全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全334ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

第1836回 欧州の未来


新刊■三橋貴明氏との対談本 大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)
http://tinyurl.com/6mb2lq8 (アマゾン)
私が企画協力させていただいた藤井厳喜先生の新刊が発売となります
■バカで野蛮なアメリカ経済
http://is.gd/4QoceS

 ギリシャ救済合意から一日、市場ではギリシャ経済の将来について悲観的な見方が優勢のようだ。欧州のソブリン債の保証コストは上昇し、他国への波及も気になる所となっている。ある意味、当然といえば当然であるが、緊縮一本の金融危機対応では負の連鎖が発生する。

 また、ギリシャ型の債務再編は民間の投資家の投資意欲を減退させる。今回、欧州連合はその責任のほとんどを民間投資家に負わせる選択をした。確かに民間の投資家にも責任はある。しかし、ギリシャのソブリン債はユーロという信用によって安全な債権に見えていた部分も大きく、ギリシャだけの信用で買われていたわけでもない。その前提にはユーロという通貨とシステムに対する信用もあった。

続きと詳報はメルマガで
■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
 http://foomii.com/00049


■ルービニ教授:ギリシャの緊縮策と構造改革は債務拡大をもたらすだけ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZRMHJ1A74E901.html
スカイテレビのニュースサイトで生中継されたアテネでの会議で、「賃金と年金を引き下げざるを得ないなら、需要と可処分所得も縮小し」、悪循環を引き起こすと指摘。「構造改革は短期的にはリセッションを悪化させるだけで、その結果、債務比率は一段と大きくなり、債務のダイナミクスは持続不可能になる」と分析した。

■バローゾ欧州委員長:欧州には経済成長が必要、規律や制裁だけでなく
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZSYVG6VDKHT01.html
バローゾ委員長は22日、ブリュッセルで開かれた欧州経済社会評議会で、「規律と制裁という考えだけに頼って欧州を築くことはできない」と述べ、「規律も必要だが同時に団結も必要だ。堅実な財政も必要だが、成長も必要だ」と続けた。

■欧州のソブリン債保証コストが上昇、1カ月ぶり高水準−CDS取引
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZSYIC0YHQ0X01.html

■中国経済、今年ハードランディングの可能性=政府系シンクタンク
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE81L07O20120222
■中国:2月のHSBC製造業PMI速報値、49.7−4カ月連続縮小
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZRWGY6S972801.html

★昨日の市況★

■今日の国内市況:日経平均9500円回復、債券安、円安加速し80円台
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZS9UZ1A74E901.html
東京株式相場は反発し、日経平均株価は終値で6カ月半ぶりに9500円を回復。午後に入り為替市場で円安・ドル高の動きが加速したことで、収益改善期待からトヨタ自動車など輸出関連株が買われた。相場上昇、平均を上回る売買代金推移を好感し、証券株は東証1部33業種の上昇率1位。
 TOPIXの終値は前日比9.11ポイント(1.1%)高の825.40、日経平均株価は90円98銭(1%)高の9554円00銭。日経平均終値の9500円台回復は、昨年8月4日以来。

 東京外国為替市場では円が対ドルで約半年ぶりに1ドル=80円台へ下落した。日本の貿易赤字悪化や日本銀行の金融緩和強化を受けた円安基調が継続。米金利の上昇傾向が続いていることもあり、心理的節目である80円を試す動きが優勢となった。
 円は対ドルで一時、1ドル=80円08銭まで下落。80円台を付けるのは昨年8月4日以来で、午後4時14分現在は80円04銭前後となっている。
 ユーロ・円相場は一時、1ユーロ=106円02銭と、昨年11月14日以来のユーロ高・円安水準となった。一方、ユーロ・ドル相場は朝方に1ユーロ=1.3211ドルまで弱含んだが、午後にはユーロ・円につられる形で1.32ドル半ば付近まで値を戻した。

■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZSRMD1A74E901.html
 香港株式相場は2日続伸。中国が景気下支えに向け、金融政策を一段と緩和するとの観測が広がった。
上海市が住宅購入規制を緩和したとの一部報道を受け、雅居楽地産(アジャイル・プロパティ・ホールディングス、3383 HK)を中心に中国の不動産株が上昇。SOHO中国(410 HK)は5.6%高。中国海外発展(688 HK)は2.8%高。
 中国最大の電子商取引サイト、アリババ・ドット・コム(1688HK)は43%上昇。非公開化を親会社が提案をしたことが好感された。衛星通信システムの亜太衛星集団(1045 HK)は20%高。中国の温家宝首相の息子、温雲松氏が国有の衛星通信会社、中国衛星通信集団(中国衛通)の会長に指名されたことが材料視された。

中国株式相場は4営業日続伸。住宅価格下落が中国経済に悪影響を与えるのを防ぐため、上海市が不動産規制を緩和するとの観測が広がった。
万科企業(000002 CH)と保利房地産集団(600048 CH)が上昇し、両社などで構成される不動産株指数は3カ月ぶり高値を付けた。金地集団(600383 CH)は3.9%高。上海市が一部の住宅購入規制を緩和したと上海証券報が報じたことが好感された。一方、同紙が4大銀行による2月の新規融資は1月を下回る見込みだと伝えたことで、中国工商銀行(601398 CH)と中国銀行(601988 CH)は値を下げた。

