自然と動物へ恩返ししよう

その国の動物がどのように扱われているかを見れば、その国の偉大さやモラルの高さがわかる。 マハトマ・ガンジー

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2008年5月19日

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☆あなたが世界を変える日☆

http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/24/d5/katsuko_dolphin_pisces/folder/1489956/img_1489956_53427607_0?20080519174410

2002年11月11日 カナダ大使館での記者会見にて

☆あなたが世界を変える日☆


こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。
エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。
カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。
あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。

 今日の私の話には、ウラもオモテもありません。
なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。
自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。

 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。
世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。
そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。

 太陽のもとにでるのが、私はこわい。
オゾン層に穴があいたから。
呼吸をすることさえこわい。
空気にどんな毒が入っているかもしれないから。
父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。
数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。
そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。
それらは、もう永遠にもどってはこないんです。

 私の世代には、夢があります。
いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。
でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?
あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。

 こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。
まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。
でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。
あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。
オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。
死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。

 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。

 ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。
あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。
でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。
そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。

 私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。
そうです50億以上の人間からなる大家族。
いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。
国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。
私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
私は怒っています。
でも、自分を見失ってはいません。
私は恐い。
でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。

 私の国でのむだ使いはたいへんなものです。
買っては捨て、また買っては捨てています。
それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。
物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。 
カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。
時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。

 2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。
ひとりの子どもが私たちにこう言いました。

 「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」

 家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。

これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭をはなれません。
どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。
ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドでこじきをしてたかもしれないんです。

 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。
私はまだ子どもだけどこのことを知っています。

 学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。
たとえば、
* 争いをしないこと
* 話しあいで解決すること
* 他人を尊重すること
* ちらかしたら自分でかたずけること
* ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
* 分かちあうこと
* そして欲ばらないこと

 ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。

 なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。
そしていったい誰のためにやっているのか。
それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。
あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。 
親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子どもたちをなぐさめるものです。
あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。
おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。

 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。
しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。
あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。
しかし、私はいわせてもらいたい。
もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。

 最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。


セヴァン・カリス=スズキ

◆プロフィール◆

1979年生まれ。カナダ在住、日系4世。幼いときに両親と訪れたアマゾンへの旅がきっかけで、9歳のときにECO(Environmental Children Organization)という環境学習グループを立ち上げる。
1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで「自分たちの将来が決められる会議」が開かれることを聞き、「子どもこそがその会議に参加すべき!」と自分たちで費用を貯め、「地球環境サミット」へ赴く。NGOブースでのねばり強いアピール活動が実を結び、サミット最終日、セヴァンは「子ども代表」としてスピーチするチャンスを得た。
12歳にして大人を圧倒させた感動的なスピーチは、「リオの伝説のスピーチ」として、世界中で紹介されることとなる。

「地球環境サミット」以降、世界中の学校や企業、国際会議やミーティングに招かれ活動してきたセヴァンは、1993年に「グローバル500賞」を受賞したほか、1997〜2001年にかけては「国連地球憲章」を作る作業に青年代表として携わった。
2002年、米国イエール大学卒業と同時に、セヴァンはNGO「スカイフィッシュ・プロジェクト」(セヴァンの大好きな湖から命名)を立ち上げる。
最初に取り組んだ「ROR(責任の認識)」プロジェクトでは、国際的なキャンペーンを展開。
秋には日本の NGOに招かれて来日し、大きな反響を巻き起こした。大好きな場所を守りたいという気持ちが、常にセヴァンの心を“行動”へと動かしている。

・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・・・・★・・

子供達の未来の為に大人は何をすべきなのかを考えるべきだと思います。

転載元 転載元: ☆風を感じて♪Feel A Wind On The Road ☆

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豚体実験はもうこりごり

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去年買った本にこんなコトが書いてありました。

福岡県内のある養豚農家で、母豚のお産で死産が相次ぎ、子豚が生まれても奇形だったり、虚弱体質ですぐに死ぬという出来事が起こりました。
その農家では餌代を節約するために、あるコンビニから賞味期限が切れた弁当やおにぎりをもらい、それだけを餌として(毎日3キロ)母豚に与えることにしたのですが、間もなく豚がぶくぶく太り出しました。

そして114日(豚の妊娠期間)後、予期せぬ結果に−。つまり死産や奇形が相次いだのです。再び、穀物などの元の餌に変えたところ、お産は正常に戻ったものの、コンビニ食のせいで25頭の母豚が被害に遭い、生まれるべき約250頭の子豚をフイにしたとのことです。

「豚体実験はもうこりごり」と、この養豚家は言ったそうですが、もし三食コンビニ食をしている人がいたら、その「人体実験」のあげくはどうなるのでしょう?

