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■デイジー・ダックス■
ちょろい仕事だよ。元傭兵のリアティスはこともなげに言った。行方不明の戦友を見つけ出す手助けをしてくれというのだ。ほかならぬ親友の頼みにわたしは心が動くのを感じた。たまにはちょっとした冒険をしてみるのもいい。ところがその直後、リアティスが何者かに狙撃され重傷を負い、わたしはヴェトナム戦争の略奪品をめぐる熾烈な争奪戦に巻き込まれてしまった―― ロマンティックな冒険者ドク・アダムズの新たな活躍!
お気に入りの作家(海外編12)
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前出のサム・リーブスに続く マイナー・シリーズ第2弾
| リック・ボイヤー
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冒険小説やハードボイルドの主人公といえば臑にキズ持つアウトローや(元)警察官などが主流である
今回の主役は口腔外科医 つまりそこそこの社会的地位も経済的ゆとりもあるお方である
『君子危うきに近寄らず』『金持ち喧嘩せず』
好んで危険に身を投じる必要もなく ヨットに酒にバイクにと のほほんと極めて平和な日々を送っているようなプチセレブな中年お父さんである
このお父さんがけっこう危ないことに巻き込まれるわけだが……無さそうで有りそうな設定が面白い
ストーリー展開とはあまり関係のないところで出てくる 妙にリアリティのある手術の描写 ヨットや酒についての蘊蓄もけっこう楽しめる ちょっと変わった作品である
●やや軽めであるが 連休中疲れを癒しながら読むには丁度良い一冊かもしれない
■リック・ボイヤー■
1943年イリノイ州エヴァンストン生まれ。デニスン大学卒。教師や編集者等の職を務めながら、76年、ホームズもののパスティーシュ長篇であるThe Giant Rat of Sumatoraで作家としてデビュー。 82年、口腔外科医ドク・チャールズ・アダムスの活躍を描くシリーズ第1作『ケープ・コッド危険水域』でMWA賞最優秀長篇賞を受賞した。
■MY LIBRARY■
| ケープ・コッド危険水域 | 幻のペニー・フェリー |
| デイジー・ダックス | ナンタケットの墓標 |
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