■2月22日の欧州マーケットサマリー:株は続落、ドイツ国債は上昇
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZT3KC0J1HNJ01.html
 22日の欧州株式相場は続落。ユーロ圏のサービス業と製造業を合わせた経済活動が今月、予想に反して縮小したことが響いた。
 歯科インプラントメーカー最大手、スイスのストラウマン・ホールディングが昨年11月以来の大幅安。通期利益が市場予想を下回ったことを受けた。欧州旅行最大手の独TUIも安い。同社株1290万株をバンコ・CAM・SAUが売却した。一方、欧州2位の自動車メーカー、フランスのプジョーシトロエングループ(PSA)は大幅高。
 ストックス欧州600指数は前日比0.8%安の264.59で終了。年初来では8.2%上昇している。ユーロ圏が債務危機を封じ込めるとの期待や、米国で予想を上回る経済指標が相次いだためだ。
 クロスブリッジ・キャピタルの投資責任者マニシュ・シン氏(ロンドン在勤)は「欧州が依然としてリセッション(景気後退)という雲に覆われている状況からすれば、弱い総合景気指数はもちろん投資家を萎縮させる」と指摘。「とりわけドイツの数字が弱かったのは、欧州需要の弱さとともにユーロ圏全体の成長見通しが弱いことを示すものだ」と説明した。
 マークイット・エコノミクスがこの日発表した2月のユーロ圏総合景気指数(速報値)は49.7と、前月の50.4から低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト16人の調査では、中央値で50.5が見込まれていた。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目とされる。
この日はまた、前日に第2次救済確保が決まったギリシャの格付けをフィッチ・レーティングスが「C」と、これまでの「CCC」から2段階引き下げた。債務負担圧縮で実施される債券交換を理由に挙げた。

閉じる コメント(6)[NEW]

閉じる トラックバック(0)

第1835回 ギリシャ救済合意


新刊■三橋貴明氏との対談本 大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)
http://tinyurl.com/6mb2lq8 (アマゾン)
私が企画協力させていただいた藤井厳喜先生の新刊が発売となります
■バカで野蛮なアメリカ経済
http://is.gd/4QoceS

セミナー講演依頼は info@watanabetetsuya.info へお気軽に

 欧州各国のギリシャ救済に対する合意が成立した。これにより、今後はギリシャの債務交換が焦点となる。今回の合意ではギリシャの債務に関して、ECBや欧州中央銀行の保有分はそのまま温存されることになった。そして、民間の債務に関しては約70%の減額となることが決定した。

 ギリシャ政府は、民間債務の減額に関してそれを実現するために債務減額を強制する集団行動条項の導入を決定している。本来ならば、この時点でCDSなどのデフォルト要件となると思われる。しかし、今のところは政治的判断なのかデフォルト扱いされていない。

続きと詳報はメルマガで
■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
 http://foomii.com/00049


■ギリシャ:第2次救済を獲得、「デフォルトより支援」が欧州の選択
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZQ3CA6JIJUT01.html
 ユーロ圏財務相らは20、21日にかけ夜を徹した会議で、1300億ユーロ(約13兆8000億円)の第2次支援を決定した。ECBの利益移転を取り決めたほか、ギリシャが来月の国債償還を乗り切れるよう債務減免交渉で民間投資家の一段の譲歩を得た。
 この合意に基づく救済の成否は、ギリシャ国債保有者が債務交換に応じるか、ギリシャがさらなる緊縮策に耐えられるか、救済反対の世論の逆風の強い北部欧州諸国での議会承認の関門をくぐれるかにかかっている。

■ユーロ圏中銀:投資勘定のギリシャ債を交換、損失強制回避へ−関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZQVGK1A74E901.html
交換は欧州中央銀行(ECB)が先週実施したのと同様のもので、21日に行われる。ECBは資産購入プログラムを通じて購入したギリシャ債を、債務交換の集団行動条項(CAC)が適用されない債券に交換した。

■ギリシャ:史上最大のソブリン債務再編で民間と合意−自発的参加期待
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZQCYR07SXKY01.html
債券保有者は元本の53.5%の減免に応じる。残りについては新発のギリシャ国債と救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が発行する債券に交換する。民間債権団を代表する国際金融協会(IIF)が21日、夜を徹した協議後に発表した。交換後のギリシャ債の表面利率は2015年2月までが2%、その後5年が3%、さらにその後が4.3%となる。
合意に基づき、債券保有者は保有ギリシャ債の額面の31.5%相当を年限11−30年のギリシャ国債20銘柄で受け取る。残りはEFSFの短期債に交換される。新発債は英国法に準拠する。
 ギリシャ債を保有するヘッジファンドなどは、債務交換に応じず100%償還を求める可能性もある。減免を強制されても、ギリシャ債を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の決済が起こればCDSを購入していた投資家は100%の支払いを受けられる。
 国際スワップデリバティブ協会(ISDA)の規則によれば、ギリシャと債権団が自発的合意に達するか、合意が全債券保有者に対して強制力を持たない場合は決済が起こらないが、集団行動条項を発動して交換に応じない保有者に損失を強制すれば決済の事由となり得る。

■ギリシャ債務、再び軌道から外れる可能性大=トロイカ報告書
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE81K00D20120221
とりわけ、経済構造改革や民営化の遅れが続くことで景気後退が一段と深刻化する可能性に懸念を示し、「このシナリオでは2020年の債務は対GDP比で最大160%になる」とした。これは現在とほぼ同じ水準となる。

