市ノ郷ノ中

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興味深かった本色々。
遠藤周作さんの本が好きです。
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波上の舟 京極竜子の生涯

ブログ主すら殆ど忘れていたこの書庫の存在。。
いや、本を読んでないワケじゃないのですが、最近色々な意味で印象に残る本に出会えなくて。
 
で、今回せっかく読んだので、レビューしようかと。
「波上の舟 京極竜子の生涯」 野村昭子 著
京極竜子と言えば、この人です。
こういう人、好きです。 この人だけでなく、京極初とか円融院(宇喜多秀家の母)とか。
ツライ時代を、生き抜くだけじゃなくて、自分の役割を果たすべく、逞しく奮闘する女性が好き。
 
さて、「波上の舟」は京極竜子が主人公ということで、とっても期待して読み始めたのですが。。
 
う〜〜〜〜ん、かなり、相当、イマイチ
 
物語は京極竜子が武田元明に嫁ぐちょい前から始まるのですが、その辺りの時代背景なんかは結構うまく丁寧に出来てるんだけど、肝心の人物が魅力がないというか、全く個性がない。
竜子は 「お優しくておキレイな人」 くらいにしか描かれていなくて、これはちょっと。。どうなの。。
 
しかも、頁数が足りないみたいで、武田元明が死んじゃうあたりから、飛ばす飛ばす。
秀吉死んじゃうあたりも、飛ばす飛ばす。 大阪城落城のあたりも、飛ばす飛ばす。
 
そんなにすっ飛ばしたら、「京極竜子の生涯」がどんなだったのか分からないよ
 
 
いや、久々にレビューしようとしたけど、ザンネン感たっぷりなご本でした。
 
 
 
 

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「かの子撩乱」 瀬戸内晴美

   放置気味、じゃなくて完全に放置していたこの書庫。。
   本を読んでないワケではないのだけど、記事にしたい程のパンチ力を感じる作品に出遭わず。

   パンチ力、をワタシが一番感じるのは、やっぱり瀬戸内寂聴さん。
   寂聴さんの作品でも、晴美さんの頃の作品でも、文面から匂い立って来るというか、
   何か、独特の濃密さがあるんですよね。

   そうかと思えば、突き放したかのようなアッサリした描写もあったり。   
   そのメリハリが、読んだ後に「ふぅ、読み終えた。。」という妙な達成感を覚えるというか。

   真剣に読むと、気力・体力を奪われます。


   さて「かの子撩乱」は小説家・歌人・仏教研究家として有名な岡本かの子をテーマにした作品。
   かの子は「芸術は爆発だ!」の岡本太郎の、お母様でいらっしゃいます。


   夫・一平がいながら、自分を崇拝する恋人を同居させ、更に才能を開花させていくかの子。
   奔放な生活を送りながらも、童女のような純粋さを持ち合わせたかの子がちょっとコワイ、
   けど魅力的。


   「有り余る才能」とはよく聞きますが、まさに岡本かの子の為にあるような言葉。
   手に負えない程有り余り過ぎる才能、というのは、幸か不幸か。。

   岡本太郎さんが、生涯独身だったのも何となく分かるような。。
   
   兎にも角にも、やっぱり芸術は爆発なんだろうなぁ、と漠然と感じた作品でした。
   

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ジャック・マイヨール、イルカと海へ還る

     ジャック・マイヨールが自殺した、というニュースを聞いた時は、かなり驚いた。
    
     他の人もそうかも知れないけど、何となく、ワタシの勝手な思い込みでは、
     自殺というのはジャック・マイヨールらしい死ではないような気がしたから。

     うつ病を患っていたというのも。。



    
     映画「グラン・ブルー」ですっかり有名になったジャック・マイヨール。
     これはとてもいい映画だったけど、描かれているジャックはあまりに「天才的」。

     ストイックに潜り続け、フリーダイビングの常識を覆していったジャック・マイヨール。

     映画の中の彼は、どちらかというとナイーヴで神秘的な青年、という感じが。。




     本当の彼が、天才でありながら、弱さも気難しさも持ち合わせた不器用な人なんだと、
     この本「ジャック・マイヨール、イルカと海へ還る」が教えてくれたような気がします。

     著者はジャックの兄、ピエール・マイヨール。
     
     家族の事を書くとなると、なかなか難しいものだと思うけれど、
     とても客観的に綴られていて、同時に、兄から弟への尽きる事のない愛が伝わってきます。



     ジャック・マイヨールに興味がある方には、本人の著書と同じくらいオススメな本です。

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いつでも、泣いちゃう

イメージ 1

    泣ける映画、ドラマ、本。。
    色々とありますが、ワタシが今までで一番泣いたのが、この絵本。

    初めて読んだのは、かなり昔です。
    多分、7年前くらいかな。

    シンプルだけどとても暖かみのある絵で、主人公のイヌのいじらしさに、ただただ号泣。


    ストーリーは、ご主人様の少女ミキちゃんを亡くしたイヌのシロが、その死を理解できず
    「どこへ行っちゃったの?会いたいよ。」
    と、ミキちゃんを探し、想い続けるという、切ないもの。。


    どこ? どこ? どこ? どこ? どこ? どこにいるの?
    シロってよんで あたまを なでて

   
    シロの悲しみが、ストレートに伝わって来るんですよね。。
    
    悲しいながらもタイトルにあるように、ラストにはちょっと救われます。
    逝ってしまった者は、残した者をいつでも見守ってるのね。。


    目をつむるとね みきちゃんのこと考えるとね
    いつでも会えるんだ


    ワタシと3代目はこの絵本とは逆の設定だけど、今も目を閉じれば、いつでも会える。


    
    動物と暮らしているヒトにもそうでないヒトにも、
    オトナにもコドモにも、オススメ出来る絵本です。

    

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「ピアフ 愛の手紙 あなたのためのあたし」

   いわずと知れた名曲「愛の賛歌」。
   エディット・ピアフが飛行機事故で命を落とした恋人・マルセルに捧げた歌として有名です。
   「ピアフ 愛の手紙 あなたのためのあたし」は延々と愛の言葉が綴られた二人の往復書簡集。

   妻子あるマルセルに対して、ひたすら愛を捧げ続けたピアフ。
   この本を読むとやっぱり「愛の賛歌」↓が聴きたくなります。

   やがて 時が訪れて 死が 私から あなたを引き離したとしても それでも平気
   何故なら 私も必ず 死ぬのだから

   そして死んだ後も 二人は手に手を取って
   あの どこまでも広がる真っ青な空の青の中で永遠の愛を誓い合う
   あの広々とした空の中で
  
   そして神様が 私達を 永遠に祝福して下さるでしょう


   ピアフはその後、彼女を思慕していた年下の男性と、死の数ヶ月前に結婚しました。
   彼女の葬儀が行われた際、その死を悼む人々の混雑でパリの交通は完全にマヒしたそうです。

  それ程多くの人に愛されても、彼女に必要だったのは「愛する人」からの愛情だけだったのかも知れません。

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