IRAU MEKA'A NGADAN (NAMING CEREMONY)
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先日、バリオ出身の仲良しのHちゃんのネーミングセレモニーに招待されました。 ネーミングセレモニーと言われても、「何それ?」ってかんじ、でも返事はもちろん「行くよ〜!」 ドレスコード(民族衣装orスマートカジュアル)もあり、会場もホテル。 一体どんな規模のどんな集まりなのか、何をするのかも良くわからずに、指定の時間にホテルへ…。 受付を済ませ、会場へ…。 うひゃ〜。ミリで今までに見たこともない素敵なテーブルセッティング。そしてすごく大規模…。 入り口には、村の有力者達が並んでいて、ゲストの一人一人と挨拶と握手をしてからテーブルに向かいます。 これがこの日のプログラム 主役のHちゃんファミリーと、Hちゃんのお兄さんのファミリーの入場はこんな風に…。まさに結婚式のよう…。 ライトアップされて、みんなの真ん中を入場します。 式の始まりはキリスト教のお祈りから。バリオのこの村の人たちはキリスト教徒なのです。 マレー語のキリスト教のお祈りを聞くのは初めてだけれど、その声の抑揚やトーンや数少ない私のマレー語の単語から、聖書のどの部分が読まれているのかが解ると言うのは本当に不思議な事。 この日振舞われたのは、今までミリで食した中で、最上級の中華料理。 Hちゃんの長男のPくん(6歳)による、バリオの伝統的な踊り。この踊りができるのは数少ない男性だけだそうです。最後には吹き矢の実演も…。 民族衣装をまとうと、いつもとは違ったホンモノのバリオ族に見えるから不思議…。 バリオの村は、インドネシアとの国境に近いサラワク州の北部のジャングルの山の上に位置します。 バリオに住む人たちは、高山地に住むOrang Ulu ウル族のなかに属し、その中でもバリオに住む民族はKelabit(クラビ)とよばれています。 人口は5000人という、原住民族の中で最も少ないクラビ。 農業を主とし、バリオで生産されるバリオライスは、非常に高値で取引されています。ミリではニセバリオライスが出回るくらい…。 その他にはバリオソルトとよばれる塩もとても高価なものです。 そしてバリオパイナップルは本当に甘くておいしい! 狩猟ではいのししなどを捕まえて食べる習慣もあるようです。 身体能力が高いのは、ハイランダーと言われている高山地出身の民族に共通する事ですが、私が知る限り、高等教育を受けた人の割合が非常に高いのもこの民族の特徴ではないかと思います。 このネーミングセレモニーの意味を、会場のクラビ以外の人たちに説明してくれたのは、先日私のおなかを手術してくれたDR.M。 あなたもクラビだったのね…。 小さいミリなので…とはいえ、非常に狭い世の中です。 私の聞き取れた内容は次の通り。 バリオの村では名前を変える儀式と言うのはずっと行われきたようです。起源はわからないけれど、名前を変えると言うのは、この民族ではとても大切でおめでたい儀式なのです。 なぜ名前を変えるのか、いつ名前を変えるのかについて…。 生まれたときに与えられる名前、それは自分が子どもとして親に養われ、いつくしまれるという役割の時の名前。 そして自分が親となった時に名前を変える。といっても、マレーシアの法律ではパスポート名が変わることは無く、今の社会生活の中でも急に呼び名を変えることもありませんが、親兄弟、親戚の間では、今日から新しい名前を使います。 今日2組の改名されるカップルは、今日、この親としての名前を命名されます。親として、子どもを養育する事が、この人たちの使命となります。 そして次に名前を変えるとき…。それは、孫を持ったときです。 クラビ族では、お年寄りがとても大切にされています。 兄弟がたくさんいて(6〜10人くらいいる人は普通)、自分の家族や故郷、自分達の文化を大切にしているクラビの人たち。 5000人の民族の約1割弱に当たる人たちが、わざわざミリに、この2家族のために集まって、宴をともにし、若い家族の幸せを祈ると言うのは、なんとも素敵な式典だなぁと思いました。 子育ての厳しさをと楽しさを知っているからこそ、こんな式があるのかもしれませんね。 テーブルに挨拶に回ってきた、Hちゃん&ご主人&1歳ちょっとの3男くん。 Hちゃん&Dさん、改名おめでとう!
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このような伝統があるんだね〜
知りませんでした〜
勉強になります^^
いつも貴重な情報をありがとうございます^^
素敵ですね^^
おめでとうございます^^
ぽちっと!
2009/12/20(日) 午後 4:52 [ 星兎心 ]
素晴らしい伝統の儀式に参加されて、凄いですね〜。
記事を読んでジーンと来てしまいました。
(ポチッっとさせていただきます)
2009/12/20(日) 午後 5:09 [ 勝どき ]
勝どきさんと同じ感想を持ちました。
名前は誰か決めてくれる人がいるの?聖書の中から選ぶの?
名前が変わるって、ある意味 気持ちが引き締まっていいかも!新しい家族とともに新しい名前になって生きる・・・私もそうしたいわ。
2009/12/20(日) 午後 5:17
こんな儀式があるんですね。
その現場に立たれたなんて・・・いい経験をなさったと思います。
親としての責任を全うするために名前を変える・・意識も変わるんでしょうね。
2009/12/20(日) 午後 5:26
ほんと、世界は広いな・・・と思いますね。こんな儀式があるとか、まだまだ知らない世界がいっぱいあるんですもんね。
貴重な経験をされましたね。家族、親戚が集まり祝う。いいなあ。
2009/12/21(月) 午前 4:52
私はチャイニーズとしか関わりがないけど、サバではこういうの聞いたことなかったです。
でもよほど重要なことなんだろうなというのは、パーティーの規模とドレスコードを見てもよくわかりますね。
バリオライス、最近こちらでも売ってるのよく見かけるようになりました。でも希少価値の高い米のはずだし、きっと偽物だと思います。
2009/12/21(月) 午前 10:27
素晴らしい伝統文化が引き継がれていたのですね。
初めて知る儀式ですが、いろいろな経験ができる
doramiさんは幸せです〜。改名された家族に乾杯〜!!
