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ワールドカップ’81から26年。80年代バレーボール回顧

イメージ 1

栗原は、大山とともに日本バレー界にとって
20年に一人の逸材であることは間違いないと思います。


http://www.youtube.com/v/7C4_QwzQP7E&rel=1

私がつかえていた監督は正に80年代のバレーを生きた人でもありました。
(もちろんその後90年代00年代にも続いていきますが)

日本で合宿などをして他の指導者の方と話をする機会に駆り出されて
いかに80年代のバレーは輝いていたかを説明(通訳)させられることがありました。

 (させられたなんて言い方だと語弊がありますね。
私は未だに80年代のバレーについて語ったり映像を見たりするのは好きです。)

 私もある意味でそう思っています。
バレーの魅力で会場を沸かす力がありました。


 しかし、2007年のワールドカップには80年代には
まだ生まれていないような選手が出場するような状況ですし、
指導者といえども80年代の記憶があまりない方もいらっしゃいます。

 そこで、当時の話を熱っぽく語り聞かせてもピンときていない場合が多かったものです。
あまり乗り気でないなという人を捕まえて滔々と語るのもなんでしたが
歴史の証人ということで、こちらも調子に乗って語ってしまいましたが。

 大監督だったので、喋っている間は皆さん遮らずに聴いてくださいますが
終わった後にこんな感じで耳打ちされることがあります。


「球速遅いよなー」

「パイプとかないし」



「「ジャンプサーブもないし」






「相手も小さいな」










「髪の毛の量多いな」


「パーマかけりゃいいってもんじゃないな」




 


「ユニフォームの色が2色しかない、赤と白」








「シューズの底が薄くて学校の上履きみたいだ」








「これで20代??」






「動きがコミカル」


 およそバレーに関係ないことまで、
しかも見た目についてのインパクトを語られます。


こちらの思い入れとは別に、冷めた視点での感想。

80年代のバレーと今のバレーを比べてももう仕方がないでしょう。

ルールも変更になりました。

何よりも時代が変わればバレーも変わって当然です。

不変のものなど何もないのですから。




広瀬美代子が現在のチームにいればリベロとしてどうか?とか
江上由美は全盛期のレベルでプレーした場合、今でもブロック賞をとれるか?
廣紀江は2007年のセンターより大型だが通用するか?
三屋裕子はスパイク賞を取れるか?

見てみたい気もしますが、空想して喜ぶことしか出来ません。


私と同年代を生きた方なら、当時のバレー選手に対する
リスペクトは今もあるかと思います。

たびたび議論になる日本がメダルを取れていた時代ですが、
もう比べようがありません。

当時はブラジルも、イタリアもバレーの普及が遅れていました。
セルビアも、クロアチアも、トルコも、
そしてタイもカザフスタンも、キューバ(80年代前半)ですらライバルではありませんでした。

あの時の選手は良かったけど、高橋は、とか
杉山は、という問答ももはや意味をなしません。

昔の選手と比較する対象のない世代の人たちから見れば、
各国のライバル選手のみがその対象ですから。


http://jp.youtube.com/watch?v=7C4_QwzQP7E

妻が上記の映像を見て一言。

「みんなラリー終わった後に、鼻の穴広げて呼吸してる!
テレビカメラで映されているの分かっているのに。」


と考えたこともないこと言い出しました。


三屋選手も見た目などなりふり構っていないようです。






「今の選手は、人に見られていること自覚している。
だから自分をさらけ出していないし、可愛く見えるように何かを意識している」

などと言っておりました。

確かに言えています。

 決まった後の、ハイタッチとか、コートを駆け回る姿はある意味演出だと思います。
声を出すというのはいいことでしょうが、出し方が同じなのはある意味奇妙です。
ブラジル選手は走りまわりませんが、私には十分やる気と闘志が伝わってきます。


 笑顔で走り回るのに満足しているのは指導者だけだったりもしそうです。
もしそれが大切で普遍的で技術的に必要なことだったら、
高校を卒業しても続けてやるべきのことと思います。

実業団に入ってからまるで別人のような振舞いの選手を見るにつけ

「自分を偽って、指導者を満足させるためにやっていたんだな」と
疑いの目で見てしまいます。



 80年代のバレーがラリーの応酬があって面白いというのは認めていますが、
それはガモワやトレスなどのエースがおらず、決め手に欠けているから拾える。
バックローアタックが無くブロックも絞りやすいから、レシーブの準備が出来る。

データバレーで戦局の分析もしないので対応しやすい。サーブゾーンも3mで
強力なサーブが少ないのでWフォーメーションでも対応できるし、
コンビネーションも使える。
ということは事実です。

しかも今映像を見ても、高いトスは誰も打ち切れていません。
山なりのボールを相手に返すだけのことが多いです。
過去のことを語るのに美化され過ぎの部分もありそうです。

栗原選手の身長であれだけ動けて、あれだけラリー中に鋭角なスパイクを決められた
選手は80年代の日本にはいないです。

しかも、彼女は現代バレーを生きているわけで
30年前より、大型でパワーヒッターのボールをディフェンスし続けなくてはなりません。
かかっているプレッシャーが違いすぎます。
ちょっと酷評が多いのをフォローしておきます。


いくら広瀬選手でもマルチテンポで怒涛の攻めをされれば、拾いきれないと思います。

またそんなに素晴らしい時代のはずなのに
簡単に若くして引退してしまったのは、どうしてでしょうか?
精神的に強ければ、もっと辛いことに耐えれたはずですが。
もちろん時代背景が違います。
あらゆる縛りやプレッシャーを負担に感じていたということもがあるかと思います。


でも当時の人が言うように、今の選手が精神的に弱くて
昔の選手がつよかったというならば、

もっと歯をくいしばって現役を貫く選手がいても良かったと思います。

タイトルが鼻の穴をおっぴろげてなどといってまったく関係ない話になりました。

閉じる コメント(2)

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奥様のコメントに笑ってしまいました(笑)確かにそうですねー。
私もこの大会をきっかけにバレーを始めた者の一人ですが、
自分の中で絶対的なものに神格化してしまっている反面、
現代バレーとの余りの違いに、比較し得ない壁は常に感じています。
ルールの大きな変更で、自分のやっていた競技とはまるで別物だなあと思うこともありますね。
中田久美さんも、現役の頃は休みがなかった、という話をよくされますが、
だからといって今の時代にそれをやって強さが追求できるかといったらそうではなくて。
ハングリーさと無休は繋がらないですよね。

>もっと歯をくいしばって現役を貫く選手がいても良かったと思います。
今でもバレーに携わる方が多いのを見ると、余計にそう感じますね。
その余力を是非現役で!と思わないでもないです(笑)
引き際の難しさ・・・正解がないだけに簡単には言えませんが、
ボロボロになって泥臭くつづけることは、私は尊敬に値すると思うのですが・・・・ 削除

2007/11/5(月) 午後 10:46 [ kiyo ]

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kiyoさん、はじめまして!初コメントありがとうございます。
コーチングキャラバンなどのメンバーを見ているとそう思うんです。
本当にやりつくし、なおかつ指導の道を選ばなかったら、歌手のちあきなおみや山口百恵のような引退生活を送ると思うんです。
やはり代表クラスの選手が20代中盤で引退するのは早すぎたと思います。中田さんの時代も厳しかったと思いますが、当時東京オリンピックのメンバーは、その時代に、「甘くなった」といっていましたし、
今が全て甘くなったのではなく、海外のチームが強くなってきたと、また強いチームが増えた、これに尽きると思います。

2007/11/6(火) 午前 4:32 area71

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