★昨日の市況★
■今日の国内市況:株式3日ぶり反落、債券は下落−ドル・円は79円後半
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZQEMZ07SXKW01.html
 東京株式相場は3日ぶりに反落。テクニカル指標から見た過熱感が強い中、不動産株のほか、保険や銀行、輸送用機器株といった直近急伸業種が売られた。午前の取引終了後にユーロ圏財務相会合でのギリシャ支援の決定が市場に伝わったが、当面の好材料が一巡したと受け止める売り圧力の方が優勢だった。
 TOPIXの終値は前日比2.74ポイント(0.3%)安の816.29、日経平均株価は同22円7銭(0.2%)安の9463円2銭。
 きょうの日本株は、過熱警戒感から目先の損益を確定する動きが朝方から優勢。日経平均の2月に入ってからの上昇率は7.8%と、米ダウ工業株30種平均の2.5%やストックス欧州600の5.4%を上回っていた。テクニカル指標面でも、東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の百分比を示す騰落レシオ(25日移動平均)は20日時点で136%と、相場の過熱を示すとされる120%を超過。
 東証1部33業種では不動産や空運、電気・ガス、保険、輸送用機器、海運、証券・商品先物取引、銀行、機械、ゴム製品、鉱業、電機など20業種が下落。きょうの下落率上位には、2月月初から前日までの上昇が目立っていた業種が並んだ。日本銀行の追加金融緩和策などが材料視される格好で、不動産は前日までに18%高、保険が18%高、輸送用機器が15%高、海運が25%高、電気・ガスと銀行は11%高などとなっていた。
 TOPIXと日経平均は下落したが、東証1部の値上がり銘柄数は814と、値下がりの680を上回っており、きょうは時価総額上位銘柄を中心とした持ち高整理の動きが中心だったことをうかがわせた。
 午前中は、ユーロ圏財務相会合でギリシャへの第2次支援が正式決定するとの期待が相場全般を下支えし、主要指数は前日の終値を挟んだ方向感の乏しい展開だった。日本時間正午すぎにギリシャ支援の合意が市場で伝わると、ユーロの上昇力の鈍さ、好材料の一巡感から、日本株は弱含んだ。

 東京外国為替市場では、ユーロが上昇し、対円では約3カ月ぶりに1ユーロ=106円台に乗せた。20日から開催されていたユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で合意されたギリシャ向け第2次金融支援策の内容を受け、包括的な救済態勢への期待感からユーロ買いが進んだ。
 午前の取引では、ユーロ圏財務相会合の結果がなかなか明らかにならなかったことで市場に警戒感が生じ、ユーロ売りが先行。ユーロ・円相場は105円05銭まで水準を切り下げていたが、支援合意が伝わると、105円台後半に急速に値を戻した。午後は一段高の展開となり、一時は106円01銭と、昨年11月14日以来の水準までユーロ高・円安が進んだ。

■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZQVDI1A74E901.html
 香港株式相場は上昇。原油高に伴う企業収益の悪化が懸念される一方、ギリシャの第2次支援パッケージ合意が好感された。
 時価総額で欧州最大の銀行、HSBCホールディングス(5 HK)は1.3%高。欧州を最大の市場とする衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は1.5%上げた。中国の携帯電話サービス会社、チャイナ・ユニコム(中国聯通、762 HK)も高い。
 先週6%上昇していた複合企業のワーフ・ホールディングス(4HK)が1.1%安。時価総額で世界最大の航空会社、中国国際航空(753 HK)は、燃料コスト上昇で収益が損なわれるとの見方から売られた。
 ハンセン指数は前日比53.93ポイント(0.3%)高の21478.72で終了。一時は1%安まで下げた。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.2%高の11689.69で引けた。

 中国株式市場で、上海総合指数は約2カ月半ぶり高値に上昇。ユーロ圏財務相会合がギリシャ支援で合意したほか、投資家の間で中国政府が信用収縮の緩和に向けて一段の措置を講じるとの観測が広がった。
 中国工商銀行(601398 CH)と中国建設銀行(601939 CH)は短期金利の下落を受け上昇。ユーロ圏財務相会合のギリシャ支援合意を受けて、江西銅業(600362 CH)やチャルコ(中国アルミ、601600 CH)など金属銘柄も値を上げた。一方、アジア最大の製油会社、中国石油化工(600028CH)が安い。
 華西証券の魏?アナリスト(上海在勤)は「今後も追加の緩和があり、経済に一段の流動性が供給されるだろう」と指摘した上で、「このような政策が景気減速を抑制するのに有効かどうかはまだ分からない」と述べた。

■2月21日の欧州マーケットサマリー:株は反落、イタリア債は4日続伸
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZR8WC0J1HL501.html
 21日の欧州株式相場は反落。ストックス欧州600指数は前日付けた6カ月ぶり高値から下落した。ユーロ圏財務相会合は第2次ギリシャ救済を承認したものの、同国の債務危機解決には不十分との見方が根強い。
 製パン材料最大手、オランダのCSMが安い。2011年の決算が予想に反して赤字となったことが嫌気された。英不動産会社セグロは2.1%の値下がり。同社はアナリスト予想以上に非中核資産の評価を引き下げた。ギリシャ・ナショナル銀行も大幅安。
 ストックス欧州600指数は前日比0.5%安の266.78で終了。昨年9月22日以降では24%上昇している。ユーロ圏が債務危機を封じ込めるとの期待や、米国で予想を上回る経済指標が相次いだことが背景。前日は4営業日続伸し、昨年7月26日以来の高値で終了した。
 この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が下落。同日朝まで夜を徹してブリュッセルで開かれたユーロ圏財務相会合では、1300億ユーロ規模の第2次ギリシャ支援が承認されたほか、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ債で得る利益の救済への活用や、民間債権者の一段の損失負担などが決まった。ただ、欧州と国際通貨基金(IMF)の専門家が指摘した最悪のシナリオでは、ギリシャの公的債務は対国内総生産(GDP)比で2020年に160%と、目標に遠く及ばない恐れがある。

