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今日の朝日新聞の別刷りの「愛の旅人」(このタイトルはどうにかならんのか…)は、
ミヤコ蝶々と南都雄二の話だった。
蝶々さんが言う。「愛や恋と違う。男と女じゃなく、人と人やった」。
彼女は素人だった南都氏を漫才の相方として育てた。
傍から見れば「校長先生と生徒」だったんだという。そりゃ、息が詰まるだろう、と。
おそらく蝶々さんの愛情というのは徹底的な教育と支配だったんだろうと思う。
でもそれが生きるすべてになってしまっているから、南都氏も逃れ難い。
つらいけど離れられない、という関係性。
大阪の人がよく言うところの「なんの因果か」というやつだろう。
いいとか悪いとかを超越してしまっている縁。
これはケータイの中身を見るとか見ないとかいう青い話じゃない。
ただそういう人に出会ってしまうことって幸せなのか、不幸せなのか。
それは本人にしかわからないし、
たぶん選択肢は本人にちゃんとあるのだ。「一緒にいるか、離れるか」。
小説や文章を書く題材としては格好だけれど。
磁石みたいな縁をもつ人。
この感覚がわかる人とわからない人がいるのは間違いない。
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