最近発砲のチャンスが遠のいたような・・・・。漫才もいい加減に。。
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昨日は2頭の雄の猪をゲットしたけど
撃ったのはマタギじゃ無かった。
昨日の大猪2頭のうち、
一頭は集合場所の親方で猟場一体の地理と地名や名称など
かなり詳しい先輩。
それもそのはず、生まれも育ちも我らが猟場のど真ん中で育ち
昔から沢の様子や木立まで把握しています。
で、もう一人はといいますと
かなりトンチンカンな先輩で
山の中の事は皆無に等しく何も知らない。
獲物の解体は出来ないし、行動もかなりオットリ。。
車に乗っての移動も何時も置いてけぼりで迷子になること多し。
身なりもハンターらしくないし・・・。
しかし!!!!
話す言葉は凄いの一言。
訳のわからぬウンチクが!!!合っていようと違っていようと
かなり知的なことを言います。シラ〜〜〜ッ。。
そんな先輩だから山に入っても
どっちが北か南か東か西かも解らない。
山の中に行くときは手を引っ張っていかないと迷子になっちゃうし
獲物の追ってくる方向すらチンプンカンプン。
ややもすると獲物を追ってくる方向に背を向け
獲物を待ち受けています。
そっちは反対向きだって言われないとわからなかったりする。笑
そして、山の中で帰り道が解らなくなってしまうことさえある。
なので、山の持ち場に行く時は一緒に連れて行って
持ち場に着いたら説明。
追ってくる方向はこっちからで、獲物もこっちからきます。
大抵の場合はこの獣道を伝って逃げてくるが犬の近い遠いや
獲物が寝ていた場所などにより違う事もある。
8割がたはこの方面に神経を集中しているようにし
後ろには2割ほどの神経を使うように・・。
発射はここからここまでの間で見える範疇で撃たないと
下の仲間や人家、道などに弾が出る心配が有るので
発砲はしない事等安全対策もしっかり伝える。
まあ、そんな多種多様な仲間の集まりの猟だから実に楽しい。
前置きが長くなりましたが
今日の獲物はと言いますと
猪一頭と鹿一頭。
で、その鹿一頭はそのチンプンカンプンな先輩が仕留めたんです。
この鹿、何故かですね、追ってくる反対方向から来たらしい。
山の中の方角が解らないのに反対から来たとはどういうことか?
それは自分の体が向いている方と逆から来たという事。
それでこの鹿は三頭がまとまって来たらしい。
銃声を響かせたののち、みんなからどうした??倒したか?って
無線が飛び交うも・・・・・。
しばらく返事が無い。。。
やっと、返事が来たかと思ったら・・・・・。
そっち行った!!!って言うではないか。
すかさず、そっちってどっちだ!!って無線が飛び交う。
そっちですよ〜〜〜、見ている反対のこっちから来て右に行った!!
右ってどっち向いていて右だ!
なんてやり取りするもんだから全く状況が伝わらない。
山の中は三次元。
上と行っても山のウエ(頂上方向)なのか?
カミ(集落のない方)なのか?
下といえばシタ(川の水が流れていく方)なのか?
シモ(集落のある方)なのか?
上下も色々ある。
右といってもどっちを向いて右なのか?
北を向いて右と言えば東がそれにあたるし
南を向いて右なら西になるし。。。
尾根を見上げて右や左という言い方もあるし
それは説明も機転が効かないと全く意味が通じません。
自分の居場所が解っていて、方角も解らないとどうしようもない。
だから、獲物に逃げられた事を想定し
こっちがシモでこっちがカミ。
方角の説明は太陽の方、太陽と反対と言うようしてね。
なんて説明しないと訳判らんことに。。
待ち受ける場所まで山を一人で昇って行かなければならない場所だったので
迷子になりそうな先輩の持ち場には出来ないので
結局マタギがその場所に行くことになった。
まあ、そうは言っても誰が撃とうと撃つまいと
グループ猟とはそんなもの。
撃った撃たない、獲った、逃がしたを細かく追求したら
グループ猟など出来やしない。
獲物があろうと無かろうと
みんなが目的を一つにベクトルを合わして行う猟だから・・・。
と、思っていますがここ何回かの猟では
獲物へ発砲するチャンスが遠のいたような・・・・。
ま、それも仕方ないね。
群馬のマタギは今猟期に入り
既に十数頭は仕留めているのだから。
獲れても獲れなくても楽しむチャンスは平等にって事で
楽しくやりましょう。。。
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