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マテ貝ハンティング

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自然増殖中

日曜日。 お日柄もよく、約二年ぶりにマテ貝ハンティングに行ってきました。 なるべく沖の方で捕獲作業を行うのが貝掘りの勝利のセオリーなので、干潮時刻の二時間前ぐらいに戦闘開始するのが望ましいのですが、猟場についたときにはすでに干潮の時刻を過ぎ、潮が満ち始めていました。

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大急ぎで沖に向かい鍬をふるってみたのですが、なんだか今年のマテ貝は、大半がたばこぐらいのサイズであまりにも小さかった。 こんなの持って帰っても食べでがないので、結局ほとんど捕まえても逃がしてしまいました。

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で、結局、満ち潮に追われながら陸地に戻るという撤退戦を30分ほど行った結果、この程度しかとれませんでした。

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が、しかし、不思議なことに陸地近くで掘削作業をはじめると、でるわでるわ。後の30分で最初の4〜5倍は採れてしまいました。なぜかサイズもキューバ産葉巻サイズの大ぶりのものばかり。セオリーだと陸地に近いほど掘削されている箇所が多く、写真のこのあたりではほとんど一度は誰かに掘られていると思われるのですが、それでもなぜか大量にマテ貝が見つかりました。 自然の不思議。

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不思議といえば、今回最大のトピックスがこれ。 今回、マテ貝ハンターが自然増殖して、小型のが二人増えています。 前回のハンティングでは影も形もなかったはずなのに。

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■馬刀貝採集実習記録簿お料理編■

5月某日 その8
マテ貝お料理編です。
マテ貝ならでは、というメニューは残念ながら思いつきませんでした。あさりや、はまぐりなど、貝を使った料理ならば、なんでもマテ貝に応用できると思います。少し味は淡泊な貝なので、アサリやハマグリなど他の貝の料理に比べて少し濃いめに調味するとよいと思います。
比較的砂を噛んでいない貝ですが、砂出しは、濃いめの塩水に貝を入れ、容器にふたをするなどして暗いところで(大事)一晩ほど置いておくとよいです。

マテ貝の炊き込みご飯


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マテ貝料理の中ではこれが一番好きです。サザエや、アサリ、ハマグリなどで作ってもおいしいですよね。マテ貝を大量に投入することができるので、たくさん採れて消費に困ったときはおすすめです。

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作り方は、ゴボウ、にんじん、椎茸、出汁、しょうゆ、米を炊飯ジャーに入れ、それからよく砂抜きした貝をびっくりするぐらい大量に上に載せます。後は普通に炊くだけ。炊きあがったら貝殻を外して、混ぜて完成。

マテ貝のバター焼き


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基本ですね。アサリなどと比べると味が淡泊なマテ貝は、酒蒸しよりもこちらの方がいいと思います。

マテ貝のサラダ


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えーと、これはバター焼きを何本か載せて、急遽でっち上げています。でもおいしいですよ。

マテ貝のお吸い物


残念ながら画像はありませんが、貝をたくさん入れて作ると、上品で濃厚な旨味が出て、とてもおいしいです。おすすめ。

マテ貝串焼き


ここからは、webなどで発見した料理方法で、実際には作っていません。ゆでて殻をむいたものを、何匹かまとめて串に刺し、タレをつけて焼きます。

マテ貝のぬた


ゆでて殻を外したマテ貝に、ネギをあえて、酢みそでいただきます。わりと典型的な貝の食べ方。

おまけ


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一緒にいただいたおいしいワイン。日本のワインもおいしいですよ。

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馬刀貝採集実習記録簿追補編

5月某日 その7
マテ貝掘り追補編です。
五月の連休最後の日、友人と二人で再度マテ貝をハントに行きました。

マテ貝の天才が現れた


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彼は、数時間で独自の理論を発見し、最後は、ほとんど鍬を無駄振りすることなく、ピンポイントでマテ貝を見つけることができるようになりました。思わず、今の仕事やめてこの道(?)に進んだ方がいい、とわたしは進言したほどの才能です。

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前回五人で採ったのとほとんど同量の成果を二人であげました。およそ7割のマテ貝は、彼の理論を使用した最後の1時間で捕獲したものです。

ピンポイント理論


以前この記事では、マテ貝の穴は表面から隠れているので掘ってみるまでどこにあるのかわからないと書きました。
実は、よく見ると表面に穴や、穴の痕跡があるのです。

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あまりにも堂々と穴が開いているので、ちょっとこれは違うだろうと、以前は無視をしていたのですが、潮がひいた直後のこういった穴は、カニやその他生物の穴の可能性もありますが、けっこうな高確率でマテ貝の穴です。はずれた場合でも、不思議なことに、穴の近くをちょっと探すと、マテ貝を発見できます。

