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キャンプだよ
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OPINEL(オピネル) 
 
多くのアウトドア愛好家に親しまれてきた定番の仏蘭西製フォールディングナイフ。
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用途は包丁として使うのだが刃を折りたたんでしまえばゴロンと転がしておける手軽さがある。

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サイズはNo.で表されNo.2〜No.13まで販売されている。
しかしアウトドアショップの店頭で見かけるの大抵No.8〜12までくらい。
それ以外はネットで探して注文する必要があるだろう。
 
価格も1500円〜3500円程度とお手頃。
ステンレスのブレードとカーボン(炭素鋼)ブレードの二種類の刃がある。

ステンレス製は刃を砥ぐ必要はあるものの基本的にはメンテナンスフリー。錆を気にせず野菜などの水分を含むものをガシガシ切っても錆を気にする必要が無い。
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カーボン(炭素鋼)ブレードは使用の都度錆びるため使用前後の手入れが欠かせない。が、黒錆コーティングを施すなど、手塩にかけて育てる楽しみがある。
 
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上からNo.12(カーボン黒錆化前) No.9(ステンレス) No.8(カーボン黒錆)
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僕の所有するOPINELは3本でサイズ毎の使用感は以下の通り。

No.8 カーボンブレード
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一般的と言われているサイズだが大きな肉の塊をさばくには小さい。
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バターナイフ代りにしたり焼いた肉を切ったりと手近な使い方に便利。

No.9ステンレスブレード
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見た目はNo.8と大差無いが握ってみると一回り大きく感じる。柄とブレードの長さが僕の手にはちょうど良い。
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カーボンも買おうかな…。

No.12カーボンブレード
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急にでかくなる。
グリップが大きくしっかり握ると返って使いづらい。
万人向けでは無いかも知れない。

黒錆処理について触れておく。
とても簡単で使用して行くうちに刃の色付きも変化し刃を砥ぐ行為も楽しくなる。
これをしたくてOPINELユーザーになる人も多いらしい。

難しいと思われがちなポイントは3つ。

1.ブレードロックを外す。
 
イメージ 4道具なんていらない。
ロックした状態で刃を起こす。
誤って怪我など無いよう手袋をはめる。
ぐぐぐっと拡げていくとビィーンという感触と共にリングがすっ飛ぶ。
後は見逃さないようにして探すだけ。

2.ナイフを外す。 
ここが一番難関であり個体差によってピンの抜く方法が変わってくる。
個体差とは大きく分けて3つ
①カシメが両側についているケース
②カシメ側からポンチ等を押し込まないと抜けないケース
③カシメていない側からでも抜けるケース
 
上記①については片側のカシメを抜いて以下の手順でピンを抜く。
上記②については以下の手順でピンを抜く。
上記③についてはカシメていない側を以下③からの手順でピンを抜く。

ここでは上記②についてピンを抜いている。
①鉄が削れるヤスリ
②ポンチ
③トンカチ
④プライヤー

①鉄をガリガリ削れるヤスリでリベットのかしめ側(丸く出ている側)を平らになるまで削る。
②削った側からポンチをあて③トンカチで叩く。
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これをかしめていない側から抜こうとすると抜けずに苦労するケースがある。構造の関係か何故かこちらからの方が簡単に抜けるのだ。
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④ピンをプライヤーで引き抜く。
ペンチよりも引き抜く作業にはプライヤーが向いているようだ。
ペンチでやると何度も滑るのだがプライヤーではガシッと一発で掴める。
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ムラなく黒錆化するために刃に油分が付着していない方が良い。
よって出来れば新品を用いたい。
それでも手脂が付着するので熱湯をかける等して良く拭き取る。

酸化の工程では紅茶とお酢を使う。
酢によって鋼に発生した錆を紅茶に含まれるタンニンで固着させ安定した被膜を形成させる事が目的となる。
この被膜が赤錆から鋼を守ってくれる。
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俗に言う赤錆は鉄の内部に酸化を進行させ腐食させてしまうものだが黒錆は安定して鉄に被膜として密着し保護をしてくれる。


ブレードが入るサイズのビンを使う。
インスタントコーヒーの空きビンがちょうど良かった。
 
紅茶を作り酢を入れる。
酢の分量は紅茶8に対し2も入れれば良いと思うが僕はいつも分量はテキトー。
 
針金等をブレード根元の穴に通して吊るして入れるのが良いと思う。
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酸化が始まるとビンの中の液体は急遽に黒ずみ次第に泡が浮いてくる。