 21日の欧州債市場ではイタリアとスペインの国債が4営業日続伸した。ユーロ財務相会合(ユーログループ)が第2次ギリシャ救援で合意したことから、ユーロ圏債務危機が封じ込められるとの楽観が高まった。
 イタリア10年債のドイツ10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は一時、昨年9月以来の最小となった。ユーログループは夜を徹した協議で、1300億ユーロ(約13兆8000億円)規模のギリシャ救済を決定した。

閉じる コメント(6)[NEW]

閉じる トラックバック(0)

第1834回 最終局面


新刊■三橋貴明氏との対談本 大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)
http://tinyurl.com/6mb2lq8 (アマゾン)
私が企画協力させていただいた藤井厳喜先生の新刊が発売となります
■バカで野蛮なアメリカ経済 (扶桑社新書) http://is.gd/4QoceS

セミナー講演依頼は info@watanabetetsuya.info へお気軽に

 昨日午後11時30分からギリシャ救済に関する欧州財務相会談が開かれている。しかし、現在のところ、まだ何も明確な答えは出ていない。欧州各国のギリシャに対する不信感は強く、予断は許されない状況となっている。

 尚、たとえ救済資金が出されても、債務返済に関わるし金額は別会計で温存される見込みとなっている。これは、ギリシャが救済資金を目的外流用するのを防止するための方策である。

 一応、今後の予定としては、財務相会談での救済合意 これがうまく行けばトロイカでの債務交換と救済資金支出となる。
続きと詳報はメルマガで
■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
 http://foomii.com/00049


■第2次救済、独財務相は決定に「自信」−道長かったとギリシャ財務相
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZNZFO6TTDSH01.html
会合のためブリュッセルに到着したドイツのショイブレ財務相は記者団に、「まだ少々、作業が残っている」が、「われわれはギリシャへの新たな救済プログラムの決定をまとめるつもりだ。私は自信を持っている」と語った。

■ユーロ圏財務相会合:ギリシャ首相は第2次救済の承認を訴え−当局者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZPDS70UQVI901.html

■ギリシャ財務相、国際金融協会やトロイカと債務交換で協議−財務省
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZPFAJ6JTSE801.html

■ドイツ銀CEO:ギリシャ債務交換は週内に合意に達すると確信
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZPDPW0UQVI901.html

■ユーロ圏当局者はエスクロー勘定に関しギリシャと大筋合意ー独報道官
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZOVG26KLVR401.html

■今日の国内市況:株式半年ぶり高値・超長期債利回り低下、円下げ渋り
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZOL9K1A74E901.html
東京株式相場は続伸。中国の金融緩和や為替の円安傾向が好感され、電機や輸送用機器、ゴム製品、機械など輸出関連株が高い。海外原油市況高を受け鉱業、商社など資源関連株も買われ、一部アナリストが来期の大幅増益を見込んだ鉄鋼株は東証1部33業種の上昇率1位だった。
 TOPIXの終値は前週末比8.58ポイント(1.1%)高の819.03、日経平均株価は同100円92銭(1.1%)高の9485円9銭。一時9549円31銭と昨年8月4日以来、約半年ぶりに9500円に乗せた。売買高は概算で24億2431万株、売買代金は1兆3841億円、値上がり銘柄数は901、値下がりは620。
 日米欧の金融緩和の流れを引き継ぎ、中国人民銀行(中央銀行)は18日、市中銀行に求める預金準備率の引き下げを決めた。準備率は24日から50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げられる。
 また、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に向け欧州連合(EU)が準備した草案によると、EUはG20が国際通貨基金(IMF)への拠出を増やすことを望んでおり、ユーロ圏各国は国際的な取り組みの一環として1500億ユーロ(約15兆6500億円)を追加で拠出する用意があるという。
 
 東京外国為替市場では円とドルがほとんどの主要通貨に対して下落した。海外時間にユーロ圏財務相会合を控え、第2次ギリシャ救済が決まるとの期待や週末発表された中国の預金準備率引き下げを背景にリスク選好の動きが先行。調達通貨の円やドルに売り圧力がかかった。
 一方、ドル・円相場では円売りが先行。一時は約半年ぶりのドル高・円安水準を付けたが、今月に入りほぼ一本調子で円安が進んできたこともあり、心理的節目の1ドル=80円ちょうどを前に、ひとまず円を買う動きが強まった。

