ザ・ステレオ屋ブログ番外編

店長(黒江)の弟分、鈴木が当ブログを担当しております!(商品のお問い合わせはメールorTELにてお願いします)

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【FP-15A(R)-N1/JPC2-15】 クロスレビュー!

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店長の黒江です。

「mmsも無事に終わったし、たまにはblog書こうかなぁ…。」
なんて思っていたのですが、
タイミングよく良いネタが出てきたので久しぶりに僕が書かせて頂きます。

…と、その前に『my-musicstyle vol.6』今回も盛況に終えることが出来ました。
どんなに準備が大変でも、どんなに工夫しても、成功を祈っても、ご来場のリスナーあってのイベントです。
ご来場いただいた皆さんと音楽に感謝いたします。『ありがとうございました!』


それでは本題です。
とあるお客様に頼まれて、久しぶりに電源タップ作りました。(って組み立てるだけですけど…。)

●タップケース
 ・オヤイデ電気 [MT-UB]

●コンセント
 ・FURUTECH [FP-15A(R)-N1]
 ・the j1 project [JPC2-15]

●インレット
 ・FURUTECH [INLET R]

オーダーに際してのご要望は
・ゆるゆるしたサウンドはNG.
・サウンドキャラクターの異なる2系統のコンセントを入れる。
・低予算であげたい。(工賃等含む)
でしたので、上記の様な構成にしています。

ランニングテストついでに聴き比べをさせてもらったので音の特徴をまとめてみました。


まずは(比較試聴の基準としている)当店のリファレンスコンセント
■[Fim:Model 880](現在入手不可)
永らく使い続けているモデルなのですが、なかなかこれに代わるコンセントは登場していません。
とにかくモニター的で音に癖を付けないところを最も評価していますが、具体的には『音の定位感』『スピード感』『微少な音の再現力』が並はずれていて、音場全体の『解像度』というよりは、各パート・音像の『分解能』が特段に優れているといった印象です。
余韻を出したり、色付けをしたり、濃くしたりしていない分、音が地味に聴こえ、高域が薄めに感じることがあります。
(特に高域がキラキラとしていないスタジオモニター系では顕著に感じられると思います。)
音場も狭く、広がりのあるサウンドではない傾向です。



■[FURUTECH:FP-15A(R)-N1]
以前のモデル(FP-20A (R))から"ポストFim"として、現行で入手できるリファレンスコンセントに位置付けてきていますが、実はこの新しいモデルをしっかりと聴くのは今回が初でした。
一聴して安心したのは往年のモデルと変わらない…いえ、むしろ更に向上しているかのようなS/Nの高さでした。
無音を一瞬挟むようなイントロの曲でも静寂感が頭抜けていて、(HR/HM系のサウンドではかえって不要にも思いますが、)Fimと比べて音場も広く、音の位置などが手に取るように分かります。
強いて言えば、『(旧モデルから相変わらず)高域がややキツイ(高音が強め)』で、元々そんなに高域の強いサウンドではないモニターでさえシンバルなどが強調されてしまう印象です。
逆に、旧モデルから克服した点は『(高域を除く)音のタイトさ』で、特にスネアやバスドラムの輪郭がハッキリとして、シャープにフォーカスされて抜群の定位感でした。



■[the j1 project:JPC2-15]
こちらも「聴きたい聴きたい」と思っていたのに「遅ればせながら」の試聴となってしまったモデルです。
他の2つと比べると『厚みと落ち着きのあるサウンド』といった、少し音に太さや丸みや穏やかさがある印象でした。
けれども、いわゆる『軟らかい・緩い・甘い』といった傾向でもなく、『S/Nが高くサウンドはタイトなんだけどマイルド』といった共存し難い音傾向を併せ持てています。
落ち着いているだけにスピード感は無く、FP-15A(R)-N1程ではないもののサウンドステージ(音場)は広め、全体的に(HUBBELLなどをブラッシュアップした)バランス型の傾向にあると思います。



(Fimは「あくまで参考」ということで、)
今回の自作タップの使いこなしとしては…
(主にCDプレーヤーとプリアンプの2系統だけを組み合わせて試聴しています。)
いつもの通り、Slipknotなどのメタル系と歌モノを交互に聴いていきましたが、
『FURUTECH+FURUTECH』では高域がちょっと出過ぎですが、スピード感と硬質感がメタルには気持ちいい組み合わせに。
『the j1 project+the j1 project』ではスピード感が無く、弾けた感じに鳴らないのでメタルは厳しかったですが、歌モノ(ミスチル・青山テルマ)や(エモ・オルタナ系などの)ハードロックよりのサウンドにはフィットしています。
『FURUTECH+the j1 project』はやはり無難で、『FURUTECH+FURUTECH』で良いんだけど、ちょっとキンキンし過ぎるなぁと思ったらどこか1系統だけ振ってあげる感じで楽しんでもらえればと思います。
その『どこか1系統』は色々と試して欲しいです!



※あくまで僕の『音の好み』を元に書いているレポートです。ご容赦ください。
※※今回の制作代行は特別に行っています。原則として承っているサービスではございません。ご了承ください。


長々と失礼しました!                                黒江

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