恥の文化
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大妻女子大学には「恥を知れ」という校訓があります。
古来より日本人はこの「恥」の文化を意義のあるものとしてきました。時として、その文化は自分の命よりも価値のあるものだったのです。
この恥の文化を持つがゆえに、世界は歴史上多くの日本人に対して、その精神の高貴さに尊敬の念と賛辞を惜しみませんでした。
西洋文明という異質な波が浸透してきて、日本人の「恥の文化」は少しづつ形骸化していきました。心の高貴さよりも、経済的な豊かさに意義を認める人達が増えてきたわけです。
もちろんこれらは両立させることが可能です。人格の優れた人が経済的にも成功するのが、21世紀のビジネスの世界であると私は強く感じています。
恥を知らない人達が増えていくだけ、この世の中は住みにくいところとなってしまいます。
ある芸人が、年収何千万円もあるにもかかわらず、自分の親族に生活保護を受給させていたという事実が発覚し、マスコミは正義の味方を演じられることに興奮しています。
法律的には、別世帯ということなれば違法ではないとしても、「恥の文化」に照らせばこれは立派な犯罪です。
生活保護の不正受給額が、発覚しただけで年間1千億円以上となるそうです。これは心ある人達の心を曇らせるのに十分です。でもせめて、私たちは心ある人でいようではありませんか。
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