■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZOTSZ1A1I4H01.html
  香港株式相場は下落。中国人民銀行(中央銀行)が市中銀行に求める預金準備率の引き下げを決定したことから、市場では同国が想定以上に深刻な景気減速に向かっているとの懸念が強まった。
 エン州煤業(1171 HK)は2%下落し、石炭関連銘柄の下げを主導。火力発電用石炭の中国の指標価格がほぼ11カ月ぶりの安値水準となったことが嫌気された。アジア最大の製油会社、中国石油化工(SINOPEC、386 HK)は5.5%安。原油先物相場の上昇が売り材料。電子機器を受託生産する富士康国際(2038 HK)は4.9%の値下がり。中国本土の工場労働者の賃上げが響いた。
 一方、広州富力地産(2777 HK)や雅居楽地産(アジャイル・プロパティ・ホールディングス、3383 HK)など不動産株は値上がりした。
 ハンセン指数は前週末比66.83ポイント(0.3%)安の21424.79で終了。一時は1.3%高まで上げていた。中国の預金準備率が昨年11月30日に2008年以来初めて引き下げられた際、翌日のハンセン指数は5.6%高と大きく上昇していた。ハンセン中国企業株(H株)指数は前週末比0.4%安の11669.51で引けた。

 中国株式相場は続伸。国内の経済成長を後押しするため、中国人民銀行(中央銀行)が今年初めて市中銀行に求める預金準備率の引き下げを発表したことがプラス材料となった。  中国工商銀行(601398 CH)と中国銀行(601988 CH)を中心に金融株が上昇。預金準備率の0.5ポイント引き下げが好感された。不動産株指数は万科企業(000002 CH)にけん引されて1週間ぶりの高値を付けた。人民銀貨幣政策委員会の李稲葵委員は、国内不動産市場について、目標を絞った形での「微調整」が必要だとの認識を明らかにした。産金会社の中金黄金(600489 CH)も買われた。
 一方、中国2位の鉄道車両メーカー、中国北車(601299 CH)は0.2%安。同社の増資計画を当局が承認したことが売り材料。

■2月20日の欧州マーケットサマリー:株4日続伸、ギリシャ救済楽観
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZPE8C0J1H8F01.html
 20日の欧州株式相場は4営業日続伸。ストックス欧州600指数は6カ月ぶり高値を更新した。ユーロ圏財務相会合がこの日、ブリュッセルでギリシャ救済を協議しているほか、中国人民銀行(中央銀行)が景気支援で預金準備率引き下げを18日に決定し、これらが買い材料と見なされた。
 欧州2位の速配サービス会社、オランダのTNTエクスプレスが急上昇。同社は米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)による買収提案を拒否した。TNTの大株主であるポストNLも買われた。英石油会社BPも高い。メキシコ湾の原油流出事故で、同社が週内にも和解に至る可能性があるとオッペンハイマーのアナリストが指摘したことが手掛かり。
 ストックス欧州600指数は前週末比0.8%高の268.16で終了。年初来では9.7%上昇している。ユーロ圏が債務危機を封じ込めると同時に米国では景気回復が続くとの楽観が背景。  サクソ・バンクの株式ストラテジスト、ピーター・ガーンリ氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「欧州連合(EU)とユーロを維持することが大半の国の利益にかなう」と発言。「われわれは合意があるとみている。中国も救済劇に加わり、欧州のために一段と安定した役割を演じることだろう。欧州が中国にとって最大の輸出市場の一つだからだ」と説明した。

 20日の欧州債市場ではドイツ国債が3営業日続落。この日に開催のユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で、1300億ユーロ(約13兆7000億円)規模の第2次ギリシャ救済で合意に達するとの見方から、域内で最も安全とされるドイツ国債の需要が減退した。
 スペイン10年債は上昇し、ドイツ10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)がここ10日で最小となった。欧州当局者はギリシャ救済協議が進展しているとの見解を示した。イタリア10年債利回りは4カ月ぶり低水準。同国の鉱工業受注がエコノミスト予想を上回る増加となり、これが買い材料となった。オランダとフランスはこの日に証券入札を行った。

閉じる コメント(5)

閉じる トラックバック(0)

第1833回 本日ギリシャ救済に関する欧州財務相会談


新刊■三橋貴明氏との対談本 大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)
http://tinyurl.com/6mb2lq8 (アマゾン)
セミナー講演依頼は info@watanabetetsuya.info へお気軽に

 ギリシャ救済に関する欧州財務相会談が本日夜11時30分より開始される。それに先立ち、ECBは保有するギリシャ国債を強制的な減額対象外の債権と交換した。また、ギリシャは強制的な減額となる債務再編の集団行動条項の法制化を進めている。これにより、債務再編がなされた場合、民間債権者は強制的に70%の減額を受け入れざる得なくなる。逆にECBが保有する債権はそのまま温存されることとなる。

 本来、ギリシャの債務再編は、デフォルトに相当するものと思われる。しかし、債権者の”自発的な債務再編”というロジックを用いて、これを阻止してきたという経緯がある。しかし、強制的な集団行動条項は、これを否定するものとなり、債権のクリアランス機構や格付け会社がどのように判断するか注意が必要となる。

 そして、今回民間債権者は70%の減額を受け入れる見込みであるが、ECB保有部分の500億ユーロがそのまま額面で温存されると、債務の減少幅が少なく将来的なデフォルトにつながるとの見方も強い。今回の合意はある意味、根本的な解決には繋がらず、単なる先延ばしに過ぎないという意見も根強い。

 ギリシャの政権の支持率は過去最低に落ち込んでいる。また、国民の多くは総選挙を望んでおり、今回、救済合意がなされたとしても、実際の資産売却や緊縮財政実施には大きな反発が生じるものと思われる。
続きと詳報はメルマガで
■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
 http://foomii.com/00049

