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米国の2つの魅力

米国の魅力とは何か?と質問されれば、私は迷うことなく次の2点を挙げる。
「多様性」と「ど田舎」である。
多様性とは、まさに米国そのものであるが、この国は多国籍国家であり、人種のるつぼ、様々な人が生活している。とんでもなく非常識な、狂ったような人もいれば、もの凄い天才もいる。宗教も様々で、いつでも黒い帽子と、黒い衣服に身を包んだ敬虔なユダヤ人もいれば、イスラム教徒もおり、教会もあればその横にモスクが立っていたりする。もの凄い肥満の人も、信じられないような美人もいるし、物乞いが溢れている一方で億万長者もごろごろいる。とにかく幅が広いのである。人間の種類を1から10まであるとすると、日本ではほとんどが4〜6で、変人でも3とか7のレベルであろうが、米国では1から10の人がいるということである。
そしてそういう環境のためか、人々の語学能力が高い。特に純粋な米国人なく、移住してきた人々の語学力は凄い。2、3ヶ国語を話す人は普通であり、私は当地で採用面接でかなりの人と面談したが、大学卒業の新卒の人でも、英語、中国語、スペイン語、あるいは日本語というように、普通に数ヶ国語を話すのである。本当に驚かされる。しかし、インド人だけは要注意だ。8ヶ国語を話すというインド人と面談したことがあるが、よくよく聞いてみれば、その内5ヶ国語は全てインドの地方の言葉であった。
日本はどうだろう?最近でこそ英語教育の見直しが行われていると聞くが、言語能力に関しては、世界はずっとその先にいるのである。そしてビジネスであれ政治であり、それが人と人の関係である限り、言語能力の差は、そのままハンディキャップとなる。言語はコミュニケーションの一つの手段であることは認めるが、それでも言語が非常に重要な意味を持つことも事実であろう。
 
次に「ど田舎」ということが魅力だ。広大な土地、溢れる自然、その潜在力は計り知れない。最近の話題では「シェールガス」もその一つだ。米国の30州で生産できると言われているが、このような資源が広大な土地に眠っているのである。穀物の生産量も凄まじいし、米国ではいまだ開発されていない地域が溢れている。この「でかくて、ど田舎」でありながら、世界のトップを走る国という矛盾が、米国の凄さである。
そういう恵まれた場所に、多種多様な人々がストーリーを展開しているのであり、米国の力は衰えたといわれるが、この国の潜在能力は恐ろしいものがある。
 
 
 

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