009年  イギリス
あらゆる悪がはびこる、19世紀末のロンドン。不気味な儀式を思わせる手口で、若い女性が次々と殺害される怪事件が勃発する。名探偵シャーロック・ホームズはたちまち犯人を突き止め、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿を捕まえる。だが彼は、処刑されても自分は復活する、とホームズに宣言。やがて予言通り、死刑に処されたブラックウッドが、墓場から甦ってしまう。前代未聞の大事件に人々がパニックに陥る中、ホームズだけは史上最大の謎に挑めることに胸を躍らせていた…。   gooより

子供のころ本はけっこう読んでいたのにこれは未読なのでホームズについて
まったくの素人目線で見ましたが、色々な仕掛けがあってと^っても面白かったです。

舞台は19世紀末のロンドン
若い女性が次々と惨殺される事件が発生が起きるのですが犯人は黒魔術を操るブラックウッド卿
ということが早々に明かされます。
そこにシャーロック・ホームズが登場して逮捕された彼は絞首刑になりますが
最後の面会で死後復活することを予言しました。
脈もないし死んでいたのにあ・ほんとなぜか予言通りに復活。
ここからこのお話がスタートします。

大好きなガイ・リッチーの作品なのですが、でもそれと共に見る前に一抹の不安が・・
今まで一度でわかったためしがないからです。
案の定これも動きが速くて冒頭何が起こっているのかがよく分からない・・

ところがある男性との対決シーンでは超スローモーション再生をしてくれて
その人の弱点の膝や肝臓を一撃して・・と実に親切。
これはハイスピード・デジタルカメラというもので1秒間を40倍以上に引き延ばして再生するので
普通には見えないような雨や汗のひと粒に至るまで表現できてしまうもの。
おかげでただ拳闘の術に長けてるっていうことではなく、”効率的だから”だということが
わかります。
ああ・これは面白いし、助かる〜

このようにこの映画は途中ある人の部屋でホームズが持っていったモノとか一瞬のことで
わからなくても後でていねいに再現してどうしてそれが必要で、どう活用したのか
見せてくれるのでわかりやすいですしムダがなくてさすがガイ・リッチー。
そしてラストも冒頭の処刑シーンのことまで解説してくれるものだからありがたく
うっとなるほどね〜と思ってうなずきながら見てしまいました。

ただこれネタばれしてしまうといけないので本筋はこのくらいにし、当時の
背景について書いていきます。



19世紀後半のイギリスはヴィクトリア朝時代。
産業革命によって絶頂期を迎えていてこれは近代史の幕開けとなることで
いわゆる大量生産時代の始まりでした。
でもそのために必要だったのは”原料の調達”で植民地化する必要がありました。

ところが植民地では抵抗され戦争になったり南北戦争もあり、それまで100年に渡り
アメリカのことも支配していたイギリスの力が少しづつ弱まって行く時代でもありました。
ブラックウッドはワルモノでしたが、でも彼の言っていた心配ごとはイギリスという国に
とって本当のことでもあったのです。

それから興味深かったのが街の様子。
ロンドンはイギリス産業の中心地として、急速に発展したのでほんの半世紀で
人口が10倍くらいになりました。
そしてこのときすでに西側の地区が富裕層で東側のイーストエンド地区が貧民層という
住み分けがされていました。
でも全体に人が多くて映画の中でも普通の通りに人があふれて往来し、路上生活者っぽい人
たちもいますし、衛生状態も悪そうですね。

そしてテムズ川の両岸には造船所や倉庫がずらり。
テムズ川ってパリのセーヌに比べて幅がかなり広いと思いますが、そこにたくさんの帆船が
停泊したり、行きかうシーンは圧巻でした。
でもこのころって工場からの排水や屎尿が垂れ流しになっていてすごく汚染されてましたし
石炭が燃料だったので常時スモッグが発生していて暗い感じでした。
ラストシーンでも出てくるのはタワーブリッジ?かしら。建設中です。

それからもうひとつ。
この時代って色々なことが劇的に変わっていってますが、スコットランドに関係ないけれど
1829年に警察のスコットランドヤードができました。
でもまだ警察としてのスキルが低かったようだし、私立探偵との連携があったよう。
映画の中でもそのあいまいなやりとりが面白かったですね。
                                  〜〜Wikipediaより


・・で映画に戻って・・
シャーロック・ホームズと医師のジョン・ワトソンが対等で、いいパートナーって言う感じが
すごく良かったです。どちらも英国のジェントルマン〜のイメージで身なりもシャッキリ。
そして何よりすごいのはホームズの観察力と推理力。
物理や生物学、科学や化学の知識がスバ抜けてるからこそで。泥の種類から街の構造・・と
あらゆることを駆使しての推理は見事というほかありませんでした。
あ・それに武術家としてもプロなんですね。
どちらのキャラも立っていてこれはもうガイ・リッチー的現代のニュー・キャラクター作りに
成功してると言えるでしょうし、エンタメとして成功してました。


**ガイ・リッチー監督作品**
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ (1998)
スナッチ (2000)
スウェプト・アウェイ (2002) 
リボルバー (2005) 
ロックンローラ (2008)
 





監督: ガイ・リッチー
キャラクター: アーサー・コナン・ドイル
原作・製作・原案: ライオネル・ウィグラム
製作総指揮: スティーヴ・クラーク=ホール / ブルース・バーマン
原案・脚本: マイケル・ロバート・ジョンソン
脚本: アンソニー・ペッカム / サイモン・キンバーグ
音楽: ハンス・ジマー キャスト
ロバート・ダウニー・Jr
ジュード・ロウ
レイチェル・マクアダムス
マーク・ストロング
ケリー・ライリー

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syowさん。あのスローモーションは助かりますよね〜
彼が考えてることがわかるのも面白いです。
続編も楽しみですね!

