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やっぱり
わかった振りして居たいから、
コワく強がって、構えてみたい。
けれど、強く接して見ても
分かるのは渇いた表面だけの意味。
これは、困った。誰か、助けえて。
と、
唱えて就いてくるのは忘れた後のすすりこえ――これはすすり鳴く風の声。只、僕の声は口の中を戻りつ行きつし。
多分このまま行けば辿り着くのは剣山の並ぶ細い道。その中すがら、いつまでゆけば、たどり着くの。と、
わが子に言われ目を覚ませば部屋の中。ふかふかの布団の上。
良かった、剣の上に落ちてなくって。
それでも剣山の、道の途上。先の先の先にある。
――あの。花道へ、向かいたくて、ペンを執る。
あの。ひどい坂道を登った上の。
たとえ、あの。ズボンのズれて
見えてますよ、と、言われても――。
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