△本/司馬遼太郎

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”21世紀に生きる君たちへ”

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”たのもしさ”

 もう、28年も前(1989年)に司馬遼太郎が初めて子供、特に小学生程度の年齢層を意識して書いたエッセイー「21世紀に生きる君たちへ」。この小品は大阪書籍の『小学国語』(6年生、下)に収録された。
 短いエッセイでだが、人は何をしなくてはならないのか? 人は何のために生きるのか? その答えが司馬遼太郎の肉声で聞こえてくる。特に僕が感動した、「たのもしさ」についての部分を要約した。

以下、「21世紀に生きる君たちへ」より引用

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”たいせつなもの「たのもしさ」”

鎌倉時代の武士たちは、「たのもしさ」ということを、たいせつにしてきた。

人間は、いつの時代でもたのもしい人格をもたねばならない。

人間というのは、男女とも、たのもしくない人格にみりょくを感じないのである。

司馬さんはいう「たのもしさ」は

自己を確立せねばならない。

―自分に厳しく、相手にはやさしく。という自己を。

そして、すなおでかしこい自己を。

別ないいかたをすれば

いたわりという感情である。

他人の痛みを感じることと言ってもいい。

やさしさと言いかえてもいい。

「いたわり」

「他人の痛みを感じること」

「やさしさ」

みな似たような言葉である。

この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。根といっても、本能ではない。

だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。


その訓練とは、簡単なことである。

例えば、友達がころぶ。

ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。

この根っこの感情が、自己の中でしっかり根づいていけば、他民族へのいたわりという気持ちもわき出て

くる。

君たちさえ、そういう自己をつくっていけば、人類が仲よしで暮らせる時代になるのにちがいない。



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人間にとって大切なのは、「たのもしさ」である。
「たのもしいさ」とは、自分に厳しく、相手にはやさしい、ということ。
その「たのもしさ」は、訓練をすることによって身につく。
世のためにつくした人の一生ほど、美しいものはない。
その為には”たのもしさ”が絶対にかかせない。
至らぬ自身への問いかけ…。







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