2003年のコンビニ業界の市場規模は約7兆3000億円で、弁当、総菜、パン、清涼飲料水、カップラーメンなどの食品が売り上げの4分の3を占めると言われています。

(2004年3月19日 「食卓の向こう側」 西日本新聞より)

こちらでも同じことが載っていました。
http://www.mynewsjapan.com/reports/262

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文具等のための動物実験

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動物実験はコスメティック、日用品全般、 M&M’sチョコレート、MARSチョコレートなどでも行われていると以前書きました。
上記メーカーはPETAなどの団体から中止するよう求められていることもご存知の方も多いと思いますが、私達に身近なブランドでは、3M社のものが有名だそうです。
主にポストイット付箋、セロハンテープやのり等、文具などで有名な会社です。

メールや電話、FAX,手紙で動物実験をしないで欲しい、
するのを止めたら購入したいなど、是非、意思表示をしてください。

メール問合わせ:
https://www.mmm.co.jp/mailform/ccc/web/form/form.html

住友スリーエム=3M
http://solutions.3m.com/ja_JP/WW/Country/


*以下、この情報を提供して下さった方のコメント

どのような実験が行われているのか?
これは営業妨害ではないか?という質問に対し・・


「既にPETAの動物実験している会社リストにも入っているようで、PETAでは会社で使用する文具からはずしています。
購入しない決断を下すためにはどの様な実験をしているのか、とまで知る必要はないと思います。 なぜなら、実験内容によっては実験しても良いということは決してならないと信じているからです。
動物の権利を信じるアニマルライツの理念は、動物に権利があるといことを第一に掲げているので、動物は人間が実験をする為のものではないというのが基本なため、どの様な実験であれ動物の自由と権利を奪うものであるので、するべきではないと思っています。

また、私を含めて文具で実験していることを知らなかったかたも沢山いらっしゃるのではないかと思います。 3Mは世界規模で有名で、とても実績のある大きな会社です。

その会社が人々の声を聞き、実験をやめて手本になればそれが他の類似会社に対してどれだけの脅威、手本、圧力になるか知れません。だから3Mを揚げているのだと思います。KFCの非人道的な鳥の扱いがまずターゲットになったのと同じです。

本当動物実験に悲しみと不幸を感じる方であれば、3Mに意見を送り、実験の中止を企業が発表したらまた顧客に戻ります、というスタンスを伝えることがとても効果的で、一個人のできる、そして最大に効果を生む行動だと知っていると思います。

大抵の場合、動物実験を出来る金銭的余裕のある会社は大企業です。
小さな企業や、ローカルなブランドなどは実験をしないケースが殆どだと思います。例え他のブランドに変えて、そこも実験をしていたとして、それが分かった時点でまた他のブランドに変えればいいと思います。まず一番に出来る事は、実験していると分かっている以上そこから購入しないことがアニマルライツの出来る最良の行動だと私は思います。」


+++++++++++コメント+++++++++++++

以前は日用品から入り、お菓子・ペットフードまで?!と驚きましたが
今度は文具などです><
一体どれだけの動物実験が日々行われているのだろうか。

私は実験しているメーカー品は知った以上、絶対に買いません。
代替法へ切り替えなど、メーカーが何らかの答えを出してくれたら
とても嬉しく、また買えますよね。もし大手が実験をやめました!と
発表したら・・・大手ならではの効果でかなりの人がそれを真似していくと思います。

その辺をメッセージにして意見送りました。
賛同してくださる方、いらっしゃいましたら是非意見を送ってみてくださいね。


動物実験とは・・・?

動物実験には麻酔が一切ありません。化粧品の実験などなど・・日本はとても遅れています。
あまりにも残酷だという理由での市民の拒否と、信頼性の欠ける動物実験はヨーロッパでは全面禁止傾向。
アメリカでも動物実験反対者が数多く居る中、日本という「先進国」の筈の国がこんなことに関してはかなり遅れています。

EU(ヨーロッパ連合)では2009年までに全面的に化粧品に対する動物実験を法律で禁止する事を発表。 2013年までには輸入も含め、「販売」をも禁止することも発表しています。

その中でもドイツとイギリスでは化粧品の動物実験はすでに法律で禁止されています。また先進国では多くの化粧品製品に対し、「実験していません」という表示があります。
(表示は主にウサギのようです。メーカーによってデザインが違います)

日本は実験について法律がありません。メーカーは「厚生労働省の指導に従い・・・」など言い訳をし、いかにも皆様のために必要な義務です、と言います。
しかし・・・成分を見る限り人間の健康・安全のためではありません。
新商品の売り上げのため。。。
本当にそんなに新商品が必要なのか、命を散々奪ってまでそれが欲しいのか、を考えたら「成分自体が怖いから要らない・新しいコスメやお洒落のためになんて要らない」と思いました。

日本は動物実験していますという表記も義務付けられていません。またよくHPで製品をみても「よくある質問欄」にすら 多くのメーカーは実験には触れていません。
直接メールや電話で問い合わせなければならないのが現状です。
なぜだろう・・・何か間違ってないか・・・?

