2022年W杯カタール大会の(現地観戦を含めた)あれこれ
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金で買ったワールドカップと言われても、おかしくはない。2016年の五輪招致で、カタールは、最終に残らず、あえなく落選している。相変わらず、UKのFIFA批判はヒステリックであるが、今、ああだこうだ言っても、FIFAが厚顔無恥の金満体質である以上、意味をなさない。よって、実際、(現地観戦を含めた)カタールのあれこれを考えてみたい。その方が、現実的である。 カタールは、世界3位という天然ガスの埋蔵量で、カタール人は、努力せずとも、生まれた時から、すべて金持ち。当然、税金などない。国は、主要ポスト(首長)を輩出してきたアルサーニーの一族が全権を握っている。さらに、カタール人は、他人から命令されるのを嫌い、その時々の気分や思いつきで物事が進められる。そんなカタールの人口分布は、移民労働者も多く、パキスタン人、インド人はじめ、フィリピン人、イラン人も多い。また、スーダン人やソマリア人も少なくない。 もともと、カタールは、大ドーハ構想圏という開発計画の元、(冒頭でも触れた)2016年五輪招致にも、力を入れていた。五輪のために、ホテル、地下鉄の建設などインフラ拡充は予定されており、それが五輪落選で頓挫せず、W杯開催で生き返ったというところ。当面の立ち位置としては、UAEに経済のドバイ、文化のアブダビの地位を確立され、ドーハはスポーツ&教育という地位で足固めを狙う。サッカーも、国内にカタール・スターズリーグがあるが、過去、エメルソン、アラウージョ、マグノ・アウベス、ダビなどがJリーグから移籍してきたこともあり、選手獲得に提示額は惜しまない。(実際にJクラブや選手に支払いがなされてるかは定かではない) カタール視点で、今後に着目すると、以下。 【今後、10年間でのカタールの注目点】 ・カタールの代表監督は?大物?国内? ・アジアカップ最高位ベスト8を破れるか。 ・W杯本大会で、カタールのグループリーグ突破は? ・イスラエルが出場した場合の現実対応?(表向きは既に了承済) ・2019年のアジアカップにカタールが立候補するか。(開催ノウハウ蓄積の為) ・2021年のコンフェデレーションズカップにアジアから二カ国(カタール・アジアカップ優勝国) ・2020年、2024年五輪への立候補は? ・カタール代表の変貌(移民と称して帰化大量導入、カタールのアンダー世代) ・2014年、2018年W杯本大会出場できるかどうか。(過去、ホスト国での初出場は皆無) ・FIFAの帰化規約の規制緩和はあるのか。 ・UAEやバーレーンとの共催になるかどうか。 【大会のネガティブ材料】 ・一般的なチケット販売概念のない国だけに、そのあたりのギャップ、影響は?(FIFA任せに) ・屋根の下のピッチは、全会場、100%大丈夫か。照明が基準以下。 ・開催返上なるかどうか。 ・2022年1月開催になるかどうか。 ・地政学リスク ・W杯アジア枠がどうなるのか 箱であるスタジアムの建設も、これからである。アジア大会の最新式スタジアムあるカリファスタジアムはじめ、2008年にW杯アジア最終予選で日本が試合をしたアルサード・スタジアムと、スポーツインフラは進んでいる。ちなみに、ドーハの悲劇は、旧式のアル・アハリ・スタジアムである。 すでに、カタールが投資計画に失敗した場合を想定し、FIFAは、1月の冬開催もちらつかせてきた。何も無ければ、この先10年、カタールは、日本の1993年から2002年までの右肩上がりのような上昇カーブを描く可能性はある。スポーツにおいて、金で優勝を買ったり、強くなるのは事実で、否定できない。リーグに外国人を導入する以上に、育成に資本投下すれば、伸びるのではないだろうか。今後のカタールからは目が離せない。目先、年明けのアジアカップは特に注目だ。 さて、現地観戦をするケースを考えてみよう。まず、2019年ラグビーW杯日本開催と同じで、2022年W杯カタール大会は、11年〜12年と先過ぎて、実感できない。今より11歳〜12歳、確実に年齢がプラスされ、自分がどうなっているのかわからない。たとえば、現在、20歳の人は、30歳を超えている。だが、過去、ワールドカップを現地観戦していたり、そこそこ海外観戦のある方の中には、とりあえず、頭の片隅には、予定として入れておく人も、居るであろう。後藤健夫さんのように、どこかの大会から連続して現地観戦している人は、連続観戦記録もかかっていることであろう。とりあえず、2022年頃には、「地球の歩き方」でカタールが独立していて欲しいものだ。 2022年W杯カタール大会でのチケットだが、箱に大小ばらつきがあるため、FIFAが好カードを大箱に仕込むかがポイントになる。