入所者(利用者)抜きに突き進む
|
入所者(利用者)抜きに突き進む
気仙沼で「最後の改葬」という記事を読んで、どういうことだろうと思った。改葬とは、未知の言葉だ。
読んでみて解った。3.11の後、おびただしい犠牲者の遺体の火葬が追い付かず、やむをえず土葬にしてきた人たちが何千人も居る。 気仙沼では、最後まで仮埋葬されていた3人の棺が19日に掘り出され、火葬にされた。その中の一人は、今も身許が不明なままだという。
被災3県では、それぞれに事情が異なる。岩手県、福島県では、今現在どうなっているのだろうか。
読み残していた先月の新聞を読んでいて、訃報欄に知人の名を見つけた。死亡した彼の夫人はふるさとで私の後輩であり、その姉二人はそれぞれ私と妹と同期だ。皆20代だった頃から、夫妻で実家で寝ている私を訪ねて来てくれ、よく語り合った。
私の施設入り以後は、会う機会がほとんどなくなっていた。それにしても、こんな若さで先に逝くなどは思ってもみないことだった。 未明から雨で、午後まで降り続いた。岡山市北郊のこの辺りでは、さほど強い降りとも見えなかったが、止むまでに50ミリほどになっている。これでも、こちらでは滅多にない雨量だ。
日が差してきたら、降り出す前よりもきつい蒸し暑さになっている。夜には、また熱が出そうだ。
今度はASEANの会議に出て行った野田は、ここでも貿易自由化だの2兆円の支援約束だのと、中国の居ないフィールドではわれこそがトップ・リーダーという振る舞いようだ。
すべてが、アメリカの望むこと、期待することであるのを承知している顔で。 昨日、医師は「ストレッチャーに寝てシャワーを浴びることは、もう始めてもいい」と口にしたが、いつからどのようにという話はまだ出なかった。
今朝の排便時に、私を挟んで医務と介護の二人が盛んにその話をしていた。話の切れ間に、やっと口を挟めた。「いつから始めることになる?」と言うと、「30日から」。 何も聞いてないと言うと、昨日決まったことだという。二人で何か具体的なことを話しており、それは他人事ではない。
「医務と介護と、患者が加わって進めることじゃろう」と言うと、何かいろいろ言い出した。何もかも決めてしまう前に、当事者自身が一緒になって「こうする、ああする」と言い合うべきことだが、それは事務所・管理者を含めて思考の芯になっていない。 施設では、おれたちが威張りたいとか威張っていいなどとは思わないが、いつも当人を横に置いたままで決まっていくのが普通であり、その方が話をすいすい進められるというのが、どこかで間違っていませんかと問いつづけたい。
朝、ジュンが母親に車椅子を押されて室へ来た。やはり膀胱結石で、切らずに(たぶんレーザー治療で)石を出したらしい。腰を痛めてリハビリ入院している老母も、一安心という顔だった。
顔色がまだ蒼白く見えるジュンは、今日はひどく神妙で、黙ったままにこにこしていた。 〔夕食後に開いたパソコンが言うことを聞かなくなり、結局諦めて閉じた。20日の朝になって再度開くと何とか元に戻って、20日の朝に更新する。〕
冬に入る週間予報に見入りつつ熱出でし身を抱きて眠る |






