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逢坂剛『平蔵の首』読了。叙述トリックを駆使した『鬼平犯科帳』の再構築か。

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2012年4月に見た映画

2012年4月に見た映画をリストアップしてみた。
★はレビューを書き上げているので、その内アップするという意味です。
 
歌う大捜査線
花都大戦/ツインズ・エフェクトⅡ★
松ヶ根乱射事件
ウディ・アレンのザ・フロント
007/カジノ・ロワイヤル
ツインズ・エフェクト
キング オブ ポルノ★
映画は映画だ
天然コケッコー
ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>★
海炭市叙景
アリス・クリードの失踪
エッセンシャル・キリング
ロスト・イン・北京
ユメ十夜
紀子の食卓
西遊記リローデッド
鉄拳高 同級生はケンカ王
自殺サークル
気球クラブ、その後
タクティカル・ユニット 機動部隊―絆―★
グリーン・ホーネット
ソフィーの復讐
火山高
ハザード
ヤング・ゼネレーション
 
月間ベストは『ロスト・イン・北京』。
 
3月に引き続き山下敦弘監督強化月間。『松ヶ根乱射事件』『天然コケッコー』『ユメ十夜』と3本見た。
『天然コケッコー』のまるで台湾映画のような趣きがいいね。
『ユメ十夜』は夏目漱石『夢十夜』を原作にしたオムニバス映画。山下敦弘は第八夜を担当しているが、これは原作そのものが外れクジだったか。個人的には、松尾スズキが監督した第六夜が一番好みだった。
 
4月後半は園子温まつり。『紀子の食卓』『自殺サークル』『気球クラブ、その後』『ハザード』と4本見た。
『自殺サークル』以外の3本には、フィクションをドキュメンタリー的に撮る手法が共通している。そうした疑似ドキュメンタリーの手法に注目して、未見の園子温監督作を観賞するのも面白そうだ。
 
『ウディ・アレンのザ・フロント』の監督はマーティン・リットで、アレンは出演のみ。M・リット含め、赤狩りの標的になったスタッフ、キャストが結集している。
1976年の作品だが、オールド・ソングの使い方や街並の描写などが、アレンの後の監督作を想起させる点が興味深い。アレンは翌77年の監督作『アニー・ホール』で一躍、時代の寵児となるが、もしかすると『アニー・ホール』の演出は、この『ザ・フロント』の影響を受けているのではないか。何しろ初期に監督した5本の泥臭いドタバタコメディと都会的な『アニー・ホール』の間には、あきらかな溝がある。その溝を埋める洗練された演出術をアレンはM・リットから学んだ(盗んだ?)のではないか、などと妄想するのは楽しいものだ。
ちなみに『007/カジノ・ロワイヤル』はアレンが出演した67年版の方です。
 
香港映画『鉄拳高』は、韓国映画『火山高』のパクリ。ヒット作があればすぐさまパクってしまうバリー・ウォンらしい映画と言えるが、実は本家の『火山高』に比べると、(クライマックスの格ゲーを意識したバトルを除けば)端整な青春映画に仕上がっていて驚く。もっともバリー・ウォンが端整な映画を撮っても物足りない気がするんだけどね。
 
(『ユメ十夜』で松尾スズキが監督した「第六夜」。10分の短篇なのでオチまで収録されてます)

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 ウディ・アレンの作劇法の一つに、対照的な人物のエピソードを交互に語り、互いを照射させることで、その差異を浮かび上がらせる、という手法がある。例えば『重罪と軽罪』や、一人の女性の悲劇と喜劇の両面を描いた『メリンダとメリ ...すべて表示すべて表示

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