読書(国際関係)
『中国元がドルと世界を飲み込む日』 ベンジャミン・フルフォード (青春出版社) 《前編》
今日の時点でこの本を読んだら、アメリカに対して毅然と自国の主張を貫いてきた中国政府の政策に対して、日本人はむしろ賞賛したくなることだろう。翻って日本の無策・無能ぶりに大いなる落胆を感じるかもしれない。2010年4月初版。
【ソフトランディング計画の中心にある中国】
ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンは、講演先で受けた質問にこう答えている。
「輸出先にもう一つ惑星をつくるか、第3次世界大戦が起こらない限り不況は続く・・・・」と。
客観的に見て、返済不能の借金を背負ったアメリカに残された道は計画倒産しかないのだ。そのときドルはデフォルトする。そして、米国債を多く抱える国々は非常に大きなダメージを受けるだろう。
そんなハードランディングを避けるために、新たな金融システムの構築を探る動きが世界中で進んでいる。そ
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