電子工作、エレクトロニクスの寄り道

ゴードンさん(GDS)はFET、エクボ(ECB)ちゃんはトランジスタの象徴だよ〜

CD、MD、パソコンでの測定

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Juli@ Natural (6) 矩形波のフーリエ展開と合成

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 矩形波をフーリエ展開すると、基本波と3、5、7、9次・・・の奇数次高調波に成分を分解できます。ADCとDACの限界がありますので、あるところまでで制限します。例えば、9次高調波までにしてしまうと、どうなるか、確認してみました。なんだか、サウンドデバイスのことから数学のお勉強のようになちゃいました。やっぱり数学は大事ですかね〜(笑)。
 図で、水色の「列B」が基本波です。C,D,E,Fが3、5、7、9次高調波です。これらを合成すると橙色の「列G」ですが、やっぱり「びよよん波」になっちゃってます(笑)。矩形波を帯域制限のあるフィルタを通すと、こんなふうになるのは仕方ないようですが、ちょっと困ります。「びよよん波」が目立たないようにするには、かなり高次の高調波まで通すようにするか、ある周波数でいきなりカットするんぢゃなくて、肩がなだらかなフィルタにする必要があるんでしょうね。こういう話は、別の専門的な話になっていきますので、このへんにして、アナログのとほほアンプに戻ろうかな。

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Juli@ Natural (5) 矩形波応答

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 今度は、矩形波応答を見てみます。
 約1kHz、約10kHzを入れています。少し「びよよん波」になっているようですが、オーディオデバイスの入出力を直結していてこうなるんですね。周波数帯域が制限されているのでこのようになっているんぢゃないのかと思います。
 矩形波をフーリエ展開すると、基本波成分の大きさを1とすると、
f(t)=sinωt+(1/3)sin3ωt+(1/5)sin5ωt+・・・・
となりますが、フィルタで帯域を制限しているはずですので、ある周波数以上の成分はカットされます。
 そのため、若干オーバーシュートを含む「びよよん波」になってしまっているのではないかと思うのです。
 パソコン用のオーディオデバイスでは、192kHz以下のサンプリング周波数がせいぜいですので、矩形波応答を見て測定対象が寄生発振してないかど〜か調べるのは難しいようです。

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Juli@ Natural (4) 周波数帯域など

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 サンプリング周波数として、192kHzまで上げることができるので、90kHzぐらいまで入出力できるはずです。このために買ったようなものなので、確認してみました。ホワイトノイズを測定したのが上図です。確かに90kHz近くまでフラットになっています。ふむふむ♪
 今度は、三角波と矩形波にすると、すごい高調波。まあ、当然ですが。ただ、基本波とその整数倍の高調波だけになるかと思いきや、そう甘くはないようで・・・

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Juli@ Natural (3)

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 アンプもそうですが、サウンドデバイスの歪も、信号の大きさによって変化するんです。一般的に言って、信号が限界ぎりぎりまで大きいと歪が大きくなることがあります。一方、信号が小さいと雑音とのSN比が取れなくなりますので、ちょうど良い信号の大きさというのがありますね。
 試しに、信号を−1dB,−6dBにしてみました。
 上図が−1dBのときです。測定側では、−1.59dBとなっています。高調波歪が大きくなって、信号と歪の比が、特に3次高調波との比が−100dBまでいきません。
 下図が−6dBのときです。信号と歪の比が−110dB以上あるようです。
 さらに信号を小さくすると、高調波歪はノイズフロアに埋没してしまうようです。
 この結果からすると、−3〜6dBぐらいで使うと一番いいようです。

 

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Juli@ Natural (2)

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 さっそく、Juli@ Naturalで歪率測定の確認をしてみませう。使うソフトは、efu様のWaveGeneとWaveSpectraです。
 コントロールパネルでの設定は24bit,192Hz、音量は入出力共に最大です。ドライバはMME EXTENSIBLEにしました。
 上の図はライン入出力を直結したところで、無信号状態ですが、見てのとおりの雑音が観測できました。20kHz以下では−120dB以下のノイズでけっこうな低雑音性能のようです。20〜60kHzの間では、デジタルノイズのような、ヒゲ状の雑音が数本あります。また、40kHzを超えたところでは、ノイズフロアが上がっています。
 約1kHz、−3dBの正弦波を入れたところ、WaveSpectra側では−3.59dBと測定され、若干の2、3、5次高調波歪が観測されましたが、いずれも信号の大きさに対して−110dB以下でした。遊びで使うには十分な性能です。ちなみに、周波数が中途半端なのは、FFT用に周波数を最適化しているためです。

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