新国立劇場バレエ「白鳥の湖」
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新国の白鳥・・・GWに、すごーーく久しぶりに観ました。 前に観た時はまだセルゲーエフ版だったかもしれない・・。 2006年の牧先生改訂版、幾つかある新国の牧先生作品の中で一番好きかな。 と思いました。 そういえば新国立といえば、寺島まゆみさんの退団、寂しい〜。;; いや、おめでたいのはおめでとうですが!^^ 妖精の様な可憐な舞がステキでした。 ソリストキャストに名前があると嬉しかった・・・お楽しみが1つ減っちゃった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新国立劇場バレエ「白鳥の湖」全4幕 2012年5月 オペラパレス 振付:プティパ/イワーノフ/牧阿佐美(2006) デザイン:ピーター・カザレット オデット/オディール:小野絢子 ジークフリート王子 :福岡雄大 ロートバルト :厚地康雄 王妃 :西川貴子 道化 :福田圭吾 家庭教師 :石井四郎 パ・ド・トロワ :さいとう美帆 長田佳世 奥村康祐 スペイン :湯川麻美子 楠元郁子 マイレン・トレウバエフ 江本拓 ナポリ :大和雅美 井倉真未 八幡顕光 ルースカヤ :米沢唯 ハンガリー :長田佳世 古川和則 小さい4羽 :さいとう 長田 寺田 細田 大きい4羽 :本島 厚木 堀口 丸尾 2羽の白鳥 :厚木三杏 堀口純 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 作品はオーソドックな4幕もので、目立って派手な事や変わった事はなく、 (つまりあまりツッコミどころはない・・・。って。笑)^^; 美術・衣装は、品良く気持ちよいキレイ系、 独自の振付部分も気が利いていて楽しい。 全体的に至極納得できる良い作品。 逆に改訂ならもうちょっと改訂してくれてもいいぐらい。? 初めての「白鳥の湖」にもオススメできる。^^ <1幕> 姫が人間だった頃のプロローグ付きはブルメイステル風な気もするし、 よくあるパターンになっている気もするし。? 1幕コールド群には、普通〜にソリスト陣がばしばし入っている。 もうコールドに入らなくても・・と思う人達まで。まあ楽しめるけど。^^; お衣装、良かったです。 貴族のワルツ組は淡いブルーグリーン、 平民らしい乾杯組は濃いめのグラスグリーン、 レースたっぷりの使い方が可愛い。 振付けも可愛くて楽しい。 トロワ女性もレースをふんだんに使って華やか。 安っぽいレースじゃなくて何より。^^ 女性の髪飾りがみーんな花輪だったので、それはちょっと変化がほしかった。 長田さん、さいとうさん、文句なしのステキな舞。♪ 奥村くんはきっちりしっかり優等生のダンス。 柔らかい物腰がプラスされればもっといいかも。 道化の衣装も穏やかなツートンカラーで、場面から浮き過ぎず良い感じ。 福田くんは大技をきっちりこなせる人で頼もしい。 石井さんの家庭教師はちょっとオトコマエ。 1幕〜2幕は休憩なしで進み、王子の長大ソロが入るパターン。 このソロは、堪える割合が多く、勢いあるダンスが得意な若いダンサーには試練。 マリインスキーではレオくんもシクくんも苦労していたなぁ・・・ 福岡くんも止まるところをしっかりぴったり止まれるかっ、と、つい力が入り、 疲れるソロ。^^; <2幕> 華麗な羽が美しいロット様のお洒落風な髭がセクシー!^^ 長身スレンダーな厚地くん、見た目もカッコイイ。 絢子ちゃんの白鳥!待ってました〜。^^ いかにも可愛らしい小鳩ちゃんではなく、しっとりほっそりエレガントで 憂いある四肢の表情がステキ。もう〜ロマンチック。 高橋真琴先生が描くバレリーナみたい・・・うっとり。 福岡くんのサポートもグッジョブ。 絢子ちゃんの美しいポージングを揺るぎなく支えてくれて満足。 初役とは思えないグランアダージオでした。 コールドもさすが日本人と思うピッタリな揃い方でとても美しかった。 ただ1人、1度ムーヴ→ポーズで止まった時に、ん?? 逆足でポーズしている人がいて、それは目立ってしまったかもーー。