現場から学んだ知恵と技術ーおいしい水を求めて

緩速ろ過でなく、生物浄化法と名前を変えないと、また誤解される。目からウロコの話

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第5回 国際緩速ろ過会議を日本で開催したい

5回 国際緩速ろ過会議を日本で開催したい
 1914年9月に名古屋市鍋屋上野浄水場が稼働開始。
その100年後、2014年に、名古屋市で国際緩速ろ過会議ができたらという思いが動きだしました。2年しかないので無理かも。でも、できるかな。上田でも、他の都市でも、何とか、日本で開催したい。生物浄化法という視点を世界に広げる良い機会かな。
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 公共水道の始まりは1804、産業革命時代のスコットランド郊外で人工の伏流水をつくり、市内中を売り歩いたことと言われている。
 その後、1829年英国ロンドンで現在の緩速ろ過方式が完成した
 1974年、急速ろ過で必須の塩素処理により発がん物質生成リスクを指摘され、世界中で大問題。
 1984年、アメリカで急速ろ過処理を通過したクリプト原虫での大規模集団下痢事故があった。
 世界中で、安全な処理方法を模索し、英国式の緩速ろ過を再認識された。
 
 1988年、英国のNigel Grahamロンドンで、第1回国際緩速ろ過会議を、
 1991年、アメリカで第2回が
 1996年、ロンドンとオランダで第3回が
 2006年、ドイツで第4回が開催された。
 国際会議の講演集は;
第1回:1988.Nov.23-25:LondonImperial College) Graham  23編
       Ellis Horwood Limited (John Wiley & Sons)
Slow Sand Filtration: Recent developments in water treatment technology
 
第2回:1991 October: Univ. of New Hampshire  Collins and Graham  22 編   AWWA(1994:アメリカ水道協会)
An International Compilation of Recent Scientific and Operational Developments
 
第3回:1996 April 22-24(London), 25 (Amsterdom)  Graham and Collins  44編  John Wiley & Sons
Advances in Slow Sand and Alternative Biological Filtration
 
第4回:2006 May, (Mullheim, Germany)   Gimbel, Graham and Collins  72 編  IWA publishing
Recent Progress in Slow Sand and Alternative Biofiltration Process
 
年々、発表講演数が多くなっている。
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第4回の会議のプログラムは:
 
中本も1996年の会議から参加してきた。2005年、中本が緩速ろ過でなく、生物浄化法Ecological Purification Systemと認識する必要があると言い出した。緩速ろ過処理は、冷涼な気候の英国生まれである。生物群集の活性に注目するなら、温かい地域、国なら、英国より、もっと活性が高い。それなら、新しい発想の浄化法として提唱することができる。
 
 日本は、北海道から沖縄まで、山間渓流から都市の汚濁河川、地下水、伏流水、河川表流水、湖沼水、ダム湖水など、いろいろな水源がある。自然現象の賢い活用の生物浄化法である。日本が世界に向けて、発信できる。
 
 緩速ろ過は、水質が良い原水を、石英質の均一な細かな砂でゆっくりとしたろ過速度だと清澄で安全な水ができると思われていた。
 〇日本各地の山の渓流は大雨が降らなければ清澄である。
 〇白い花崗岩でなく、黒い安山岩の山でも、どこにでも、清澄でおいしい名水と言われる湧水がある。
 〇清澄な山の渓流の流れは、急流だ。
 〇細かな濁りなどを捕捉するのは、岩や小石の間で活躍する微小動物である。
緩速スローとは、生物群集にやさしいという意味だった。
 
英国生まれの緩速ろ過を、日本で生物浄化法の発想が生まれた。
 
名古屋市は、1914年9月に鍋屋上野浄水場が稼働しだした。その100年後の2014年に名古屋市で第5回国際緩速ろ過会議を開きたい。それに、国際会議を2014年だと、2年間しかないが、何とか間に合わせたい。
 
スローとは速度でなく、生物群集に「やさしい」 の意味だった。
   早い速度でも、砂礫が動かなければ良い。
細かな砂より、大きな砂が良い。ろ過抵抗が小さくなる。目詰まりしない。
   砂や小石の裏の流速はゼロ。どんな微生物、微小生物でも活躍できる。
流速が早いと、酸素供給量が増え、水質の変化が小さくなり、生物群集にやさしい。
   微小動物は酸素不足が苦手。生物群集が嫌がることをしない。
水深が浅いと、底まで光が十分当たる。藻も繁殖、微小動物も増える。
   空腹の微小生物が多くいるのが、ポイント。
緩速ろ過Slow Sand Filterでなく、生物浄化法Ecological Purification System
   英国式の緩速ろ過は、日本で、生まれ変わった。
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 日本の標準ろ過速度でなく、英国テムズ水道での新しいろ過速度を参考にしたい。緩速ろ過処理は、面積効率が大変に良いことになる。薬品も使わず、生物群集にやさしい処理をすれば、維持も楽で、市民に廉価で良質の水道水を供給可能である。
 生物浄化法の発想は下記の経験により固まった。日本の上田市で詳細研究をし、高崎市、名古屋市、宮古島、、その他の日本各地の浄水場の見学、バングラデッシュ、インドネシア、スリランカ、アメリカ、英国の浄水場建設と見学をしたことだ。現在は、サモア、ネパールへも中国でも、ブラジルを始めラテンアメリカでも、世界各地で、この考えが浸透しだした。
 

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名古屋の国際会議楽しみですね。是非聴講に行って見たいですね。

2011/12/2(金) 午後 10:51 tos*ia*i*unko*obaya*hi

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