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ピンポイント理論使用前

以前は、鍬を十回ふるって、穴が一個見つかるかどうかで、むやみやたらと掘り返しては穴を捜していたのですが‥‥‥

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ピンポイント理論使用後

理論を応用すると(そんな大げさなものか?)ほとんど鍬を2〜3振りするだけでマテ貝を発見できます。めったやたらと有限の体力を使って探していたのが、ちょっと見渡すだけで、ピンポイントでマテ貝の位置が分かるようになりました。

砂質について


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自分たちが潮干狩りをした海岸では、ほんの数センチ下に黒っぽい泥質の砂がある場所あるのですが、どうもそういったところに多数マテ貝は棲んでいるようです。近隣でアサリ貝を掘ったときも同様で、こういった砂質は栄養分が豊富なのでしょうか?

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潮がひくと砂浜には所々、州があらわれますが、マテ貝のいる砂が細かく底に泥のある地質は常に海側でした。陸側はかなり深く掘っても目の粗い砂ばかりで、あまりマテ貝はいないようです。

こんどこそお料理編に続く。

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馬刀貝採集実習記録簿おまけ編

4月×日 その6
マテ貝掘りおまけ編です。

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今回の水揚げ。これでも五人で分けて、食べきれないほどありました

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マテ貝との格闘の現場になぜかかならず残される謎の貝柱(?)一匹捕るだけでこんなに発見されるんですが‥‥‥いったい?

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高級食材、車エビとハマグリ。ときどき砂中からこんなお宝も発掘されます。でも、こいつらもしかしたらたんなる駄エビと駄貝かもしれん。

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隊長!チ○コが落ちてます。

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海辺のフルーツゼリー

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小さなフジツボが付着して分子構造模型のような網

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さーて帰ってマテ貝喰うか(とかいいつつ一行はこの後焼き肉屋に向かったのだった)

お料理編に続く。


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馬刀貝採集実習記録簿巻吾実践編3

4月×日 その5
マテ貝掘り実践編その3です。

塩をまく


穴を見つけたら塩をまきましょう。意外なほど奥底に潜っているマテ貝が、人間には計り知れぬマテ貝なりの理由で、穴の表面まで移動します。(仮説1:わいは塩が好きやねん。仮説2:辛!ぺっぺっ。ちょっと外で吐いてこよう。仮説3:盛り塩のような呪術的な意味で何となく出てきてしまう。)

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マテ貝がちゃんと穴に棲んでいる(ビンゴ!)場合、30秒〜1分程すると、ハワイの活火山のような緩やかな海水の噴出がみられます。その後しばらく待つと、本体が飛び出してくるはずです。

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若さの発露を見せるマテ貝

びゅっと元気よく飛び出しすヤツもいれば、穴の表面でぐじぐじ留まっているヤツもいます。
若さの違い?というのは冗談ですが、おそらく干潮による水位の違いが影響している気がします。ハント開始時は元気に飛び出してくる貝が多かったのですが、後半は元気がなく穴の表面にとどまっている貝が多くなっていました。
また、塩をまいて貝が飛び出すまでの時間はマチマチです。1分もかからずすぐに出てくるヤングマンもいれば、5〜6分経って、この穴は駄目だと人間様があきらめたあと人知れずにゅっと飛び出すご老体もいます。

とらえ方


ここからは、やや反射神経が要求されるところ。
マテ貝の動作は意外と速く、にゅっと出てきて数秒で、ごきげんようさようならと引っ込んでしまいます。表面から顔を出さない貝もかなりいますので(こちらの方が割合としては多数)そういうときは、気合い一発、砂中に指をつっこんで強制確保します。

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ちょっと元気が感じられない彼

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こーゆーときはがばっと掴んで

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にゅっと引き出します。

貝を掴むと意外な力強さで、貝は穴に潜ろうとします。こんな葉巻状の生物のどこにそんな力があるのかびっくりするほどです。無理矢理引っこ抜くと、貝殻が壊れたり中身が抜けたりします。掴んだあと、しばらく動かさずに我慢すると、ある瞬間、貝の力が抜ける時があります。そうしたら間髪入れず引っぱりましょう。引き抜けず、再度抵抗をはじめたら、これの繰り返しです。釣りで魚をリールで寄せる場合もこれに似た感じです。

あとすこし続く。

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