^^;;; 観客が主役に集中していれば両脇は目立たないのかしら・・・ソワソワ。 次のムーヴですぐ直ってホ。 そういう時の心境ってやはりバクバクかしら?ドンマイ。^^;;; 大きい4羽は迫力あるメンバーだった。 古典的な四角フォーメーションは視点が合わせずらいのが勿体ない。 ここの振付は満遍なく見易い様に改訂してくれてもいいな・・と思うメンバー。^^ ー休憩は1回だけー <3幕> オーソドックスで落ち着いた美術は品が良く、華麗な衣装がよく映える。 道化師が舞踏会用に美しく正装する気の利き方がいい。^^ 爽快なテクニックもブラボ〜。 花嫁候補たちの白いドレスは、白で統一された各々の装飾が繊細で美しい〜。 全部まっ白だけで6人6様で、全てクオリティを揃えるって高ポイント。 こんな美しい姫達に少しは愛想を振りまけば、と思いたくなる冷たい王子。^^; ロット様の衣装も大変ゴージャス、お髭も更にステキに映える。 のに、3幕にロット様中心シーンがないのね・・ここ改訂すべきでは。^^ 勿体ない・・ スペイン4人、かっこ良かった〜。♪ 艶やかなワインとバラ色の衣装、 華麗な湯川さん、コケティッシュな楠元さん、濃ゆ〜〜い男子2人のギラギラ、 最高です。V ナポリは爽やか〜な可愛いブルー、可愛い〜振りで楽しい。 八幡くんの道化も見たかったけど、可愛いダンスも新鮮でした。 ルースカヤが、全編ソロ!という潔さ(?)、これが一番びっくりしたかも。 前半ソロで後半はアンサンブルと、という様な構成が、 全幕では多いかな〜と思うので。 全部ソロとなると、準プリマの存在感ある役になる。 バラ色の重めのロングドレスを大きく翻す躍動感ある踊り、 唯ちゃん、お人形みたいでキュート! 他日の湯川さんや本島さんはまた雰囲気が違いそう。観たくなって困る。^^ ハンガリアン(チャル)、長田さん・古川くんのじっとりねっとり具合最高〜。^^ コールドもまとまり感のある振りで気持ち良く楽しめる。 マズルカの男女4組も長身美形揃いで良かったです。 黒鳥のグラン、 絢子ちゃんのオディールなんて想像できない〜と思っていましたが、 華麗な表情も華麗な指先もエレガント! 思いっきり強くかっこ良く妖艶という感じではなく、 華麗な中に絢子ちゃんの品の良い可憐さがプラスされる。 かと言って小悪魔的なコケティッシュとも違う、ロマンティックさはキープ。 なんとも魅力的なオディール。 小さなツブツブが沢山散りばめられたチュチュの上品さもピッタリ。 福岡くんのサポートも良く、素晴らしいアダージオ。 ヴァリエーションの難しいアンドゥダンも、正確なボディコントロールで キラリっと決めてみせる。言うことなし。^^ コーダのフェッテは前半1−1−2、後半シングル、 前半ちょっとバランスがヒヤっとする瞬間もあり、フィニッシュも堪えた感じ。 全て完璧じゃないこともある、と判って逆にホっとした。^^; 王子のヴァリも良かったです。 福岡くん、やはり堪える踊りより解放される踊りの方がイキイキ。 見た目重そう?だけど、ジャンプは高く爽やか。 ジャンプもトゥールも着地も正確で、大技もしっかり決めてくれる。 <4幕> 3幕〜4幕は休憩なしで進み、間奏で王子がカーテン前を彷徨う小芝居あり。 これはなくてもいい様な。^^; 白鳥のフォーメーションがスッキリ美しく、黒鳥グループも映える。 2羽の白鳥の強力な存在感、 厚地ロットバルトのシャープな踊り・・・見どころが多い。 悪魔の強大な力に翻弄されながらも、 「負けないっ」という意思をはっきり示す2人の愛の力で立ち向かい、 オデットもリフトで共に戦う、判り易い愛と悪のバトル。 ドラマチックな音楽と共に場面を支える白鳥コールドも大いに盛り上げる。 魔力の弱ったロット様はセリ下がりでステージアウト。おお〜珍しい。 情けなく逃げるよりいいですね。 白鳥4幕は、悲劇かハッピーエンドか結末までが様々で、 どうやって終わらせるのかな〜?というのが興味どころ。 この作品は明確な構成で誰にでも判り易くて良い展開だと思いました。 悲劇がいい場合もありますが、このハッピーエンドはすんなり納得。 オデット/オディールが初役とは思えない絢子ちゃんは、
当然盛大な拍手に包まれました。 良い鑑賞だった。♪ |

