全体表示

[ リスト ]

裁判傍聴〜滝川市生活保護不正問題住民訴訟

昨日の本ゼミは教室の外に出て、札幌地裁での裁判傍聴。傍聴したのは、「滝川市生活保護不正問題住民訴訟」。暴力団関係者夫婦が、1年9カ月にわたって生活保護・通院移送費約2億4千万円をだまし取り、その異常な支出を認めていた市長らに同額の支払いを求める行政訴訟です。

今回の傍聴はちょっと一苦労。使用法廷の傍聴席が36しかなく、原告・支援者以外に私たちが集団で行くと入りきらない。そこで、代理人弁護団が法廷の変更を要求するも、裁判長が拒否。私からも先週、裁判所に電話をして(学会参加のため、滞在していた京都から)、法廷の変更を要請しました。しかし、対応した書記官が裁判長の決定なので無理とのこと。そこで、以前、東京で集団訴訟をやっていたときの事例を紹介し、柵内原告席に原告の席を増やして対応するよう要請。弁護団からも同様の要望書を出した結果、私たちの要求が受け入れられ、解決しました。

さて、当日の口頭弁論。弁護団が提出した準備書面に対して裁判長が質問し、弁護団とのやりとりをして終了。いつもやっていたらしい原告意見陳述を今回やらなかったので、アッという間に終わりました。テレビドラマなどの刑事裁判とは違って、特に行政訴訟などは書面中心であっさりと終わるものも多いので、そういうものだと知るのも大事でしょう。

その後は弁護士会館に移動して事後集会。最初は弁護団・原告団同士で今回の口頭弁論に関する解説・質疑応答をした後、私たち向けに裁判の解説などをしていただきました。地元の介護タクシーなら1日4万円ですむところ、わざわざ25万円もする札幌のタクシー会社を使い通院し、夫婦がタクシー会社から還流した金などで札幌の温泉つきマンション、水上バイク、6台の高級車を保有する生活をしていたこの事件。この夫婦も問題ですが、支給をしていた市も問題。本当に生活に困っている人への生活保護が十分になされず、暴力団関係者には甘い行政の責任も問われます。裁判に勝っても、直接原告にお金が入るわけではないのに、法的正義を求めて闘う市民の姿。学生たちも一つの裁判闘争として、学ぶことがあったと思います。今回は私たちのために資料を用意していただいた原告団と、色々お手数をおかけした弁護団に大変お世話になりました。

法学部生ならもちろん、法学部以外でも学生の皆さんは、在学中に1度は裁判傍聴をするといいですよ。

閉じる コメント(0)

コメント投稿
名前パスワードブログ
投稿

閉じる トラックバック(0)

トラックバックされた記事

トラックバックされている記事がありません。

トラックバック先の記事

  • トラックバック先の記事がありません。

芸能人・有名人の新着記事

Yahoo Image
品川庄司 品川
ラフブロ
05月27日 17:41
Yahoo Image
神山 まりあ
アメーバブログGirls Award
05月27日 17:14

.

清水雅彦
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

  今日 全体
訪問者 60 75413
ブログリンク 0 12
コメント 0 1353
トラックバック 0 10

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

開設日: 2008/9/11(木)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.