そこには国民の大きな勘違いがあるからかもしれません。
実験していないの?それって大丈夫なの?
という思い込みなど。

実験が必要である=危険な何かが入っている
と皆が知り、少しでも成分に気をつけるようになってほしい。
美容と健康のために、環境のために、動物のために・・・。

こんな実験必要ですか?
http://www.ava-net.net/animalresearch/index.html
動物実験の写真(グロテスクなものがありますのでご注意ください)
http://all-creatures.org/ha/jikken/JikkenPhotos.html
代替法
http://homepage2.nifty.com/happy-hamham/hogo/daitaihou.htm

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玉置浩二さんの菜食ECO

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ECO スペシャルインタビューより抜粋です♪


エコってことで言うと、最初に気になり始めたきっかけは、軽井沢に住み始めた頃に、あるとき散歩してたらゴミがすごかったんですよね。
きれいな森の中にゴミがたくさんあって、ひどいなあって思ったもんだからゴミ袋を持ってゴミを拾いながら歩いてたんですよ。

でも、とてもひとりじゃ拾いきれないくらいあるんですよね。そういうことから、何か自分でできることはないかなあってだんだん考えるようになって。

まあ、無理をしても意味がないからと思いながら自分なりにやってたんだけど…。

それで東京に来てたときにアースデーに出かけたんです。そしたら、いろんなブースが出てますよね。そのなかに動物虐待反対を訴えてるブースがあって。

僕は猫を飼ってるんですけど、そこで、“ああっ”て思っちゃったんですよ。

すごいんです。写真とか見たら、たまらない気持ちになりますよ。
たとえば化粧品とかシャンプーとか開発するときに実験で動物をつかってるとか…。

それで、これはちょっとがんばらなきゃいけないと思って、もう顔がついて背骨があるものは食べるのをやめよう、と。まだ、始めて間もない初心者なんですけど、少しずつやってるんです」

 少しずつ無理をしないように、というのがポイント、と彼は言う。

(略)

そんなふうに周りの人や環境を思いやることがまた彼自身も幸せにするのだという。

「僕らもそろそろ人生の折り返しを過ぎたと思うから(笑)、そういうことのほうが満足できるんですよね。やりたいことをやるっていうよりも、自分で何か抑えられるものがあるんならそれを抑えるっていうほうが面白く感じるんです。

昔は、欲望のままにいろいろやり過ぎたので(笑)。何かに貢献できてるかなっていう感覚もあるし。で、それは人に言うよりも絶対自分から始めたほうがいいと思うし」


記事 http://eco.goo.ne.jp/life/interview/tamaki/01.html

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世界的に始まった食糧争奪戦

世界的に始まった食糧争奪戦:記者は「菜食主義」宣言

以下抜粋です。


世界各地で食糧をめぐる暴動が勃発している昨今、菜食主義は動物愛護の1つの手段にとどまらないように思える。菜食主義は、家畜に与えていた穀物を、代わりに人間が食べることであり、できるだけ効率良く食べることを意味するからだ。

環境問題の専門家が、世界各国で飼育されている家畜は温室効果ガスの増加に非常に大きな影響を与えていると指摘しても、私はそれについて考えないようにした。

しかしこれ以上、事態に目をつぶったままでいられるか、私には自信がない。一般市民たちはもっぱら無視してきたが、調査機関の発行する白書や学術論文の中でかなり以前から予想されていた事態が、先月、現実のものになったのだ。

広範囲に及ぶ食糧不足、急騰する価格、激しい暴動、近隣住民間の争い、食糧難に苦しむ輸出相手国には目もくれず、自国の食糧確保に躍起になっている国々……。

『International Herald Tribune』紙の「食糧不足による暴動が世界各地で勃発」から引用する。

ハイチの大統領官邸の正門は破壊された。飢えた国民は通りにあふれ、タイヤを燃やしたり、兵士や警察官を襲ったりした。ハイチの首相は解任された。これも原因は飢えだ。

ハイチでは国民の多くが飢えに苦しんでいる。世界的な食糧価格の高騰にはなすすべもなく、ここ数日間で事態はかつてないほど深刻化している。食糧の国際価格は2006年末から45%も上昇し、豆やトウモロコシ、米といったハイチ国民の主食となる食物は、貴重品として厳重に守られるようになった。