2010/3/17(水) 午前 9:54 car*ou*he*ak 返信する

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そそ、これはわかりやすい親切な映画でしたよね〜(笑)
ホームズの頭脳明晰さをスローで再生するような描き方って面白いな〜と思いました後から説明とは逆にこれもわかりやすくていいですよね。
つよ〜〜いホームズとワトソンも新鮮でした(笑)。
遅くなってすみません。TBさせてくださいね♪

2010/3/19(金) 午後 10:33 choro 返信する

イメージが、まったく違ってましたが、楽しめました。
アクションシーンもコミカルで、BGMも少しコミカルな感じで
、アクションコメディーって感じに仕上がってましたね。

2010/3/21(日) 午後 3:26 [ ティルク ] 返信する

観てきました〜♪
ほんとにエンタメ娯楽大作に仕上がってましたね〜^^
ダウニーとっても良かったっす(^ー^)
原作に忠実な人物設定という事で、こちらはプロローグ的なもので、続編で推理ドラマを重視してくれるかと期待しております。
て、続編あるよね、ぜったい(爆)
他のキャストも適材適所って感じで楽しめました〜^^
ガイくん復活ですな^^
こちらからもトラバさせてくださいね♪

2010/3/21(日) 午後 9:05 じゅり 返信する

いやはや やんちゃでイヤミなホームズに、ダウニー・Jrさんは ぴったり。ほんま煮ても焼いても美味しい役者さんです(^^ゞ
そして 凝りに凝った あのロンドンの街のムード ぞくぞくしてしまいました(^^ゞ

2010/3/22(月) 午後 1:21 たんたん 返信する

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Choroさん。あのスローモーションに助けてもらいました(笑)
映画ってわかりやすいことが第一。
体育会系ホームズがなかなか良かったですね。
続編も楽しみです。

2010/3/22(月) 午後 5:08 car*ou*he*ak 返信する

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ティルクさん。まさにそうですね。
これはアクションコメディープラスなぞ解き。
色々な要素があって楽しめました。

2010/3/22(月) 午後 5:09 car*ou*he*ak 返信する

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じゅりさん。なるほど。今回はプロローグ風と思えばいいのですね。
まあ私には充分、推理も楽しめましたが・・
ほんと主人公ふたりを始め他の脇の人たちまでみんな
合ってました。

2010/3/22(月) 午後 5:11 car*ou*he*ak 返信する

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たんたんさん。はは。煮ても焼いてもおいしいい役者さんですか
確かに見た目もいいしユーモアセンスも演技力もありますものね。
ロンドンの街の風景も迫力ありました。

2010/3/22(月) 午後 5:13 car*ou*he*ak 返信する

続編に引っ張りましたね(^^)
個人的には、もっとヒントが欲しかったな。。。
推理モノなので・・・汗
レイチェルファンの私としては、続編の彼女の活躍も楽しみです(^^)

2010/3/24(水) 午前 2:36 sei 返信する

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seiさん。はは・・私ももっとヒントが欲しかったです〜
レイチェル、かわいいけれど今回はきりりとしてましたね。
続編が楽しみです。

2010/3/25(木) 午前 9:08 car*ou*he*ak 返信する

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スロー映像や、逆にスピード感あふれる演出など、映像表現術に長けた作品でしたね。
観ていてなるほどと唸るような謎解きもさることがら、アクションシーン満載で、
スクリーンにくぎづけでした♪。

2010/3/27(土) 午前 11:25 ffa**77 返信する

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ふぁろうさん。ほんとそうですね。超スローや逆にパタパタっていう感じで進むところがありまさに魅せてくれました。
なぞ解きもそうですが、エンタメ性も高くて楽しめましたね。

2010/3/29(月) 午後 10:15 car*ou*he*ak 返信する

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私も超スローモーションでの巻き戻し再生に大いに助けられた一人です^^;
お陰で物語の迷子になることもなく、心から楽しめました。
TBさせて下さいませ〜。

2010/4/16(金) 午前 0:24 M 返信する

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Mさん。はは・・あのスローモーションはうれしい〜
DVD見てるみたいで助かりますよね。
今思い出しても楽しい作品でした。

2010/4/16(金) 午前 9:24 car*ou*he*ak 返信する

どうも個人的にはイマイチでしたねぇ。
映像も迫力満点だし作品も良くまとまってるしいいんですがガイ・リッチーだからといったものが感じられなかったのが残念でした。
TBさせて下さいね♪

2010/4/24(土) 午後 9:23 marr 返信する

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marrさん。あらら・・そうでしたか
ガイリッチーファンだとどうしてもそうなってしまいますよね。
わかります。

2010/4/25(日) 午後 10:55 car*ou*he*ak 返信する

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ダウニーのあのいい加減さがいい味を出してました。そして推理もああでなきゃね。

2010/7/25(日) 午後 8:35 mossan 返信する

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そもそも、ホームズの物語はアクション向きではないんですよね。
宿敵モリアーティ教授との対決で、2人とも滝つぼに落ちるところがあります(実際にはホームズは落ちていません)が、そんな程度なんです。派手な爆発シーンとかは原作では皆無です。
ただ、本作は映画作品ですし、エンタメものと割り切れば、十分楽しめるものだったと思います。
TBさせてください。

2011/1/6(木) 午前 0:16 ■Doobie■ 返信する

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Doobieさん。なるほど。そうなのですね。
原作読んでないのでわからないのですがアクション向きではないのですね。これはエンタメと割り切らないとだめですね。

2011/1/16(日) 午後 10:42 car*ou*he*ak 返信する

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