■ギリシャ2大政党への支持率が過去最低に−リアルニュース世論調査
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZM7A76KLVR401.html
 またNDのサマラス党首は不支持率が63.2%、PASOKのパパンドレウ党首(前首相)の不支持率は80.4%に達している。
 総選挙の時期に関しては、59%が直ちに実施するかギリシャの債務スワップで合意が成立した直後に行われるべきだと回答。30.8%は今年半ばから2013年末までの期間が望ましいと答えた。
■ECB:各中銀保有のギリシャ債、再編対象外とするよう交渉−関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZKFZ71A1I4J01.html
欧州中央銀行(ECB)は、加盟各国の中央銀行が投資ポートフォリオとして保有するギリシャ国債を債務再編の対象から除外するようギリシャ側と交渉している。2人のユーロ圏当局者が明らかにした。
 同当局者は17日夜、民間セクターが関与する債務再編に伴う損失を回避するため、ECBは投資ポートフォリオ内のギリシャ国債をいわゆる「集団行動条項(CAC)」が適用されない債券に交換することを望んでいると述べた。事情に詳しい別の当局者は、ECBは同行の資産購入プログラムを通じECBが買い入れたギリシャ国債の交換をすでに済ませているとしている。
■ECBはギリシャ債交換を完了、各中銀の投資資産は別途交渉−関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZJM9L0YHQ0X01.html

■ギリシャ政府:集団行動条項法案を準備、数日中に議会提出も−当局者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZJZHJ1A1I4H01.html
ギリシャ政府は、第2次救済パッケージの一環である債務交換を支持しない投資家に損失受け入れを強制する法案の作成を進めている。

■ECBのギリシャ債交換、他の債権者を「劣後化」−CDS決済の可能性
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZJ67Q0YHQ0X01.html

★今週の予定★

■来週の主な予定 20日にユーロ圏財務相会合、週末はG20
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=139006
■来週の米主要企業決算 ウォルマートやデル、HPなど
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=139002
■来週の欧州金融機関決算 23日にクレディ・アグリコル、コメルツ銀行
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=139001

★昨日の市況★
■今日の国内市況:株は反発、債券反落−円全面安、ギリシャ支援楽観
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZJ0YD0UQVI901.html
東京株式相場は反発。米国で市場予想を上回る経済指標が相次いだほか、ギリシャ支援に対する楽観、為替の円安推移がプラスに働き、自動車や電機など輸出関連株を中心に幅広く買われた。鉱業や不動産、鉄鋼、非鉄金属株の上げも目立ち、景気敏感業種が相対的に強かった。
 TOPIXの終値は前日比10.20ポイント(1.3%)高の810.45、日経平均株価は同146円7銭(1.6%)高の9384円17銭。
 米労働省が16日に発表した先週の新規失業保険申請件数は前週から1万3000件減少し、34万8000件と2008年3月以降で最少となった。エコノミスト予想の中央値は36万5000件への増加だった。このほか米国では、フィラデルフィア連銀による2月の同地区製造業景況指数、1月の米住宅着工件数も予想を上回る改善を示した。
 ギリシャ情勢をめぐっては、欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ国債について、債務再編の過程でECBが損失負担を迫られることがないよう確実にする形で新発債と交換する見通し。ユーロ圏当局者3人が明らかにした。20日のユーロ圏財務相会合を控え、ドイツ政府当局者は連立与党の議員に、ギリシャの債務負担軽減に向けた債務交換とともに、同国への1300億ユーロの救済が承認されることを望んでいる旨を伝えたという。
 東京外国為替市場では、円が全面安の展開が継続。対ドルでは約3カ月半ぶりに1ドル=79円台まで水準を切り下げて推移した。ギリシャの第2次支援獲得への期待感や米経済指標の好調を背景に内外の株価が堅調に推移しており、リスク選好に伴う円売りが意識された。

■2月17日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZJZ0V0UQVI901.html
 ニューヨーク外国為替市場ではユーロが続伸。主要取引通貨の大半に対して値を上げた。第2次ギリシャ救済をめぐる取り組みについて、20日のユーロ圏財務相会合は融資実行で合意に達するとの観測が広がった。
 円は主要通貨全てに対して下落。ユーロに対しては2カ月ぶり安値を付けた。一方で株式と商品相場は上昇した。債務交換に応じない債権保有者に参加を強制する条項の導入をギリシャ政府が検討していると伝わると、ユーロはドルに対する上げ幅を縮小した。ノルウェー政府・中銀は最近のクローネ上昇を監視していると述べたものの、この日もクローネは値を上げた。
 ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズの市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏(ワシントン在勤)は、「ユーロは重要な会議前に上昇することが多い。20日には会合を控えているが、これまで結果が期待に添わなければ会合後に反落していた」と解説。「円安は、投資家が世界経済の見通しやギリシャ問題に楽観的になっている事実に根ざすものだ」と述べた。
 ニューヨーク時間午後3時16分現在、ユーロは円に対して前日比0.9%高の1ユーロ=104円57銭。一時104円67銭と、昨年12月5日以来の高値を付けた。ドルに対しては0.2%高の1ユーロ=1.3158ドル。一時1.3198ドルを付ける場面も見られた。ドルは円に対して0.7%高の1ドル=79円48銭と、昨年10月31日以来の高値に上げている。