おそらく、放映時間の都合か、テロ理由で変更させるはずだ。また、カタールにチケットを買って試合を見るというには慣習はない(一応、タテマエではあるものの、機能していない。おまけに指定席の概念もない)。おそらく、カタールサッカー協会や政府が国内向け販売枠をすべて買い取るなどして、国内在住者(特に外国人労働者)に無料券としてばら撒くであろう。カテ4を増やした南アフリカとやり方は違うが、本質的には同じ。見映え作りと閑古鳥抑制の為である。特に、ドーハ以外の会場ではその傾向になるであろう。 尚、海外販売分については、カタールが欧州から時差も少なく行きやすい国でもあるため、それなりに訴求力はある。おそらく、チケット熱は、ドイツ大会と同じ状況になるが、完全なチケット不足になるかは、宿泊のベット数の需給が決めるといっていい。また、カタールは、スイス、アイスランドに並ぶ世界三大物価の高い国のため、滞在コストは、高い。そのあたりで、客足が伸びるかどうかであろう。客足が伸びなければ、前述したように、南アフリカ同様、無料チケットの登場となるだけだ。また、2010年から2022年の間の4大会は、G7先進国での開催でない為、ワールドカップのチケットが入手難になる方程式は、かならずしも当てはまるとは限らない。むしろ、チケ余りに傾斜していくのではないだろうか。その反面、エア、宿泊などの手配が面倒に。 現地観戦する方は、まず、宿泊ベッドを押さえなければならない。カタールの宿が満杯の場合、逃げる宿泊都市としては、バーレーンのマナマ、UAEのアブダビ、ドバイになる。もちろん、カタールのドーハもホテルラッシュになるが、それでも足りないであろう。おまけに高い。そして、一般のホテルは、FIFAに押さえられる為、ボッタクリ価格になることは必須。 エアについては、中東への足は、豊富だ。カタール航空のみならず、UAE系列(エティハド、エミレーツ)もあり、直行便があること自体、恵まれているといえよう。また、東南アジア系列の経由だと、安く上がるかもしれない。入国に際しては、航空会社や日を選ぶなりすれば、選択肢がゼロになることはないであろう。UAE、バーレーンからの入国も可能である。 一般入国不可のサウジアラビアほど厳しくはない。英語は通じる。通貨は、カタール・リヤドのほか、UAEのディルハムが使える。ホテル、外国人の集まるクラブでの飲酒はOKだが、それ以外は厳しいのが通常だ。これがどこまで緩和されるか。もちろん、スタジアムのセキュリティエリア内であれば、欧州と変わらぬ状況にはなるが。 現行、2週間とされる入国の滞在ビザは、緩和され,観戦チケットが電車の切符になるのはセオリー。試合会場が近いため、移動には時間はかからないのが最大のメリット。試合会場が近い為、EURO2000やEURO2004以上にコンパクトになる。よって、アトラクションを選ぶような感覚でスタジアムへ行き、ディズニーランドのような大会になるであろう。だが、地理上、カタールは行きやすい為、南アフリカ大会以上の集客となり、最低でも100万人は来るであろう。ゆえに、前述してる通り、深刻な宿不足が懸念される。 すでに、カタールは、2006年にアジア大会を五輪並みの環境で成功させたが、すぐ、2011年アジアカップが、やってくる。われわれとしてもただのアジアカップとして見るのではなく、カタールでW杯が行われるという視点で見ると、また、違ってくるだろう。特に、アジアカップを現地観戦される方は、都市間の移動距離の感覚、食事、トイレや水、服装や慣習、試合のない時間の日中の過ごし方、開催国の盛り上がりや空気、貧相なナイトライフを肌で実感するなど、最低限のラインを経験するには、そこそこ良い機会にはなるであろう。 中東懸念特有のテロについてだが、一応、日本の外務省のHPでは、「危険」の部類に入る国であるが、大会期間中は、おそらく、何事もないであろう。治安については、南アフリカほど警戒する必要は無い。普通に欧州へ行く感覚で問題はなさそうだ。テロの心配をするなら、スリの被害に遭わないようにする方が現実的である。 【ここの古参・常連さんでない、初回、通りすがりの方へ】 *記事は、素人の書いた個人的かつマイノリティなメモレベルです。(兼忘備録) *何もかも知りえて書いてるわけではなく、自分勝手な憶測、思い込みが入ってます。 *12/4時点の記事であり、最新情報と違う場合がございます。勘違い、無知なケースも多々あり。 *時間の都合上、未校正でUPしており、誤字脱字が多々ございます。 *遠い過去記事まで読んだものと前提して、内容を端折っている部分がございます。 *プロファイルの当たりはずれを狙う予想ブログではございません。 *先週の記事から続きのニュアンスで書いてます。 |
