R.ガンボーギ「移民たち」
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エリン・ダニールソンの夫君、ラファエロ・ガンボージ(Raffaello Gambogi)の絵。ガンボージはイタリアのマッキア派(マッキアイオーリ)を代表する画家ジョヴァンニ・ファットーリに師事した、とある。マッキア派と言えば、つい今年になってから、東京でマッキア派の展覧会が開催されていたのを、わざわざ観にまで行った要チェック画派。が、どうも私のなかでは印象になって残りづらい画派でもある。 |
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エリン・ダニールソンの夫君、ラファエロ・ガンボージ(Raffaello Gambogi)の絵。ガンボージはイタリアのマッキア派(マッキアイオーリ)を代表する画家ジョヴァンニ・ファットーリに師事した、とある。マッキア派と言えば、つい今年になってから、東京でマッキア派の展覧会が開催されていたのを、わざわざ観にまで行った要チェック画派。が、どうも私のなかでは印象になって残りづらい画派でもある。 |
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北欧の画家の眼に、イタリアの陽射しがどんなふうに映ったのか、私なんかにはとても想像できない。が、きっと明るすぎ眩しすぎたのではないか、と思う。ダニールソン=ガンボーギの描く陽光は決まって穏やかなので、そう思う。この自画像からすると、私はダニールソン=ガンボーギに似ている。 |
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エリン・ダニールソン=ガンボーギ(Elin Danielson-Gambogi)もフィンランドの女流画家。解説によれば、早くから絵の才能を示した彼女は、ヘルシンキで絵を学んだ後、パリへと渡り、フランス自然主義から影響を受けた。パリ再訪の後にイタリアに赴き、イタリアの外光派であるマッキアイオーリの代表的画家ファットーリの弟子、ラファエロ・ガンボーギと結婚、イタリアに永住した、とある。 |
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アルベルト・エーデルフェルト(前掲)もフィンランドを代表する画家。ガッレン=カッレラと親交があった彼もやはり、フィンランド固有の風俗に取材した絵を描いている。が、彼のほうが、より正統的な雰囲気。ヘルシンキに程近い、エーデルフェルトの故郷ポルヴォーは、一度は行ってみたいところなのだが、夏季にしか列車が通っていない(?)らしい。
サンクトペテルブルク、エルミタージュ美術館。 |
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よく、民族意識や祖国愛と一口に表現されるが、その内実は、自国の自然や文化、そこに暮らす人間など、それらそのものを誇りとし愛する心なのだろう。その意味で、民族主義と呼ばれる流れの絵画が、自国の自然や伝統的な日常の情景を好んで取り上げたのは、当然のことだと思う。森と湖の国フィンランドは、夏には半端でない蚊に悩まされるという、ロマンティックでない側面もあるらしい。
個人蔵。 |
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開設日: 2005/2/4(金)