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おとうさんのブログ
徳島に住むおとうさんのひとりごとです。 写真は徳島市のシンボル「眉山」です。

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お稲荷さん(稲荷神)を熱心に信仰し祈願すると,どんな願い事でも叶えてくれるが,作法にしたがってお礼参りをしなければ狐に取り憑かれる,あるいは罰を下されるなどと恐れられ,その理由は,稲荷神は狐の動物霊であるからだといわれている。
  
徳島市北山町の稲荷神
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はたして,稲荷神とは恐ろしい神なのだろうか!?
 
そもそも神道における稲荷神は御饌津神(ミケツカミ=食べ物の神)で,別名は宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)である。
 
食べ物の神であるのなら,私は日本人の主食たる「稲」との不可分性から,稲そのものが御神体だと考えている。
 
尊称についても「稲が成る」ことを祈願して「稲成神(いなり)」とされ,「稲束」が「稲の荷」に通じることから,「稲荷神」と表記されたのだろう。
だから,伊勢の外宮(豊受大神宮)も食べ物の神であるゆえ,例え信仰対象は異なっていても,実際は同一の神格だと思う。
 
また,狐が稲荷神の使者というのも農耕と大いに関係があって,人々が農耕をはじめるころに狐は里に下りてきて,稲の害獣である野ネズミやハタネズミを捕食する生態系から,そのような信仰が生まれたのだろう。
 
ただ,大自然を信仰対象とする日本古来の神道に,密教の荼枳尼天(ダキニテン)が習合したことにより,ダキニテンはヒンドウーの女鬼であり,またダキニテンがジャッカルに跨っていることなどから,ウカノミタマカミは鬼神であり,ジャッカルと狐を同一視した結果,鬼神を乗せたキツネは恐ろしい動物霊だと恐れられたのだろう。
 
食べ物の神は人々に祟りや罰を下すはずもないが,食べ物を粗末にすると餓死するのは自然の摂理である。
 
なお粗末にするという行為は,神がするのではなく,罰を与えられる側の人間が行うものであって,すべては身から出た錆である。
 
 
 
しかし,汚染された「稲わら=稲荷神」は今後どのような方向に展開するのだろうか・・・
 
 
 
 
 

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