◎欧州株式市場:3日続伸、6カ月ぶり高値−ギリシャ合意期待で
 17日の欧州株式相場は3日続伸。ストックス欧州600指数は6カ月ぶり高値に上昇した。第2次ギリシャ救済に関し、ユーロ圏の合意が近いとの観測が広がった。
 フランスのソシエテ・ジェネラルとスペイン銀大手のサンタンデール、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)を中心に銀行株が高い。英鉱山会社、アングロ・アメリカンも上昇。同社の決算で通期利益がアナリスト予想を上回ったことが好感された。セメントメーカー最大手、仏ラファルジュは急伸。営業利益が市場予想を上回った。
 ストックス欧州600指数は前日比0.6%高の265.93で終了。昨年7月28日以来の高値を付けた。週間では1.8%上昇。年初来の上昇率は8.8%となっている。欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の市中銀行に対し4890億ユーロの低金利融資を実施したことが相場を下支えした。

◎欧州債券市場:イタリアとスペイン債が続伸−ギリシャ救済楽観で
 17日の欧州債市場ではイタリアとスペインの国債が続伸。第2次ギリシャ救済で欧州各国が合意に近づいているとの見方から、債務危機封じ込めへの楽観が高まった。
 イタリア10年債は週間ベースで6週連続高と、2006年8月以降で最長の上げとなった。同国のモンティ首相とドイツのメルケル首相、ギリシャのパパデモス首相はこの日、来週開かれるユーロ圏財務相会合(ユーログループ)がギリシャ問題で合意に達するとの楽観を表明した。

閉じる コメント(1)

閉じる トラックバック(0)

第1382回 ギリシャ救済 北欧の反発


新刊■三橋貴明氏との対談本 大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)
http://tinyurl.com/6mb2lq8 (アマゾン)
セミナー講演依頼は info@watanabetetsuya.info へお気軽に

 ギリシャ救済協議 ECBが保有する500億ユーロのギリシャ債の扱いをめぐり行き詰まりを見せている。ECBが保有するギリシャ債 債権の減額と交換に応じなければ、ギリシャの債務削減目標は達成できない。ドイツや北欧諸国は、ECB保有分の減額に否定的であり、そのままの温存を主張している。これでは民間が70%の減額を受け入れたとしても、支払いの継続は不可能であり、債務再編は意味を持たないものとなる。

 また、もし、ECBがこの削減を受け入れたとしても、GDPの悪化による税収減少が発生する見込みが強いため、将来的な支払い継続は不可能という見方も強い。だからといって、欧州はギリシャに景気対策のための支出拡大を許すわけもなく、現状のままではデフォルトの時期が早いか遅いかだけとなってしまう。
続きと詳報はメルマガで
■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
 http://foomii.com/00049

■ギリシャ協議:融資金利引き下げとECB貢献活用を模索−関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZHVDC0YHQ0X01.html
現在協議中の救済パッケージではギリシャの債務は2020年に国内総生産(GDP)の129%までしか減らず、目標の120%を達成できない。このためユーロ圏の財務相らは15日夜の電話会議で、支援の予定額と必要額の差を埋める方法を模索したという。昨年のギリシャ債務水準は約160%だった。
 金額の差という新たな障害が浮上したため、20日の財務相会合では第2次ギリシャ救済パッケージ全体は承認せず、民間債権者によるギリシャ債務交換の開始だけを決める可能性があると関係者らが述べた。3月のデフォルト(債務不履行)を回避するために債務交換を進めることが不可欠だからだ。
 ギリシャと欧州北部の債権国の間で非難合戦が繰り広げられる間にも、ギリシャ国債145億ユーロ(約1兆4900億円)の償還期限である3月20日は近づいている。その日が、13年のユーロの歴史で初のメンバー国デフォルト(債務不履行)というXデーにもなることもあり得る。

■ECBは保有ギリシャ債を新発債に交換ヘ−ウェルト
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZHWQ56JIJV601.html
額面通りに交換されるため、額面未満で購入したECBには利益が出る。

■米国は欧州支援に向けたIMF追加拠出は考えず−財務次官
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZHXGY0D9L3501.html
ブレイナード次官は16日、上院銀行委員会で証言。事前に配布された証言原稿によると、「欧州が抱えている課題は欧州の対応能力の範囲内であり、米政権はIMFへの追加拠出を追求しない方針をこれまで各国に対して明確に示している」

★昨日の市況★
■今日の国内市況:株式は反落、債券続伸−円は78円台半ば
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZH5YX07SXKX01.html
東京株式相場は4営業日ぶりに反落。ギリシャに対する金融支援実行の不透明感、為替の円安一服などを受け、輸送用機器や精密機器など輸出関連株の一角が下げ、海運や不動産、銀行など直近の上昇が急だった業種群が売られた。
 TOPIXの終値は前日比2.71ポイント(0.3%)安の800.25、日経平均株価は同22円24銭(0.2%)安の9238円10銭。
 15日夜の会合で期待されていたギリシャへの1300億ユーロ(約13兆3300億円)の金融支援決定は、少なくとも20日まで先送りされた。一方、ユーロ圏財務相会合のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)は同日、ユーロ圏財務相との電話会議終了後に発表した資料で、20日の会合でギリシャについて必要な決定を下せると確信しているとし、「昨日以降、さらなる大きな進展があった」と説明した。
 業績懸念の再燃から日産自動車、東芝、ファナック、三菱電機など輸出関連株の一角が下落。直近急伸していた商船三井など海運株、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株も安い。海運株に関しては、UBS証券が大手3社の投資判断を「売り」に引き下げる悪材料も重なった。

