国のない男 カート・ヴォネガット
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カート・ヴォネガットは自分の住んでいる国、アメリカのことをこう表現する。
「傲慢で、にたにたして、あごを突き出し、無慈悲で、ぞっとするほど強力な武器を持った戦争マニアだ」
その一方で「この国が気に入らないならちっぽけな独裁主義の国に帰ればいいじゃないか」ともいう。
これこそ健全な愛国心だといえる。
将来に漠然とした不安を持つ、ジョーという若者が質問する。
「ぼくたち、大丈夫ですよね」
「若者よ、この地球へようこそ。夏は暑く、冬は寒い。地球は丸く、水も人間も豊富だ。ジョー、ここでの寿命はたかだか百年くらいじゃないか。私が知っている決まりはたったひとつだ。ジョー、人にやさしくしろ!」
こんな素敵な人生相談は、はじめて読んだ気がする。
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こんにちは。書店でこの表紙を見て購入して鞄に入れて大切に持ち帰りました。本当にいい顔だなあと・・・。
アメリカという国や冷たい世界に対する皮肉や批判がテーマなのに、読んでいると何故か暖かい気持ちになってくる。ヴォネガットの世界を見る優しさ暖かさがそのまま伝わってくるような・・・。
いい本ですよね。
2007/11/16(金) 午後 1:03 [ ふじのしん ]
ほんと、自分もこんなおじいさんになれたら、と思ってしまいます。このくらいの年齢の人が世の中のことを書いたりすると、すぐに最近の若いやつはおかしな奴が多いみたいな紋切り型の文章が多かったりするんですが、まったく逆。むしろ信用するなとか言ってる(笑)。かといって若いのに迎合するわけでもないところがイイんですよね。
2007/11/16(金) 午後 9:57 [ dvd*owa**ta ]