足底のしびれや痛みがとれた/マヒ足の自立が必要?
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今日はマヒ足中心のリハビリだった。
つま先は上下どちらに動かされているか、足底を三分割(つま先、土踏まず、踵)してどの下で手を踏んでいるか、などの課題を行ったが、私の足底全体は常にビリビリ感じていた。 ビリビリとしびれた状態で、課題になっている感覚で足底を3分割に感じ取ることは難しかった。 課題が進まないことから、まず表面がデコボコしたダンボールっぽい紙の上で私の足を前後に動かした。 「今足を動かしているのはどんな感じがする?」と聞かれ、私は「ざらざら感覚に弱いピリピリ感じがします。」と答えた。
「これならいやな感じはしないのね?」と言って、先生は”足底を踵方向に動かし、踵が浮き始めた時点で答える課題”を行った。 しかしこの課題でも、先生が私の持って動かしているところが特に痛み感覚が際立っていて、課題の踵の感覚を探るのが難しかった。改めて私の足首から下を触りながら、「ひどく固いとは思えないけど、歩くには確かに足底をなめらかに動かすのは難しいかもしれない。」とおっしゃった。 私は装具を2年以上履いていた後遺症で、装具の中のマヒ足は左右には動くが前後に動かすことのない習慣を身に付けてしまったのである。
筋肉の動きと力を発生させる個所とはつま先を上に動かすと、足底とふくらはぎの筋肉が引っ張られる感じがして伸びる。 このときの力はどこかというとふくらはぎとは逆側のすねや足の甲側になる。 すねの部分は見た目ちょっとわかりづらいが、足の甲側はシワが寄ってすぼまる感じでわかりやすい。 その後先生が再び足を確認して「今は痛くないでしょ?」と言い、確かに最初のビリビリする痺れは弱まっていて、特に先生が私の足を持っている部分の痛みはなくなっていた。 しばらくすると足底とふくらはぎが同時に動いている感覚が出てきて、(私の記憶でははじめてのような気がしているのだが)すねの部分も先生が動かす足の動きに連動していた。 さらに太ももの裏側にも動きを感じ、最終的に先生が私の足を動かすことが股関節の外側にまで伝わってきた。 健足側で確認すると先生が足先を動かしてもわずかにしか筋肉の連動は感じられなかった。 マヒ足は初体験ということで大げさに感じているのだろうか。 マヒ足は感じる能力は確かにあると実感した。
それにしても・・・。
先生から説明を受けることで痛みがなくなったり、マヒで感覚がなかったものが復活したりすることは本当に不思議である(認知運動療法の仕組みを理解できたら不思議ではなくなると思うのだが)。 短時間に私の脳は先生の説明を聞いて何らかの指令を出し(脳の神経回路を変更?)、それまでの足底の痺れを弱め、先生の手が私の足底に触ることは痛みを感じるわけはないということを理解して痛みを止めた。 恐らく先生の説明がなければ痺れや痛みはそのままだっただろう。 認知運動療法に関する本を読むことで多少歩き方が良くなったらしいということは何度かあるのだが(何で変化しているかわからず後になって認知運動療法の本を読んだことに気づく)、今回のように短時間で変化したことはない。 リハビリと本との違いは、リハビリは先生が一緒になって考えて下さることに対する緊張感があること、本は差し迫った緊迫感みたいなものがない、という気がする。 説明を聞たりすることで(それまでの課題の中断なども影響したのかもしれないが)、先生は私の脳に対する課題『私の痺れや痛みを取ること』、ができたのは本当にすごいと思う。
歩行の考え方私は歩行はまずマヒ足を前に出し、マヒ足は長く体重をかけられずにすぐさま健足を出す。 マヒ足に体重をかけたいが、地面についた瞬間にこのまま体重をかけたらきっと倒れてしまうだろうと感じ、何ともあやしい感覚がする。(私の記憶が曖昧なのだが)先生がおっしゃっていた仮説として、歩行は片方の足を爪先立ちになることで、もう片方の足はあえて意識的に前に出さなくても自然に前に出る、というものがあるそうである。 マヒ足が爪先立ちという不安定な格好で、健足を運ぶようなことはたぶん難しいだろうと感じた。リハビリを終え、自宅でマヒ足で爪先立ちを意識した歩行ができるか試した。 私は普段自宅で素足であることが多く、この素足で試した場合では何かにつかまる必要もなく爪先立ち歩行はでき、歩幅も広がった。
時々自宅の中で練習することリハビリというと毎日訓練するイメージがあるが、先生は時々練習だけでも違うとおっしゃったのはなぜだろう。 教えて頂いた方法を忘れないようにする為、練習をするからにはある程度試行錯誤するので多少進歩する可能性がある為、と考えると、必ず毎日練習するというかむしろ頭がクリアであるときに練習した方が、身体を変化させるには効率がよいのかもしれないと思った。
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