サーフィンできなくなるよ
|
毎日新聞に少し載りました。 電話での取材だったのですが、記者の方はいろいろな話を聞いてくれました。 あの話の中で、ココとアソコを使って、こう繋げて記事にするのかー と勉強になったりもしました。 個人的には八戸の反核サーフメイト武山さんと一緒の回だったのが嬉しかったりする。 ガラスの村:六ケ所村1万人集会から20年/6 映画で問題知り活動へ /青森 ◇「サーフィンできなくなるよ」 継続するには楽しさを 06年に公開されたドキュメンタリー映画「六ケ所村ラプソディー」(鎌仲ひとみ監督)は、核燃の問題を多くの人に考えさせるものとなった。使用済み核燃料再処理工場の誘致で揺れる村民の姿を丹念に追い、建設に対する賛否の声を偏りなく拾い、人体への影響や地球環境、地方と雇用のあり方などの問題を多層的に鋭く提示した。 自然との協調を模索するNPO「地球とともに」(宮城県石巻市)代表で会社員の武藤北斗さん(33)=同県東松島市=はこの映画を初めて見た時、「知っちゃった。知らない方が楽に生きていけるのにな」と、大変な問題を突きつけられた気がした。 それまで市民運動にかかわったことはなかった。だが「この映画はたくさんの人に見てもらわないと」と思い、家族の手を借りて自主上映を始めた。何度も見ているうちに、核燃サイクル事業の輪郭が見えてきた。「これは黙っていられない」と焦燥感に駆られた。 自主上映はこれまで、宮城県内で6〜7回開いた。観客の中にいたサーファーと話すうちに、「海を汚さないでほしい」との気持ちがストレートに伝わってきた。勉強会や浜辺のクリーン作戦など互いの企画に参加し合い、交流が深まった。武藤さんは「当時は1人で活動していた。サーファーたちの助けがなければ、続けていなかったかもしれない」という。 そうした「反核サーファー」の一人、八戸市の武山拓(ひろし)さん(35)は5年前、再処理工場から出る放射能の危険性を知った。オーストラリアや日本などの若者らが核のない未来を祈り、ウランの産地・オーストラリアから被爆地の広島や長崎まで歩く「国際平和巡礼」のメンバーが八戸市に来た時のことだ。彼らの話を聞き、映画の撮影中だった鎌仲監督から「六ケ所のこと知らないの。ほっといたらサーフィンできなくなっちゃうんだよ」と教わった。 それから数年後、県内ほぼすべてのサーフショップを回り、再処理工場の問題を説明した。しかし「今さら知ってどうしろっていうの」「お前、何言ってんの」という反応だった。何が起きているか理解していない人も多かった。一生懸命アピールすれば理解してくれると思っていたが現実は甘くなく、心が折れそうになった。 それからはスタンスを変えた。継続させるには、どこかに楽しさがないと難しいと思った。若い人に頭ごなしに言っても伝わらない。サーフィンの初心者に波乗りの気持ちよさを教え、「こんなきれいな海に放射能が流れてくるって知ってる? 困らない?」と切り出す。するとほとんどの人が話に耳を傾け、「そうっすね」と自然に理解してくれる。 今は身の丈に合った活動が大事だと思っている。自分の能力を超えて活動しても続かないからだ。「わざわざ型を作らなくてもいい」。サーフィンを楽しみ、サーフショップも営みながら、武山さんは自然体なスタイルを模索している。 いつも応援のクリックありがとう【blogランキング】 |



