【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

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08 軸流圧縮機の設計

2007/9/9初版
水蒸気を圧縮する方法として、既存の市販されている気体圧縮機に失望した私は、あろう事かジェットエンジンにも使われている「軸流圧縮機」に挑戦します。。。。。
     1999年の12月頃より設計を開始し図面だけで2〜3ヶ月かかったと思います。
                       軸流圧縮機 動翼加工指示図面
イメージ 1

               軸流圧縮機の構造は、
   入口の大きい羽根から出口に向かって徐々に羽根を小さくしてゆき圧縮するにしたがって通路も
   狭くなってゆきます。回転する動翼によって加速された気体は・・・・・・・
   静翼にぶつかる事によって、静圧に変換され・・・・
          って邪魔くさい説明より簡単に言うと、
   動翼をバットに、静翼を壁、気体をボールに置き換えると
   一段目のバットで10秒間隔でボールを連続で壁に向かって打って、最初のボールが壁で少し跳ね
   返った所で次のボールが来て当たり、というのを繰り返しながら二段目のバットで最初に壁に当
   たったボールから順に今度は9秒間隔で次の壁に打ち続け・・・少し跳ね返った所で三段目のバッ
   トで・・・・・
       余計にわからん様になるか・・・(笑)
まあ、要するに、気体がたくさんの羽根の間をすり抜けている間に、密度が高くなるということですな。
   ジェット機の場合は、この密度が高くなった空気に灯油をぶっ掛けて爆発的に吹き出したガスの反
   作用で推力を得るのと、そのガス圧でタービンを回し動翼を回します。
   (個人的には、な〜んかこれって空気抵抗だけみたいに感じられて・・・ラムジェットがあるから・・
 追記:最近ジェットエンジンの構造図が何かで載ってたけど、やっぱり思った通りラムジェットみたいになってる(笑)

   ということで (なにが?笑)、 
     加工屋さんにこの図面を持ってゆきました。
持ってこられたほうも迷惑だったと思います。_(^^;)ツ アハハ

   最近の工作機械はコンピュータ化され、いかにプログラムするかが重要で付いて行くのが大変です。
   まして、このような3次元曲線を持った加工は時間がかかるし難しいので皆嫌がります。幸い、
 加工先の社長が優秀なのと研究熱心なところに付け込み(笑)
   採算の合わない加工をしてもらいました。
   しかしそれだけで加工はできません。切削順序とか加工方法も指示しないといけないし、特に、
   羽根の場合はジグ(羽根を固定する金具)の設計も必要になります。

   加工技術が必要なのは羽根ばかりでなく、モーターシャフトも1/100の精度がいるしハメアイ公差
   焼きいれ、キー溝加工等設計図で指示しなければなりません。

   二万回転以上羽根を回転させるためには、ベアリング、電気モーター、周波数変換器などの知識も
   必要です。
   もしこれらの技術を、メーカや外注に頼むと
   目をむくほど費用がかかるのがわかっていたので、
   結局自分でやってしまいました。高回転用モータも自作です。(費用3万円見積もりでは100万円でした)
   「人に頼むと、秘密がばれるかも知れんしな〜〜」と言い訳しながら。

   私はいつも不思議に思うことがあります。こういう難しい技術や加工、図面の書き間違い、加工の
   失敗、多額の費用、問題解決の方法に行き詰まる・・・などのことが一きりないのです!!
    全部スイスイできてしまいます。
   普段の仕事の業務としてはそれでよいしそうでなければ利益が出ませんが、その時でもトラブル
   は付き物なのに、それがまったく無いまま試作が無事完成してしまいます。
   その装置の実験を行う・・・・・
  そして今までのノントラブルを打ち消すように・・・・・・
                       まったくだめ・・・・・
 なにか、 悪魔に乗せられて、 もて遊ばれている ように感じました。

    しかし作っている最中は「猪突猛進型」で、、、、、、、、
 周りの人たちも巻き込んで、、、大騒ぎ!!。。。。
        ははははははははは

      

             次回はこの軸流圧縮機の制作の様子を写真入りで紹介します。




この自然冷媒である「水冷媒」を使った「水エアコン」、または新開発の「ターボインペラ」に、関してのお問い合せ、ご意見、共同開発、技術提携などがありましたら             info@pid.co.jpまたはchallengeyu@yahoo.co.jpまでお願いします。
イメージ 2


 この記事は以前に投稿した【水エアコン開発】書庫の中の記事を、順次内容を修正、加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。
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