徒然フットボール <ブラジルワールドカップチケットGETの道>

ユーロ2012年欧州選手権(UEFA EURO 2012)、2014年W杯ブラジル大会(WORLDCUP2014)めざして

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2012年2月6日

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<展望> U-22シリア代表 2-1 U-22日本代表 (ロンドン五輪アジア最終予選)

      
   
    
どちらが勝つにせよ、ここを読んでいる方は、特に驚くこともなく、<選評>に書いた二つのポイントを下敷きに、なぞる様に見れた試合であっただろう。個人的には、想定を外れた展開を期待してはいたが、前半はほとんど試合になっておらず、日本は(チームになりきれなかったのと同時に)ゲーム自体を作ることが出来なかった。むしろあの出来で、先に失点し、苦しい展開で追いついただけでも運があった。もちろん、運任せで引き分けに持ち込んで結果オーライの試合だったが、最後の最後で引き離されたあたりは、甘くは無いというところ。加えて、ラストシーンは、技術云々ではなく、自覚や認識、経験といった人間的な部分の問題である。シリアの2得点は別に日本が崩されてのものではない。

スタメンだが、日本は、山口、扇原ではなく、山村を先発に置き、永井、山崎を頭から使ってきた。点を取りに行って、先制する強い意志は感じられたが、いかんせん、先に失点してしまうと後手を踏むリスクはある。案の定、後手を踏んでしまい、おまけに永井とともに攻撃の飛車角だった山崎がアウトし、ベンチに遊撃手が居ない状態。後半はそこそこチャンスは作れていた。ただ、数多ほどではない決めるべきところで、決め切れなかった。

かたや、シリアだが、俯瞰する攻めの姿勢は霞ヶ丘国立競技場と変わらなかった。両サイドを大きく張り出した4トップ気味の戦いは、日本を嘗めてるわけでもなく、彼らのスタイルである。フットボールが上手い、強いというよりは、ストロングスタイルでタフな試合を得意とするだけに、どちらかというと、環境、展開は、彼らの試合だったといえよう。それでも日本は引き分けられた試合だったともいえるから、もったいない。ただ、最後は、(山田がマークに張り付いていた&パスコースを消していた)山口が寄せきれずにそのまま打たれた。国内のJリーグなら滅多に入らない位置でも、国際舞台だと違う。五輪本大会であれば、あのぐらいのシュートは普通に飛んでくる。

試合後のインタビューで権田本人も認めていたが、二失点は(彼にとって)ミスの範疇に入るだろう。ただ、あのくらいのミスを帳消しにするだけの雰囲気は、(世代問わず)日本にはある。あのミスでどうこうというなら、他にも槍玉はいくらでもある。結局は、チームになっているかどうかで、最後の部分で全員の意思統一(勝ちに行くのか守りきるのか)もボヤけていた。日本が、後半40分を過ぎても、なんとなく時間を過ごしていたのは、終了間際のシリアの露骨な時間稼ぎを見れば明快である。前述してるように、戦う人間としての意識と自覚の部分であろう。そういう意味では、国際経験値が足りなすぎる。

個別では、山田が(並に)守備に貢献してたのはわかるが、彼の持ち前は、そこが真価ではない。逆に、山田がフル出場しなければならない部分で苦しい台所事情かもしれない。永井は、あのデコボコのチームでよくやっているなという印象。フル代表に上げれば、原口以上に使えるでしょう。比嘉、酒井は不発ではないが、爆発はしていない。あと、指揮官の関塚さんだが、今、ここで変える変えないは、日本サッカー協会が決めること。ただ、呼びたい選手を呼べない中、纏まった時間もそうそうなく、妥協妥協の中でやりくりしている分、現場サイドとして思うところはあるであろう。ただ、それを言ってもしょうがないので、ここは代表監督としての逆境を跳ね返すかを見てみたいところ。U-20が国際大会から離れているからではないが、もはや、是が非でも、何が何でも五輪には出場しなければならない理由は無い。あくまで、昔からあるキャッチフレーズのなにがしらの経由地でしかない。

さて、残り二戦にフォーカスすると、日本の自力突破がなくなったわけではなく、残り二戦でいかにゴールを取るかである。点取り合戦だ。こうなると、バーレーン、マレーシアの戦いぶりも関係してくる。3/14の最終節を含め、2/22の試合が事実上の消化試合でなくなったのは、個人的には歓迎である。マレーシアのアウェイは、バーレーン、シリアと違い、大きなスタジアムでの大観衆で行われる。そういった環境で、勝ち、なおかつ、大量得点を取れるかどうかである。もちろん、3/14の味スタのキックオフを遅らせる、順延するなど出来ない限り、後試合のシリア有利であるのは言うまでも無いが。


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