 東京外国為替市場ではユーロが続落。ギリシャに対する第2次支援をめぐって曲折が続いていることが嫌気され、ユーロは対ドルで約3週間ぶり安値を付けた。
 ユーロは対ドルで前日の海外市場で1ユーロ=1.31ドル後半から今月6日以来の安値となる1.3044ドルまで下落。この日の東京市場ではさらに下げ幅を拡大し、午後には一時1月25日以来初めて1.3000ドルを割り込んで一時1.2994ドルを付けた。
 ユーロ・円相場も中国による欧州支援期待を背景に海外時間に一時、約2カ月ぶりのユーロ高値1ユーロ=103円49銭を付けたが、その後反落し、東京市場では一時101円93銭まで値を切り下げた。

■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZHJXK0YHQ0X01.html
 香港株式相場は下落。ハンセン指数が4営業日ぶりに値下がりした。中国への1月の直接投資が減少したことや、欧州首脳がギリシャへの追加支援の決定を延期したことが重しとなった。
 売り上げの大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は1.7%安。中国2位の銀行、中国建設銀行(939 HK)は1.1%安。3位の中国農業銀行(1288 HK)は0.8%下げた。銅生産で中国最大手の江西銅業(358 HK)は2.1%安。金属相場の下落が響いた。
 米ウォルマート・ストアーズに商品を納入するリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は3%下げ。米連邦準備制度理事会(FRB)が15日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、1月24−25日開催)の議事録で、追加の資産購入をめぐってメンバー間の意見が割れていることが明らかになった。
 ハンセン指数は前日比87.95ポイント(0.4%)安の21277.28。前日は2.1%上昇し、約半年ぶり高値となっていた。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.9%安の11577.36で取引を終えた。
 アンプル・キャピタル(香港)の資産運用ディレクター、アレックス・ウォン氏は、市場参加者は欧州リスクを警戒しているとした上で、「利益確定売りがあった。ただ前日の上昇分の一部を下げたにすぎず、相場が弱いとは言えない。多くの投資家が銘柄を選別的に買っている」と述べた。

 中国株式市場では、上海総合指数が1週間ぶりの大幅な下落となった。海外から中国への直接投資の減少やギリシャ支援の遅れが、中国の景気減速を加速させるとの懸念が強まった。
 欧州当局者がギリシャ救済の決定を先送りにしたことを受け、江西銅業(600362 CH)とチャルコ(中国アルミ、601600 CH)を中心に金属銘柄が売られた。中国の商務省が海外からの直接投資の見通しは「厳しい」との認識を示したことで、中国最大の海運会社の子会社、COSCOシッピング(中遠航運、600428 CH)は2.9%安。世界最大のばら積み船運営会社、中国遠洋運輸(601919 CH)は1.3%安。政府が「文化」産業を支援する意向を示したことで、華誼兄弟伝媒(300027 CH)などメディア関連銘柄は上昇した。
 精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO)は、「経済のファンダメンタルズは良くなく、金融政策は今年中、比較的引き締められた状況が続くだろう」と指摘。「しかし、投資家は政府が株式を支える措置を講じると期待している。株価は当面は変動しやすいだろう」と述べた。

■2月16日の欧州マーケットサマリー:イタリアとスペイン債が上昇
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZHZKC0J1HKJ01.html
◎欧州株式市場
 16日の欧州株式相場はほぼ変わらず。ギリシャ救済策の遅れを嫌気して売りが先行したが、予想よりも良好だった経済統計を材料視して下げ渋った。
 サンタンデール銀行を中心にスペインの銀行株が下落。同国証券当局が6カ月間続けた金融株の空売り禁止措置を解除したことが手掛かりだった。世界の配電施設製造で最大手のスイスのABBは四半期利益が予想を下回ったことが嫌気され下落。
 一方、仏自動車ルノーは上昇。昨年末のフリーキャッシュフロー(純現金収支)が目標額を上回ったことが買い材料となった。
 ユーロ・ストックス50指数は前日比0.2%安の2489.35で終了。一時は1.6%安となった。年初来では7.5%上昇。
 コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏(ロンドン在勤)は、「ギリシャ懸念が相場を押し下げているようだ」と述べた上で、「ギリシャ問題は終盤に入り、事態が予想以上に混乱している様子がうかがえる。ギリシャのユーロ圏脱退は選択肢にはないと、もはや言えないのは明らかだ」と続けた。
 サンタンデール銀は2.6%下落。ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)は4.1%下げた。
 ルノーは4.5%高。同社の昨年の自動車事業のフリーキャッシュフローは10億8000万ユーロに拡大し、目標額を超えた。

◎欧州債券市場
 16日の欧州債市場ではイタリアとスペインの国債が反発して終了した。ギリシャ救済で欧州各国が合意に近づいているとの見方が手掛かりとなった。
 ドイツ国債は上げ幅を失う展開。オランダのデヤーヘル財務相は同国議会で、ギリシャを救済するコストの方が、デフォルト(債務不履行)を容認するコストより少なくすむだろうと発言した。

閉じる コメント(35)

閉じる トラックバック(0)

全334ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29
検索 検索
  今日 全体
訪問者 22 3330469
ブログリンク 0 213
コメント 1 19336
トラックバック 0 537

代表戸締役 ◆jJEom8Ii3E
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

開設日: 2007/7/16(月)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.