Diary
愛の在処
男の嘘の始まりは、嫌われたくなくて。
そして自分の手の内に置いておきたくて。
安堵に慣れたころ、次第に欲望のままに振る舞っては傷付け出す。
「きっと私がNo.1」
「私がいないと…」
「最後には私のところに帰ってくる」
一体何にすがっている。
奪われるように与え、身を削るように尽くすことを愛することだと錯覚するのは、愛されていると錯覚していたいからだろ?
最初から大切なものなんてない。
ないものを大切にはできないだろう。
最後まで。
嘘は嘘でしかないよ。
目的は男も女も同じだ。
本能は、ただ自分の勢力拡大のためにある。
違うのは目的を遂げるための手段。
繁殖、つまり恋愛にまつわる駆け引きと戦略が違う。
男の武器は数打ちゃ当たる式の散弾銃のようなもの。
女は狙った獲物は逃さない精巧なライフルを
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