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何とか連休疲れから復活、ようやく、コ・チャンソクつながりの「マイ ブラック ミニドレス」。
演劇映画科の2010年度学位授与式(卒業式)。4年間遊びまくったユミン、スジン、ミニの三人も卒業式に顔を出している。ユミンは、まだ来ていないヘジに電話するが、ヘジはイケメンのアロマ・エステに陶酔していて、卒業式に来る気がないどころか、三人を誘う。三人もその誘惑には勝てず、エステに向かい、そして、着飾っていつものアックジョン(狎鴎亭)のクラブで踊り狂う。10ヶ月後の11月11日(ポッキーの日)。ミニのマンションは昨夜のパーティで取り散らかっている。ユミンはミニとスジンの嘔吐の世話に忙しいが、ヘジに電話すると、ヘジはイケメンとホテルで朝を迎えている。二日酔いのユミンの携帯に、元彼スファンから1000日記念のメールが届く。家の前でポッキーを持ってスファンが待っているが、ユミンは貧しい彼を冷たくあしらう。金持ちのミニは、離婚間近の両親から逃げ出す海外留学を計画していて、高校生ばかりの英語塾に参加するが、初日から高校生スンウォンとぶつかる。家が破産しそれでも役者の夢を捨てられないスジンは、またオーディションに落ちて、ソウル大卒と学歴を偽り家庭教師に就く。脚本家志望のユミンは、傲慢な女脚本家のアシスタントに採用されるが、仕事は双子の男の子と犬の世話ばかりだ。ユミンは、偶然、小さなプロダクションで同じく脚本家を目指す高校の同級生ヨンミに再会するが、彼女もなかなか昇進のチャンスがないらしい。そんな時、衝撃的なニュースが飛び込む。ヘジが、クラブでスカウトされ《LEVI'S》のCMに起用されたのだ…
脚本家志望のユミンに、『宮』で大ブレークしたユン・ウネ、自由奔放な遊び人ヘジに、「女高怪談」シリーズ出身の美形パク・ハンビョル、切ない境遇のスジンに、彼女もまた「女高怪談」シリーズ出身の個性派美人チャ・イェリョン、大金持ちのミニに、今伸び盛りらしいキュートなユ・インナ。傲慢な女脚本家に、迫力一杯の個性派チョン・スギョン、ユミンの同級生キム・ヨンミに、TVで売れ筋という素朴な感じのチェ・ユニョン、ミニの通う英語塾の高校生スンウォンに、人気アイドル・グループU-kissのトンホ。特別出演では、ユミンの元彼スファンに、若手きっての演技派イ・チョニ、映画監督に、お似合いコ・チャンソク、スジンの家庭教師先の父親に、笑えるキム・グァンギュ、ユミンの母に、ミュージカルが本職の演技派ムン・ヒギョン。
キャスティングから、ありがちなアイドル系青春映画か?っと多少二の足を踏んでたんですが、蓋を開けると、なかなか上出来だったと云えるでしょう。監督は「恋する神父」「ハーブ」という変化球恋愛ドラマを撮ったホ・インムで、今回もちょっと屈折した感じが良く出ていると思います。韓国では女性の本音と友情をあからさまなタッチで描く映画が時折登場しますが、「浮気するのにいい日」「肩ごしの恋人」「お熱いのがお好き」「同居、同楽」「ガールフレンズ」「サニー」とか、それぞれに、ハリウッド映画や邦画とはちょっと異なる、その生々しく歯に衣着せない表現方法は、個人的には結構好きな方でしょう。本作品も、多少筆が滑ったか、と思わせる展開もないではありませんが、24歳の女性たちの厳しい現実と友情の崩壊・再生が鮮やかに描けていると思います。ただ、我々のような中高年・初老男性観客から観れば、遊びまくったツケだ、と苦々しく思うか、その若々しさに元気を貰った、と鼻の下を延ばすか、は五分五分かもしれません。主演を演じる4人の女優は、TVならそれぞれに主役・準主役を張れる実力を持っているので、安心して観られるでしょう。個人的には、切ないキム・ヨンミを演じたチェ・ユニョンがかなり印象的で、将来楽しみ女優ではないかと感じます。
突き抜けた感じはありませんが、華やかさと切なさを大胆にブレンドした女性の本音ドラマとして、それなりに評価できると思います。既にDVDが出ているので、軽く試してみるのはありでしょう。
ちなみに、エンディング・テーマは主演4人が歌っていますが、Baby V.O.X出身のユン・ウネが入っていることもあってかかなりの出来ばえで、個人的にはお気に入りです。ユン・ウネのソロ曲も流れます。
また、エンディングの後ろで流れる映像も洒落ていて、タイトルである「マイ ブラック ミニドレス」の意味が分かるシーンは、なかなか心地良いでしょう。
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