★★★で〜す。
2009/12/21(月) 午前 11:52
素晴らしい異文化体験ですね〜!こういう儀式の事を初めて聞きました。ドラミさんの記事は文化人類学のレポートのようですよ。大ポチ!
2009/12/21(月) 午後 11:21
お久しぶりで〜す♪
ほんと素敵な式典ね。
日本人にもみならってもらいたいなあ。
2009/12/22(火) 午後 1:42
すごい〜!!
素敵な、そしてすばらしいセレモニーですね^^
地球のどこかには、(って大げさかも知れませんが・・)まだまだ知らない地域、民族、文化がいっぱいあるんだなあ・・としみじみ。
古きを大事にするって、伝統を大事にするって、大事なんだなあ・・と思いました^^
素敵!
ところで、DORAMIさんの体調はいかがですか???
2009/12/22(火) 午後 3:14
日本とは違う文化や歴史に触れられる機会というのはそうそうない体験ですよね。
バリオライス、この間見つけました。5合ぐらい入ってRM20ぐらいだったけど、あれって本物だったのかなぁ??
2009/12/23(水) 午後 6:09
己の生い立ちを大切にする、素晴らしいことですよね。
今の日本に欠けていることで「自分は何処から来て何処得行くのか」
羨ましい方々です。
私も少しは見習うよう努力します。
2009/12/24(木) 午後 0:09
星兎心さん、ボルネオ島にはたくさんの原住民族がいて、たくさんの文化があるようです。みんな国籍はマレーシア人なんだけれど、私は何族…とかって名乗りあうんですよ!おもしろいですよね〜。
2009/12/29(火) 午前 0:46
勝どき庵さん、ありがとうございます。原住民族はマレーシア国ができるずっと前から存在し、それぞれ文化を持っているのです。こちらは経済的には発展途上国ですが、だからこそ?継承されている文化があるような気もします。
2009/12/29(火) 午前 0:47
miekoさん、名前はどうやって決めるのかは聞くのを忘れました。今度聞いたらお伝えしますね。名前が変わるというのは本当に大きな変化ですよね。日本では、結婚しても名前が変わるのは女性だけだけれど、こうして家族みんな名前が変わるとすれば、家族としての意識もかわるのかもしれませんよね〜。
2009/12/29(火) 午前 0:50
おばねえさま、本当に豪華で素敵な儀式でした。こんなに多く人の前で、親となった自分達を祝福してもらうというなんとも素敵な儀式でした。なんといっても男性の意識は日本の男性以上にかわるとおもいます。
2009/12/29(火) 午前 0:52
yukipeeさん、本当に素敵な儀式でした。家族、親戚、村の知人、そして本人の友人達が集まり祝福しました。結婚式よりももっと和やかな感じでした。こんな豪華なパーティも全部本人達のご招待ということで、招待された友人と私はささやかなプレゼントを贈っただけなのです。
2009/12/29(火) 午前 0:54
rimusaさん、招待客は400人くらいだったと思います。バリオライスは私もうわさを聞いてかって食べていたのですが、このHちゃんからもらったバリオライスを食べてみて、今まで食べていたものがニセモノだと知りました。バリオライスは粒がとても小さくて、炊き上がりはふわふわな感じです。
2009/12/29(火) 午前 0:57
lachenbearさん、こんな儀式に招待してもらえて、本当にうれしかったです。マレーシアは多民族国家。特に東マレーシアのボルネオ島部は、たくさんの原住民族がいるので、民族によって風習もさまざま。私の友人もたくさんの民族がいて、それぞれの祭りごとにさそってもらっています。
2009/12/29(火) 午前 1:01
うささん、国の歴史は50年余のマレーシアですが、民族の歴史はそれよりずっと古いのですね。この民族を研究している研究者もいるみたいですよ。
2009/12/29(火) 午前 1:03
いちごちゃん、おひさしぶり〜♪ごぶさたしててごめんね。
この民族、とってもあったかいのです。みんな喜怒哀楽があって、でも明るくて、とても優しい…。私も次に生まれるときにはこの村の子になりたいなって思うくらいよ…。
2009/12/29(火) 午前 1:06
NAOちゃん、本当にこんな儀式が続いているって不思議なくらい…。だって、この子達って、先進国で高等教育を受けているのよ。西洋文化に浸りきって、田舎の事を忘れようとする人だって多そうなんだけど、そうじゃないのよ!それほど素敵な故郷なのね〜♪
私はすっかりもとどおり!元気になりましたよ〜!
2009/12/29(火) 午前 1:09
ちゅんくるちゃん、ミリならではの異文化体験のチャンスでした。バリオライスはいろいろ売られているけど、とても粒が小さくて、炊きあがりがりがふわふわでちょっと粘り気があるっていうのが特徴です。ホンモノはバリオの人に分けてもらうのが一番かも…。大体10RM/KGです。
2009/12/29(火) 午前 1:12
TAXIさん、ミリは多数の原住民族がいるので、それなりの文化を大切にしている人たちが多いです。みんなお祭り好き。一年中何らかのお祭りに呼ばれているような気がします。楽しくていいですけど…。
2009/12/29(火) 午前 1:16