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金聖響指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。
ホールは、みなとみらいホールでした。
冷たい風の吹くみなとみらい、とっても寒かったです。
桜木町の駅から工事中で片側しか動いていない、動く歩道の脇を歩いているときは、海からの冷たい風に小雨が混じり、震え上がりました。
ランドマークタワーから、クウィーンズタワーに抜ける、1階の広場も同じく寒かったです。
昼間はお日様も射して暖かかったのに、夕方以降は一転して寒い天気となりました。
そんな寒い中でのコンサート、終わってみるとコンサートも・・。
今日のプログラムは
ベートーベン ピアノ協奏曲第1番(ソロ 横山幸雄)
マーラー 交響曲第1番「花の章」付き
アンコールは、ピアノソロで、ベートーベンのテンペスト第3楽章でした。
まずは、ピアノコンチェルト。
出だしの弦楽合奏は、大変に素晴らしく、相変わらず神奈川フィルは好調だなぁ、都内のオケに負けない響きだ、と嬉しく思いました。
木管楽器群も、柔らかく、温かみのある響きでした。
しかし、そこにホルンと金管が入ってくるとちょっとイメージが崩れます。
とは言え、時代はベートーベンですし、主役はピアノですから、それほど気にはなりませんでした。
横山さんのピアノは、安定していて安心して聴くことが出来ます。
決して老成している印象はありませんが、才気煥発というわけでもなく、ベテランの落ち着きを感じさせてくれる演奏でした。
オケとの協調具合も、競るではなく、おもねるのではなく、丁度いい間合いの緊張感を保ったベートーベンを聴かせてくれました。
アンコールには、テンペストの第3楽章。
こちらはコンチェルトと違って、緩急をつけながら、ダイナミズムも豊かに、活気に溢れた演奏でした。
横山さんのベートーベン、良いですねぇ〜。
休憩を挟んで、タイタン。
金聖響&神奈川フィルのマーラーチクルスの一環です。
結論から言うと、がっかりでした。
昨年の今頃の、7番、9番は素晴らしい演奏でした。
都内に本拠を構える主要なオケに、伍して遅れを取らないオケに成長したととっても嬉しく思いました。
常任指揮者が鍛えるとこうもオケが変わるのか、と感心もしました。
ところが今日は、金さんが常任に就任した直後の、ダメダメな神奈川フィルに戻ったような演奏でした。
全てがダメなわけではありません。
お粗末だったのは、ホルン、トランペット、トライアングル、でした。
弦楽器は、好調を保ち、高いレベルの演奏を聴かせてくれました。
木管も充実していたと思います。
トロンボーンも、文句ありませんでした。
打楽器群は、ティンパニの1番とシンバルは良かったのですが、他は今一でした。
ともかく、ホルンとトランペットが足を引っ張りますから、他が頑張っても演奏の質は上がりません。
トランペット、第1楽章の舞台裏で吹いている時に音がひっくり返ったのですが、丁度弦楽合奏が被る所だったので、大事には至りませんでした。
しかし、その後も安定感を欠き、fでの演奏は大丈夫なのですが、弱音で吹くと音がふらついて、時にはひっくり返るようにして音を外します。
安定感が無いことにかけては、トランペット以上に酷かったのがホルンです。
終始音がふらついて、3度や5度での演奏が、お互いに音がふらつきますから、全くハーモニーにならず、聴けたものではありませんでした。
特に弱音になると酷さが顕著になります。
最終楽章のホルンが起立しての聴かせどころも、迫力を欠き、面白くもなんともありませんでした。
そして、トライアングル。
この楽器に不満を感じることは初めてかもしれません。
なにが酷いって、音がくぐもっていて、全く響きません。
澄んだ、高い音を軽やかに響かせてこそ価値のある楽器が、濁った音で、割れたような響きで、効果が全くありませんでした。
原因は、神奈川フィルの財政事情にあるのではないでしょうか?
予算が無いから、有能なエキストラを雇うことが出来ず、費用に見合った演奏しかできていないのではないかと思います。
ホルンも、打楽器奏者も沢山のエキストラを必要とする曲ですから、お金が無くて質のいい演奏家を集められなかったんだと思います。
しかし、同じように大規模な編成で演奏した、6番、7番、9番、は非常にレベルの高い演奏でした。
神奈川フィルもついにこのレベルまで来たか、と感心をしました。
ところが1年を経て、また元に戻ってしまっています。
元に戻ったといってもそれは全体の演奏レベルであって、個別の楽器を見れば高いレベルを維持しています。
特に弦楽器群は、石田さんに率いられて高い水準でした。
今日のタイタン、花の章付でした。
生で、花の章、を聴くのは初めてです。
この楽章、トランペットもホルンも出番が少ないので、気にすることなく楽しむことが出来ました。
神奈川フィルのレベルが低下したのか、安い予算で碌なエキストラが雇えないのか、来月はっきりすると思います。
プログラムは、オールベートーベンですから、エキストラの助けを借りることなくオケのメンバーだけで演奏できる曲ばかりですから、そこで今の実力を測ることができると思います。
今日が例外的に酷い演奏だったことを祈ります。
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そうなんですね。私は今日都響に行ってきました。管はまあ安定しててたかな。なかなかいいエキストラは大変かもですね。でもどこのオケも頑張ってほしいですね。
2012/2/18(土) 午後 11:03
yokoさん、はじめまして。都響、インバルのトレーニングで、今とってもいい状態だと思います。その上、都からの援助が削られたとは言え、神奈川フィルに比べれば遥かに裕福で、待遇も良いオケですから。神奈川フィルも、弦の主席クラスは素晴らしく、オケのレベルも金さんのトレーニングで飛躍的に高くなっているのですが、昨日はちょっといただけませんでした。次回のベートーベンでは頑張って欲しいです。また、遊びに来てください。お待ちしてます。
2012/2/19(日) 午前 0:40 [ szell ]