暫らく放置。
泡が増えてくる。

ブレードを黒錆化している間にグリップの刃を挟む部分をヤスリで削るのも良いだろう。
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天然木を使用したグリップは水に着けたり湿気の多い場所に置いておくだけで膨張し、刃の出し入れがとてもキツくなる。

勢い余ってプランプランになるほど削ってしまって後でちょっとションボリ…

15分〜20分経過、ナイフを上げて様子を見る。
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直ぐに触ると黒サビが落ちるので乾燥させてから水洗いし拭きあげる。
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よく乾燥していることを確認して刃をグリップに装置する。
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カシメ片側のみの場合でカシメ側を削った場合はピンの出っ張りが無くなるため、ブレードロックがかかりにくくなるケースがあるようだ。
そのような場合はピンをあえて全て挿入せずに出っ張りを残しておくと良いようだ。詳細はコメント覧をご参照ください。
僕の場合はピンをプライヤーで抜く過程で伸びてしまったため適度に出っ張りが維持されていたため問題なく使用できている。
 
 
後は砥いだりブレードにオリーブオイルを塗るなり好きにする。

カーボンは砥石で砥ぐのが良い。
刃の中程が錆びたりもするので錆落としのためにブレード全体を砥ぐ必要があるからだ。

砥石は800〜1000番程度が良い。

刃を砥石にあてる角度は砥いでいればそのうち必ずわかるようになる。
但し砥石に刃を当てる時は刃を手前にしたほうが砥石も長持ちする。


道具の手入れをしていると無性に使いたくなる。
次の出撃が待ち遠しい。
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友人から誘いが入った。
やった、今度の土日はキャンプだよ。

パタパタと刃の開閉をそれぞれ2、3回確認し、いつもの机の引き出しにはしまわずキャンプ用のキッチン道具専用ケースに納めた。
よし、エントリー完了だ。
 
 

この記事に

  • 顔アイコン

    ピンを外した際にカシメてあるほうを削ったらロックの機構が外れやすくなってしまいました。

    金具の形から推察するにやはりカシメてあるほうを削ってはいけないように思われるのですが・・・

    [ b_i*g_*s ]

    2014/9/16(火) 午後 9:58

    返信する
  • コメント及び検証頂きありがとうございます。

    仰る通り筆者もカシメの反対側を削りピンを抜こうと試みましたが全て何かに引っかかり抜けませんでした。
    結果カシメ側を削りピンわ抜くに至りましたがNo.8については確かにロックが甘くなりました。
    ただし使用に違和感は感じていません。

    作者として責任は感じていますので再度検証させて頂き掲載させて頂きます。

    ご迷惑があれば当記事については削除させて頂きます。
    ご猶予ください。

    [ dai. ]

    2014/9/16(火) 午後 10:11

    返信する
  • 顔アイコン

    ピンを敢えて最後まで差し込まないことで金具が外れてしまう問題を解消しました。

    [ b_i*g_*s ]

    2014/9/17(水) 午前 4:19

    返信する
  • 顔アイコン

    オピネルには個体差がありブレードを分解する際にカシメを削る必要がある場合と削らなくても抜けるケースがあるようです。
    下記、アドレス先にはカシメ側を削る技法で分解方法が紹介されています。

    https://www.youtube.com/watch?v=i5TQ-XeJpaE
    http://petauro.hatenablog.com/entry/2014/09/19/013306

    またカシメが両側についているケースがあることも判明しました。
    下記アドレス先ご参照
    http://kosaka1234.naturum.ne.jp/e628359.html

    よって当記事については文章を一部修正させて頂くことと致します。

    ご指摘者様
    どうもありがとうございました。

    [ dai. ]

    2014/9/28(日) 午前 11:33

    返信する
  • 顔アイコン

    アウトドアメディア「CAMP HACK」のライターです。「オピネル」特集記事にてこちらの魅力的なお写真(上から6枚目)を是非使用させていただければと思います。ご都合悪い場合は削除いたしますのでご連絡いただければ幸いです。info@spacekey.co.jp

    [ mio*io*97*01*8 ]

    2016/5/31(火) 午後 3:09

    返信する
  • > mio*io*97*01*8さん
    了解しました。
    どうぞご利用下さい。

    [ dai. ]

    2016/6/1(水) 午前 7:19

    返信する

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