ハイチは一触即発の危機に陥っているが、同じ道をたどっている国はほかにもある。2007年には、エジプト、カメルーン、ペルー、ギニア、モーリタニア、メキシコ、セネガル、ウズベキスタン、イエメン、インドネシアでも暴動が起きている。世界銀行の推定では、33カ国が似たような社会不安の脅威にさらされている。

カンザスシティで4月中旬に開催された『国際食糧援助会議』では、専門家たちが、さまざまな要因がまるで「パーフェクト・ストーム」のように重なって、食糧価格の上昇につながっていると指摘した。

3月のわずか2週間のあいだに、米の価格は50%も上昇し、マレーシアやタイ、フィリピンなどはパニックに陥った。これらの国では、今や米の買いだめは犯罪とされ、終身刑に処せられる可能性がある。

一方、日本や中国、韓国は現在、海外の農地の購入を進めている。[日本は1960年代ころからブラジル等世界各地で、日本政府が支援して商社などが現地と契約する「食糧生産基地」を拡大しており、現在その面積は自国耕地面積の3倍にのぼるという。中国や韓国も、東南アジアやアフリカ、中南米などでの食糧生産基地確保に積極的だ]

中国、エジプト、ベトナム、インドは農作物の輸出を削減しており、国際価格のさらなる上昇につながっている。国内に食糧はあっても、それを買えるだけの金を持っていない国民が多いという国もある。

そして、これはまだ序の口にすぎない可能性がある。

『TheStar.com』の「土でも食わせろというのか?」から引用する。

「世界の農業は、持続不可能で政治的に危険な新時代に突入した」と、ワシントンにある国際食糧政策研究所(IFPRI)のJoachim von Braun所長は、『The Economist』誌に語っている。この発言は先週末、主要8カ国(G8)サミットの最後に各国蔵相が、サミットの議題となった世界的な金融危機と地球温暖化問題よりも、世界的規模の飢餓のほうがさらに重大だ、と宣言したのを受けたものだ。

30年間続いた食糧の安い時代はもう終わったということで、農業経済学者たちの意見は一致している。

食糧危機の原因は何なのか? 多くの原因がある。誤った国際貿易政策と、各国政府の失策。「緑の革命」による土地の荒廃[高収穫の代わりに、土壌から大量の栄養分や地下水が失われたとされる。また、それまでの生産体系が破壊され農産物の市場価格が暴落したため、農民の多くはかえって貧困化したともされる]。穀物の燃料への転用。価格を吊り上げて暴利をむさぼるための買いだめや供給制限。

こうした問題はいずれも、個人単位で簡単に取り組める問題ではない――だが、われわれの力が及ぶことが1つある。それは自分の食生活だ。

約500グラムの牛肉を生産するには、約2500グラムの穀物を必要とする。

食糧危機が勃発する以前にも専門家たちは、発展途上国において、肉を多く摂る欧米式の食生活を求める国民が増えれば、近い将来世界レベルで食糧が足りなくなると指摘していた。すでに、そういう時代が到来したのかもしれない――それも、地球温暖化に起因する農業の崩壊がまだほとんど起きていないうちにだ。これでさらに、干ばつが起きたり、凶作が何年も続いたりしたら、きわめて恐ろしい事態になる。

そろそろ味覚よりも良心を優先すべきなのかもしれない。菜食主義になっても問題が解決するわけではないのは承知しているが、電球型蛍光ランプやエコバッグを利用するのと同じくらい意味のあることなのは確かだ。

だから、私は躊躇せずに菜食主義になる。肉の消費量をゼロにするにはしばらく時間がかかるかもしれないが、少なくとも、肉の消費量を減らし始めることはできる。今夜からスタートだ。

『Wired Science』の読者はどういう意見を持っているのだろう? 私みたいに菜食主義になる気はあるだろうか?

[日本語版:ガリレオ-矢倉美登里/福岡洋一]

WIRED NEWS 原文(English)



+++++++++++

この記事を書いた方は菜食になったんですね。
動物愛護精神云々ではなくとも今後の環境を考え、このまま日本も突っ走っていけば
飢餓が必ずやってくる、と情報を知った方は是非 健康のため環境のためにも
菜食を心がけてくれたらな、と思いました。

記事 http://wiredvision.jp/news/200805/2008051422.html

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